最近使った機会と言えばauのテレビコマーシャルを見ながら「レディーガガ」とボイス検索した事を思い出す Google Mobile App。
今日、会社の昼休みにTe-Tsuさんと雑談をしながら数独をプレイしていたら、Te-Tsuさんが「お、数独じゃん。ちょっと..」とGoogle Nexus Oneを取り出してピンと来たわけですが、Google Gogglesが数独を解いてくれる様になりました。
一体Googleはどこを目指しているのか一瞬分からなくなりますが、世の中でどのような数独が出回っているかを感じながら「Googleに解けない数独は無い!」と思っている様な、思っていない様な。そもそも数独は解ける様に作られているはずで、非常に難しいパズルでも解く為に最低限の数字が最初から表示されているはずです。人間がプレイするとどうしても解けず、いくつかの数字を仮定しながら試す場合もありますが、コンピュータであればそれを裏で計算して済ませる事も可能なはず。
とはいっても、iPhoneやAndroidデバイスで数独パズルの写真を撮り、それが目の前で一瞬にして解かれるのを目の当たりにすると「すげ〜」の一言につきます。
さて、試したときのスクリーンショットを保存したので、並べてみます。
まずはGoogle Mobile Appを起動して、Voice Searchの右横にある「Google Googles」のカメラボタンをタップします。するとカメラが起動するので、数独パズル全体が映る様に撮影。ウチの場合はiPad Appの「ナンプレブック for iPad」で試してみました。まだスタートしてない状態で少し邪魔があっても大丈夫でした。
Google Gogglesが数独である事を認識できれば2枚目の様に、認識結果に数独パズルが表示されます。そしてそれをタップするといつもの様にGoogleの検索結果が表示されるのですが、一番上に「Solve」というボタンが表示される様になっています。解決!って事で、タップしてみます。
すると画面表示が切り替わり、撮影したパズルが表示された上で徐々に開いているマスが青色テキストで埋まり始め….あっという間に終了。「Sudoku solved」と表示されて答えを知る事が出来ます。
では、ちょっとGoogleを困らせたいと思い、あえて間違えた状態で試してみました。上と同じパズルを用い、左中段ブロックの中央に縦で重複する「3」を入れてGoogle Gogglesに解かせてみる実験です。
撮影すると、数独パズルとして認識。その検索結果をよく見ると、元々あった3が無くなり書き加えた3のみになっています。撮影する度にどちらが残るか変化する事がありましたが、要するにGoogleは撮影されたパズルを先に検証して検索結果を表示している様なのです。そしてSolveをタップすると答えを教えてくれました。すなわち、Solving sudoku…と表示しながら数字が当てはめられるアニメーションはあくまでも飾りで、実際には検索結果が表示された時点でGoogleはその数独パズルを解いている様です。
そして、やたらに3を沢山書き加えた場合は数独としても認識されなくなりました。
iPhoneやAndroidが将棋や囲碁、オセロ必勝の次の一手を教えてくれる様になる日も近いかもしれませんね….。
参考リンク:
- Google Mobile App – iTunesで開く
- ナンプレブック for iPad – iTunesで開く