TV&バッテリーの受信感度改善作戦

写真をご覧になって分かる通り、かなり無理な大作戦です。

SoftBankが発売しているiPhone向けのワンセグチューナー、TV&バッテリーの受信感度改善を予算100円で実験してみました。

必要な物は、100円ショップやホームセンターで売っているテレビアンテナを配線する為のF型端子と、適当な配線材。ウチは余っていたアース線を使ってみました。

もちろん、TV&バッテリーがある事が前提条件ですが…。

iPhoneでリアルタイムにワンセグを見る為にはSoftBankが販売しているTV&バッテリーが必須となります。しかし、受信感度が思ったより悪い事は使われている方はご存知ではないかと思います。ウチも購入はしたものの、あまりの受信感度の悪さに活躍の場がほとんどありませんでした。主にバッテリーとして使っていたのですが、結局ACアダプターとUSBケーブルを持ち歩けばそれほど出動の機会が無く、最近では鞄の中にしまいっぱなしの状態。

そこで、つい先日家電量販店で見かけた携帯電話のワンセグの受信感度を向上させるアンテナの事を思い出して無理な作戦を決行してみました。ただし持ち歩きを考えた仕様ではないので、屋内でTV&バッテリーを使う事のみを前提にしています。

まず、アース線の両端の被覆を剥きます。片方は少しだけ、もう片方は少し長めに剥いておきます。

少しだけ剥いた方をF型端子の芯線に接続します。本来は同軸ケーブルを接続するわけですが、なんちゃってアンテナ感度向上作戦ですので、気にせず適当に。

色々なタイプがあると思いますが、こんな感じでネジ止め。

そして反対側の少し長めに被覆を剥いた側をTV&バッテリーのアンテナに巻き付けます。

ぐりぐりぐりっと、こんな感じ。

後はF型端子を家の壁にあるアンテナ端子に繋ぐだけ!

ちなみにウチはVHFアンテナ(アナログ)端子に接続しています

以上で完了。後はiPhoneでテレビアプリを立ち上げて試してみます。要するに擬似的にアンテナを長くしているだけで、全く技術的な根拠の無い接続なのですが、思った以上に効果有り!

今までもアンテナにアルミホイルを長い棒状してくっつけてみたりしましたが、ほとんどテレビ試聴出来なかった状態でしたが、今回の受信感度改善作戦は大成功です。ちゃんと全てのチャンネルの番組情報も取得出来ますし、スムーズに書くチャンネルが試聴出来ています。

ただし前述の通り持ち運びが出来なくなってしまう為、USB出力のACアダプターを繋ぎっぱなしにしておき、自動パワーOFFを無効にしていつでもテレビを見れる様に設定しておくと良いかもしれません。さらに、外部からもwifi接続で試聴したい場合には1000円のライセンス料金が発生しますがTVモバイルを使う手もあります。ウチはまだライセンス購入はしていませんが、PocketWifiでも十分試聴する事が出来ました(30秒のお試し試聴で動作確認してみました)。

受信感度が悪く、TV&バッテリーを持て余していらっしゃる方、良かったらお試し下さい。
#必ず改善される保証はありませんが….

iPhone の テレビ がアップデートして V.1.40.02 へ

iPhone OS 3.1.3のインストールの後、何かとiPhoneが不調であった為気がつかなかったのですが、昨日久しぶりにApp Storeのアップデートを見に行ったら、「TV & バッテリー」を用いてワンセグを試聴する為のアプリ、「テレビ」がバージョンアップしていました。
日付は2010年2月4日になっていて、変更・追加機能は以下の通り。

  • 「TVモバイル」対応修正のためTV&バッテリーのファームアップ
  • テレビ試聴中に外部イベントが発生してもイベント終了時に中断しない様に改修

ちなみに、アップデート画面のスクリーンショットに表示されているURLは間違えていますね。なんと警備会社にリダイレクトされてしまうアドレス。
さらに、現時点でテレビアプリのアップデート詳細に記述されているSoftbankのURLも、コンテンツが見つかりませんとエラーメッセージ。
誰が間違えているのか分かりませんが、もう少ししっかりして欲しいですね。

