SoftBank: 海外パケットし放題

主要な携帯電話キャリアとしては初の試みではないでしょうか?2010年6月28日にソフトバンクから、海外パケットし放題が発表されており、2010年7月21日からサービス提供となっています。

まず料金体系。

動画等を除く、Webやメールなどの普通のパケット通信であれば一日当たり上限1,480円 (2011年7月1日以降は1980円/日)。

ただし、携帯電話とPCをUSBで接続してのデータ通信や、データ通信カードは対象になりませんので超高額請求になる可能性があります。

詳細はまだ分かっていませんが、動画等を利用すると上限は2980円/日になる様で、その詳細は後日お知らせがある様です。

さすがに国内の様に月額定額というサービス体系にはなりませんが、海外旅行中や仕事での渡航先で日を定めて思いっきり海外でも携帯パケット通信をするには最高のサービスですね。

世界対応ケータイのSoftBank 3G携帯とiPhone, iPad, Xシリーズのスマートフォンに対応していて、ベーシックパック&国内のパケットし放題サービスに加入している事が条件。
(2010年7月21日〜2010年11月30日までの期間は国内のパケット定額サービスに加入していなくても適用されるそうです)

価格に関してはある程度納得。次はサービス提供される国。

定額対象事業者もソフトバンクのホームページで公開されており、かなりの国が対象です。ラッキーな事に、ウチの好きなシンガポールも対象に入っているので、今度渡航するときに試してみようと思います。

重要な事が2つ。

1つ目は「必ず手動で接続する事業者を設定する」事。実際よくありますが、海外の国で複数の事業者が携帯電話のサービスを提供している場合、電波状況によって異なる事業者へ接続される事があります。

例えばシンガポールの場合。定額対象事業者は”SingTel”になっていますが、シンガポール国内には他に”m1″と”StartHub”が携帯電話サービスを提供しています。

携帯電話の設定を手動で “SingTel” に固定接続する様設定しないと、気がつかないうちに”m1″に接続されて定額対象にならず高額請求を受ける可能性があるので十分注意が必要です。

そして2つ目は「日本時間を基準に課金される」という事。日本との時差が少なければ少ない程分かりやすく、得な気がしますが、日本時間の00:00:00〜23:59:59を1日として1480円/日が課金されるという事です。

時差が12時間の国では午前中にパケットし放題を楽しんで、昼を食べながら午後もパケットし放題するか悩む事になりそうです。

参考: SoftBank 海外パケットし放題

いずれにしても、ソフトバンク、やってくれました。PCデータ通信は対象にならないとはいえ、iPhoneやiPadで海外でもガンガンインターネット接続出来るのはとても嬉しいですね。7/21以降に対象国に行く機会があれば是非試してみたいと思います。

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