Mac, iPad: いつからAirPortの新規セットアップがOSレベルに統合されたのでしょう…

今まで全く気が付いていなかったのですが、Mac OS XとiOSがセットアップされていない(工場出荷時設定)のAirPort (AirMac) を検出すると、設定するかどうか選ぶメニューが表示される事に一昨日初めて知りました。

iOSの場合は、設定アプリ上でWiFi設定画面を表示していると、存在するWiFiネットワークに並んで初期設定状態のAirPortが別のカテゴリとして表示されています。そのAirPortをタップすると、デバイスから設定状況を読み込んで設定画面に遷移する様なのですが、残念ながらウチが所有しているiEEE802.11n未対応の古いAirPort Expressの場合はそれを済ませる事が出来ませんでした。おそらく最新のiEEE802.11n対応AirMac Express with Air Tunes (MB321J/A)の場合はiPadから設定が出来たのでしょうね…。

 

そしてMac OS Xも同様で、メニューバーのWiFiアンテナをクリックすると現れるワイヤレスネットワークリストに初期設定状態のAirPort Expressが表示され、それをクリックするとAirPortユーティリティが起動して設定画面へ遷移します。しかし、iOSの場合同様、ウチの古いAirMac Expressの場合は最新のAirMacユーティリティ 6.0 では設定出来ず、一つ古い Version 5.6 をダウンロードする様に促されました。結果、AirMacユーティリティ 5.6を使って設定しました。

しかし、最新のAirPortデバイスであれば、MacがなくてもiOSからセットアップ出来る状況が準備されている様で、MacユーザーでなくてもAppleのワイヤレスデバイスを導入する敷居が低くなっていると感じました。そして、将来的にはMac OS XとiOSが統合されるのかもしれません。その為に徐々に双方のOSレベルでの機能が向上しているのではないかと感じました。

iPhone App, iPad App: FileBrowser – SMB/CIFS共有フォルダに直接アクセス

FileBrowserというアプリの話。450円 (2012年4月2日現在) と有料でちょっと躊躇う価格設定ですが、便利そうだったので購入してみました。

このAppを使うとネットワーク上でSMB (Server Message Block)もしくはCIFS (Common Internet File System)プロトコルで共有されているネットワークドライブ・フォルダにiPhoneやiPadから直接アクセスする事が出来ます。ユニバーサルアプリなので、一度購入すればiPhoneとiPadの両方で利用可能です。

SMBに対応しているのでWindowsの場合は単純にフォルダ共有でiOSデバイスからアクセスしたいフォルダを共有しておけば後はアプリ側の設定のみ。Linuxなどの場合はSambaを利用して同様の設定でホスト側の設定は完了です。

残念ながら、Mac OS X標準のAFSには対応していない為、Mac OS Xの共有フォルダをこのアプリからアクセする為には、ファイル共有のオプション画面でSMB共有を有効にしアクセスに利用するアカウントのパスワードを生成しておく必要があります。Mac OS Xへログインする時のユーザーアカウントパスワードとSMB用のパスワードは別々に管理される為注意が必要です。

ホスト側の準備が整ったら今度はiPhone/iPad App側。アプリを起動して新しいロケーションを「+」ボタンをタップして追加します。最低限必要な情報はアクセス先のホスト名もしくはIPアドレス。「//ホスト名」または「//IPアドレス」で指定します。アクセスの都度ユーザー名とパスワードを入力するのが面倒な場合は、「Show More Settings」をONにして予め設定しておきます。「Advanced Settings」については標準的なSMB/CIFS共有フォルダであれば特に変更の必要はなさそうです。

一旦設定が完了すれば左側に新しいマシンが追加されるので、それをタップして接続します。IPアドレスで指定していれば3Gネットワークからそのホストが存在するネットワークへVPN接続していても問題なく接続出来ます。

 

共有フォルダ内に存在するドキュメントを閲覧したり、PagesやNumbersといったアプリで開いて編集、ビデオであれば(DIVXもしくはXVID以外)タップする事でそのまま再生する事が出来ます。

いままで都度メールでiOSデバイスへ送信したり、Dropboxを使ったりしていたシーンにおいて、アクセス対象のファイルが保存されているフォルダさえ共有出来ればかなり便利に使えると感じました。