さて、アップデートをiPhoneへインストールした後ですが、「TV & バッテリー」本体のファームウェアバージョンアップが行われます。「TV & バッテリー」とiPhoneの電池残量が十分必要です(最低でも30%となっていますが、ベストはACアダプタを接続しておいた方が良さそうです)
ファームウェアバージョンアップはwifi経由で行われ、実行後は「TV & バッテリー」の電源がOFFになるので、再度電源をONにする必要があります。

それぞれ適用後のバージョンは以下の通り:

  • テレビアプリ = 1.40.02
  • TV&バッテリーファームウェア = 2.01.02

ところで「TVモバイル」は試していませんが、どうなんでしょうね。wifi接続時にしか使えないのが残念ですね….。

テレビAppについて詳しくはiTunesで

iPhone テレビAppアップデート

今日(2009/12/5)App Storeを開いたらテレビアプリがアップデートされて、1.40.00になってました。

変更内容は

  • 縦画面試聴の実現、試聴方向可変・固定設定
  • 字幕表示機能
  • 試聴画面からのチャンネル切り替え機能
  • TV&バッテリーの自動接続機能

ということなのですが、ウチの家の中ではワンセグの電波が弱い様で、もっぱら外で時々使っています。
試聴画面からチャンネルを切り替えられる様になったのは進化ですね。今までは毎回「完了」してチャンネルを選び直すのが面倒だったので。お使いの方は是非。

テレビ 1.40.00

Dec/6/2009 追記

色々試してみました。特に縦画面試聴と字幕表示。

wifiのアクセスポイントに接続している状態でも、テレビを起動すると自動的にTV&バッテリーを探して接続してくれます。これは便利!

テレビ 1.40.00

次は縦画面試聴。とりあえず家の中でも良く映るtvkで。
こんな風に、上半分がテレビ画面。そしてチャンネル、番組情報が表示されます。
さらに、一番下に操作パネルが表示され、ミュート、電波状況、バッテリー残量、録画、チャンネル変更、字幕表示・非表示が すぐに操作出来ます。ワンセグの画質で考えると、これで丁度良いかもしれません。

テレビ 1.40.00

iPhoneを横に向けると、従来の様に横画面表示なります(画面固定設定をしている場合はなりません)。
横画面でもチャンネル操作が出来る様に改善されています。

テレビ 1.40.00

次は字幕。試聴していたtvkの番組は字幕情報が無かったので今度はテレビ朝日で。
縦画面のときは、先ほどのチャンネル、番組情報と操作パネル部分に字幕が表示されます。横画面にすると、映像の上にかぶさる様に表示されます。

テレビ 1.40.00

全体的にアプリケーションの操作性も機能もかなり改善されていると感じました。

YouTubeへのテレビ番組アップロードについて

時々YouTubeを見ていると、テレビ番組の一場面がアップロードされている事があり、その事を調べてみました。

要するに、テレビ番組という「著作物」を公共のサービスであるYouTubeへアップロードする事が、「合法」か「違法」かという事。
そして見つけた記事がこちら

YouTubeを使ったテレビ番組の「引用」の合法性に関する一考察

この記事を見る限り、自らがテレビ(若しくは、録画したテレビ番組)を見ていて 、個人的に興味のある場面を個人的な体験として共有する事は合法の範囲ととらえることができるのではないかという事。

確かに、ウチのこのブログも、他のサイトやブログ記事から内容を引用する事が多々あり、これらは公開された著作物として扱わせて頂いています。

ということで、明らかにお金を払わないと入手出来ない様なDVDプログラム等ではなく、公共電波で放送されたテレビ番組であれば、YouTubeへアップロードする事は共有されるのかもしれません。