iPhone: パケットし放題のプラン変更が2010年12月21日から可能に。

2010年12月9日、ソフトバンクが「2010年11月11日以前にiPhoneを契約したお客様へ」のお知らせを掲載しています。

それによると、2010年11月11日以前にiPhoneを契約した方は、パケットし放題プランを「パケットし放題 for スマートフォン」へ変更できるとの事。

受付開始は2010年12月21日で、「ソフトバンクショップ」または「お客さまセンター」で申し込みが出来るそうです。

ちなみに、「パケットし放題 for スマートフォン」は、3Gパケット通信の使い放題プランの一つで、月々12,250パケットまでは1,029円で、その後は上限の5,985円まで従量制になるプランです。71,250パケットで上限の5,985円に達するので、それ以上のパケット数であればどれだけ使っても5,985円一定となります。

ウチはiPhone 4へ機種変更したときに「パケットし放題フラット」で契約したので、月々4,410円で3Gデータ通信使い放題(なぜか毎月の請求内訳を見ると4,200円/月なのですが…)。さらにかなり3Gデータ通信しまくっている(11月の利用パケット数は5,387,611 packets !!でした)ので、「パケットし放題 for スマートフォン」へ変更する理由は無いのですが、3Gデータ通信をしない方や、今のパケットし放題プランが5,985円/月以上の方は12月21日以降に変更すれば毎月の料金を安く抑える事が出来そうです。既にiPhone 3Gや3GSの頃のパケットし放題プラン料金を全く覚えていないのですが、より高いプラン契約の時期があったかもしれません。

ただし、月月割が適用されている場合、パケットし放題フラットから変更すると、月月割の割引額が減額になる場合がある様です。

iOS 4以降からは[設定]-[一般]-[ネットワーク]にある「モバイルデータ通信」を”オフ”にする事で、3Gデータ通信を禁止する事が出来ます。

参考リンク: 2010年11月11日以前にiPhoneをご契約のお客さまへ | SoftBank

SPEEDTEST.NET – iPhone 4, SoftBank 3G network, 5-Dec-2010 03:49 PM

Te-Tsuさんのマネをして、ウチもSPEEDTEST.NETで3Gネットワークでスピードテストしてみました。

Test Date: 12⽉ 5日, 2010 03:49 PM

Connection Type: Cell

Download: 1.30 Mbps

Upload: 0.24 Mbps

Ping: 523 ms

場所: 神奈川県藤沢市

珍しく快適にiPhoneが使えていると思ったら、今日はネットワークが早かったみたい。ネットワークが早いとバッテリーの減り方も少ない気がします。

iPad: SoftBankのiPad for everybodyキャンペーン

ソフトバンクが2010年11月26日、Apple 16GB iPadの端末実質負担額が0円になるiPad for everybodyキャンペーンを2010年12月3日から2011年2月28日まで提供する事を発表しています。

条件はiPad専用データ定額プラン4,410円/月で25ヶ月間契約する事。このキャペーンで契約すると毎月2430円の月月割が24回(24ヶ月間)適用される為、iPad 16GB 3G+WiFiの場合は機種代金が実質0円となります。

毎月発生する料金は次の通り:

  • iPad専用データ定額プラン: 4,410円/月
  • ウェブ基本使用料: 315円
  • 端末代金(分割支払いの場合): 16GB 2,430円、32GB 2,830円、64GB 3,220円

よって、端末代金を分割で支払った場合の実質的な料金は毎月

  • 16GB: 4,410円 + 315円 + 2,430円 – 2,430円 = 4,725円
  • 32GB: 4,410円 + 315円 + 2,830円 – 2,430円 = 5,125円
  • 64GB: 4,410円 + 315円 + 3,220円 – 2,430円 = 5,515円

となり、24ヶ月間契約を継続した場合の総額は

  • 16GB: 113,400円
  • 32GB: 123,000円
  • 64GB: 132,360円

です。なお、端末を分割ではなく一括で購入した場合であってもこのキャンペーンで契約すれば、月月割が適用されるので同じ金額となります。更新月以外の解約には9,975円の解除料が発生するのと、契約解除と同時に月月割の適用が終わるのはSoftBankの他の契約と全く同じため上述の計算通りにはなりません。