参考リンク: FileBrowser – iTunesで開く

 

iPad: PU Leather case for The New iPad & iPad 2

PUレザー素材のケースです。

シンプルな単色デザインのバージョンは全部で4色となっているのですが、その他のドット柄になっているものは沢山のカラーコンビネーションの種類があります。

ケースに入れたままで各ボタン、コネクタ、スイッチ類が使える様になっています。カメラも前面、背面ともに穴があいているのでケースに入れた状態で使用可能。ただし背面はケースに入っている位置によって少し干渉する可能性がありそうです。

iPad 2と2012年発売のThe New iPad(第三世代)に対応しており、液晶保護フィルムもついてきます。

元々の価格はデザインによっては5000円を越えているのですが、Amazon.co.jpでの2012年3月30日現在の販売価格は2000円程度。Apple純正の初代iPad用ケースのように、フリップタイプになっていて液晶画面側も保護出来るので、これ一つでiPad 2/The New iPad全体を保護出来そうです。

参考リンク:

iPad: iPad 2 と iPad (第3世代) 対応のディズニーフラップタイプレザーケース

ワンポイントですが外側にディズニーのデザインが入ったiPad 2 / iPad (第3世代) 用のケースです。フラップタイプのケースで液晶画面を保護する側の外側にミッキーマウスの横顔がデザインされています。

カラーはブラックとピンクの2種類。素材はソフトレザーで、ケースに入れたままでヘッドホンジャックやコネクタ、ボタン、スイッチ類アクセス出来る構造になっています。iPadを角度をつけて置く事ができる様になっています。

  

参考リンク: (Amazon.co.jp)

iPad: Targus Business Folio Case & Stand for iPad (第3世代 iPad, iPad 2対応)

先日Targus Vuscape Case & Stand for iPadというiPadケースを紹介しましたが、同じTargusの「Targus Business Folio Case & Stand for iPad」も紹介してみます。

   

見ての通りiPadの背面と前面の全体を保護する形状のケースになっています。ビジネス向けに便利な様、液晶画面側のフリップ内側にはカードやノートが収納出来るポケット備えられています。また、折り返し部分にスタイラスが収納出来る様になっています。

スタンドとしても使えるケースになっており、ワイヤレスのキーボードを使って長文を入力する際や動画再生、プレゼンテーションの際等にiPadを立てかけて置く事が出来ます。

価格は他のケースに比べると多少高めかもしれませんが、主にiPadを仕事で使っている場合等には良いかもしれませんね。ちなみにケースの外側は撥水加工がされており汚れにくい配慮がされているとの事です。

参考リンク: (Amazon.co.jp)

iPad: シンプルなTPU素材ケース for iPad 2 & iPad (第3世代)

2012年に発売されたiPad (第3世代)にも対応したTPU素材のケースです。

iPadの背面全体を保護する形状の為、Apple純正のSmartCoverとの併用は出来ませんが、とりあえずシンプルにiPadの背面を保護するには手軽で良さそうです。

ボタン、コネクタ、スイッチ類にはケースに入れたままでもアクセス出来る形状になっている様ですね。液晶保護フィルムは付属していないので液晶画面も保護したい場合には別途フィルムが必要です。

参考リンク:

New iPad対応 iPad2/iPad3(第3世代) シンプルTPUケース(クリアホワイト) – Amazon.co.jp

iPad 2 PRO GUARD AF HD Grade Anti-Fingerprint・防指紋-プロガード AF / PGAF-IPAD2R – Amazon.co.jp

iPhone App, iPad App: Juniper NetworkのVPNにiPhoneやiPadから接続 – Junos Pulse

ウチの会社はJuniper Network Inc.のVPNゲートウェイが設置されており、PCのInternet ExplorerからVPNゲートウェイのURLへアクセスする事でNetwork ConnectというクライアントがPCへインストールされてVPN接続を確立出来ます。このクライアントでPCがネットワークに接続されていれば、PC上のアプリケーションから会社のネットワーク資産を利用できてとても便利。

iPhoneやiPadから同じURLへアクセスする事で予めネットワーク管理者が設定したネットワーク上のファイルを表示したり出来るのですが、iOSデバイスのVPN機能で接続するのと異なる為Safari等でイントラネットのWebページ等を閲覧する事が出来ません。

で、見つけたのが「Junos Pulse」というApp。Juniper Network Inc.からリリースされており価格は無料です。このアプリでVPNを設定して接続すると、iPadやiPhoneデバイスをVPNへ接続。iOSデバイス上のアプリからVPN接続先の資産にアクセスする事が出来ます。

 

 

3枚目の画面、左上を見てもらうと分かる通り VPN のアイコンが表示されており、Safariやその他のアプリからVPN接続先のネットワークへアクセス出来る様になっています。

VPNデバイスによっては接続出来ない事や、証明書を用いた設定が必要な様です。

参考リンク: Junos Pulse – iTunesで開く