iPad 3Gモデルの購入を検討している方には嬉しいニュースですね。詳しくはソフトバンク iPad for everybody のページで。

iPhone: 時刻が突然ずれたという話を聞きました。

今日2010年11月10日に同じ職場の人から「iPhoneの時計が50分程度突然ずれた」という話を聞きました。話を聞いてすぐに自分のiPhone 4を見てみましたが、特に問題無し。果たしてどの時計が正しいか分かりませんが、ほぼ正確な時間を示していました。それにしても50分程度ずれるというのは、タイムゾーンの設定が誤っているとも思えず、結局原因分からずのままでした。

iPhoneには日時と時刻、時間帯(タイムゾーン)を自動的に設定する機能が搭載されています。この機能は、携帯キャリアがNITZ (Network Identity and Time Zone) をサポートしている場合のみ機能します。知っている限りでは日本でiPhoneを販売しているSoftBankはNITZに対応していないと思っていました。しかし、日中に話を聞いた職場の人はiPhoneの日付と時刻の自動設定がオンになっていたという事なので(といってもウチのiPhoneも自動設定がオンなのですが)、もしかしたら知らないうちにSoftBankがNITZに対応していて、そのために時刻がずれたのではないかと仮定して実験してみました。

その1: SoftBankのネットワークで試してみたいので、WiFiをオフにして3Gネットワーク接続にします。

その2: iPhoneの「設定」-「一般」-「日付と時刻」で、「自動設定」をオフに設定。

その3: 表示される「日付と時刻を設定」で、意図的に時刻を5分程度進めてみます。手動で時刻を変更すると一番上に表示されている時計の時刻も変化して、反映された事が確認できます。

その4: そして再度「自動設定」をオンに設定してみると即座に正しい時刻に修正されました。

ということで、ソフトバンクのネットワークでもNITZを用いた日付、時刻、タイムゾーンの自動設定が出来ている様です。となると、もしかするとSoftBankのシステムに一時的に何らかの障害があって時刻が大幅にずれてしまったのかもしれませんね。あくまでも想像なので全く異なる原因かも知れません。参考までに。

[2010年11月23日 訂正]

今日 ゆっけ さんからコメントを頂きました。やっぱりソフトバンクのネットワークではNITZをサポートしていないとの事です。さらに、全ての通信(3G、WiFi、GPS)をOFFにしても「自動設定」をONにした途端、時刻が修正される様です。iPhone内部に別の時計が入っているんでしょうか。ますます時刻が狂う原因がよく分からなくなってきました。

もし「自動設定」をオンにしていて頻繁に時刻がずれてしまうのであれば、一旦日付と時刻、時間帯の「自動設定」をオフにして様子を見てみるのも良いかもしれません。
ちなみに、MacやPCにiPhoneを接続し、iTunesと同期したタイミングでiPhoneの時刻がMac/PCの日時設定に調整される場合があるので、Mac/PCの時刻設定も正確にしておいた方が良さそうです。最近のOSはNTPで自動的に日時が設定される様になっているので大幅に誤っている事は少ないと思いますが。

ところで、iPhoneの時計(自動設定をオンにしている場合はすなわちSoftBankの時計)が正確かどうかを検証するには Emerald Time というアプリが便利です。

NTP (Network Time Protocol) を使い、iPhoneのタイムゾーン設定の正確な時刻を表示してくれます。もちろんネットワークに接続されている必要がありますが、100ミリ秒単位で表示してくれるので正確な時刻を知りたいときには使えそうです。

ただし、iOSはAppがシステムの時刻を変更する事を許可していない為、iPhoneの日時設定が自動的に修正されるものではありません。

参考リンク: Emerald Time – iTunesで開く – 無料, iPhone & iPad Universal App

softbank.ne.jpメールアドレスからgmailへのメール文字化け

ウチはiPhoneで主にGmailのメールアドレスを使って知人や家族とメールのやり取りをしているのですが、時々文字化けしてしまうメッセージがあって困ります。

文字化けするメッセージは@softbank.ne.jpのMMSとしてGmail宛に送信されてきたものでした。幸い、Gmail以外のアドレスも所有しているので、その知人とのメールのやり取りは、別のアドレスでやり取りをして文字化けを回避しているのですが、Gmailしか利用していない場合には不便です。

どうしてもGmailのアドレスで@softbank.ne.jpからのメールを受け取る必要がある場合、なんとか文字化けをさせずに受け取る方法がありました。ただし、受け取る側では回避できません。メールを送る側で対応してもらう必要があります。

ずっと以前から文字化けする状況の様なので、既にご存知の方も多いとは思いますが….。

Gmailのアカウントを作成すると、2つのアドレスが生成されています。例えばユーザー名が X X X とします。

その場合

  • X X X @gmail.com
  • X X X @googlemail.com

の二つのメールアドレスが出来上がっており、どちらに送信されたメールも受け取る事が出来ます。

本題の @softbank.ne.jp からの gmail へのメールの文字化けです。
@gmail.com 宛に送信されたメールは文字化けし、 @googlemail.com 宛のメールは文字化けしません。よって、送信する側の人に @googlemail.com 宛にメールを送信してもらう事で文字化けせずに受け取る事が出来ます。

ちなみに、Mail Appのメール一覧では文字化けせずに見えるのですが、各メッセージをタップすると @gmail.com 宛のメールは文字化けしてしまいます。 @googlemail.com 宛のメールは文字化けせずに読む事が出来ます。

考慮すべき事は、iPhoneから送信するメッセージです。メールアカウントを @gmail.com で設定している場合、@softbank.ne.jp 宛に送るメッセージも送信元が @gmail.com になってしまいます。そのため、返信された時にやはり文字化けしてしまいます。実験としてiPhoneのメールアカウントを設定する時に @googlemail.com のアドレスを使用してみましたが、実際に送信されるメールの送信元は @gmail.com になっていました。

さらに@gmail.com 宛に届いたメールを別の @googlemail.com 宛に転送しても文字化けしてしまいました。

色々試しましたが、一応文字化けを回避する方法があるとはいえ、あまり実用性のある回避策ではなさそうです。早くにSoftBankかGmailが解決して貰えると良いのですが….。

SoftBank: 「あなたのケータイ、大丈夫ですか!?」というパンフレット

家電量販店のiPhone 4売り場にこんなパンフレットが置いてありました。

タイトルだけ見て、携帯電話の修理保証に関する内容かと思い手にとってみると、全然違う内容。

要するに、正規のソフトバンクショップ以外で入手した携帯電話やiPhone、スマートフォンについてはSoftBankが利用制限をかける事があるので注意してくださいね、という内容でした。

昨今、不正契約、不正取得した携帯電話による犯罪が後を絶たない様で、特に振り込め詐欺等の犯罪にソフトバンクの携帯電話が利用される事を防ぐ目的で、SoftBankが利用されている携帯電話のIMEI(携帯電話固有に割り振られている製造番号)に基づいて3Gサービスの利用を制限する場合があるとの事。

中古の携帯電話やスマートフォンはネットオークションや中古販売店で手に入れる事が出来るので、これらのケータイを使った被害があるのでしょうね。

このパンフレットには携帯電話もしくはパソコンから、使っている携帯電話のIMEI番号から利用制限状況を確認する方法が掲載されていました。手順は簡単で、「ネットワーク利用制限確認サイト」にアクセスしてIMEI番号を入力するだけ。問題あるはずは無いのですが、ウチのiPhone 4で試してみたところ「利用できます。」と表示されました。

ネットワーク利用制限確認サイト:

ちなみに、以前シンガポールで使っていたHTCの端末で試したところ、「製造番号が確認できません」と表示され、SoftBankで販売した履歴のある端末ではない事が表示されました。

iPhone: @i.softbank.jpメールアドレスにメッセージが届いた時の画面

今日久しぶりに@i.softbank.jpのメールアドレス宛にメッセージが届いたときに気になった事。

@i.softbank.jpはプッシュされてこないので、ソフトバンクはメッセージが届いた事を示す画面表示サービスを提供しています。要するに、このメッセージがプッシュされてきて、Mail Appを立ち上げてフェッチするという使われ方なのです。

今日初めて「最新情報 for iPhone」というソフトバンクからのiPhoneに関する最新情報を教えてくれるメールが届き、久しぶりに「メッセージを受信しました」という画面を見た時に気がついたのですが、iPhoneをロックしていたにもかかわらずホーム画面が見えています。

つまり、このメッセージが表示されている間、ウチのiPhoneにどのようなアプリがインストールされているか(もちろん操作は出来ませんし、別のページに移る事も出来ませんが)を知られてしまいます。

まさか…と思いつつ、Mail Appのメールボックス選択画面を表示したまま、iPhoneをロックして、@i.softbank.jpメールアドレス宛にテストメッセージを送ってみたところ、予想通りでした。

後ろ側にメールボックス選択画面が透けて見えています。要するに、iPhoneをロックする直前の画面が見えてしまうという事ですね。

という事で、他人に見られて困る情報をiPhoneで表示する機会があり、@i.softbank.jpメールアドレスを頻繁に使っている方は注意が必要かもしれません。

もっとも、iPhoneを肌身離さず持ち歩く事が一番確実だとは思いますが。