Mac: Lionには正式版のFaceTimeが含まれているのですが….

先日リリースされたMac OS X LionにはFaceTimeのバージョン1.1が含まれているので、2011年2月25日からSnow Leopardでも購入、インストールする事が出来た単体のFaceTimeをApp Storeから入れる必要はありません。

とはいえ、良く考えてみると2月25日からLionへアップグレードするまでの間に85円でApp StoreからFaceTimeを購入した場合は何となく損した気分ですよね…。

ウチはFaceTimeを使う機会が少なかった事と、使う場合でもiPhone 4のFaceTimeがあったのでFaceTime単体購入はしていませんでしたが。

 

Mac: Lionの「このMacについて」-「詳しい情報」ウィンドウ

今日何気なくLionにアップグレードしたMacBook Airのアップルメニューから「このMacについて」をクリックし、そのウィンドウの「詳しい情報」を開いて初めて気が付きましたが、LionにおけるMacの詳しいハードウェア構成表示はSnow Leopardとは大幅に変わっていますね。

タブ毎に”概要”、”ディスプレイ”、”ストレージ”、”メモリ”の情報が分類され、見やすくなっています。

何より素敵なのは、いままで自分の使っているMacBook AirやMacBook Proがどの世代のハードウェアかよく分からなかったのが、Mac OS X Lionでは概要のタブのモデル名の下に「Mid 2009」と表示される様になりました。

ご存知の通りAppleのMac製品は型番が変わるもののあまり目立つところにその型番が表示されていません。サポート情報などは主に「Mid 2009」などの世代毎に分類されている場合がある為、自分の使っているハードウェアがどの世代のものか調べるのに時々苦労していました。

ストレージのタブはあたかもiPhoneやiPadの様に、保存されているコンテンツ毎に割合が表示される様になっています。ウチの場合は主に「その他」が占めていますが、「オーディオ」もかなり保存されており、iTunesのライブラリを整理すれば少しストレージのスペースを空ける事が出来そうな事が分かります。

さすが、iOSから色々なノウハウをMac OS Xへ戻したLionとあって、分かりやすく、使いやすくなっている事を日々感じる事が出来ます。早くも新しいジェスチャーにも慣れ、一層素早く操作出来る様になってきました。

 

Mac: LeopardからLionへのアップグレード….

先日、ウチは無事にSnow LeopardからLionへのMac OS Xアップグレードを完了しましたが、Leopard (Mac OS X 10.5)の場合はLionへ直接アップグレードする事が出来ません。

Lionの購入はMac App Storeからか、新規に購入するハードウェアでのみ入手出来ます。しかも、新規ハードウェアにはDVD-ROM等のメディアは付属せず、Mac本体内部の専用領域にリカバリイメージが保存されています。そもそも購入するライセンス上、新規ハードウェアのOSを別のハードウェアへインストールする事は出来ませんが、物理的に出来ない様に設計されている事になります。

この様な事から、App Storeに対応していないLeopardからLionへアップグレードしたい場合であっても必ずSnow Leopardを購入・インストールする事となります。ハードウェアがLionに対応している場合、Apple Storeか、Amazon等からMac OS X Snow Leopardを購入し、それをインストール、Mac OS X 10.6の最新版までアップデートしてからLionの購入&インストールという流れとなります。

なお、Apple StoreではSnow Leopardが3300円で販売されており、出荷予定は2〜3週間となっています。Amazon.co.jpではより安価な2700円程度で入手する事が出来るので、アップグレードを検討されている方はAmazon.co.jpからMac OS X 10.6を入手した方がトータルのコストは安くなりそうですね。

MAC OS X 10.6.3 SNOW LEOPARD

参考リンク:

*価格等の情報は2011年7月26日現在のものです。

Mac: Mac OS X Lionのトラックパッドの横向きジェスチャ

Mac OS X Lionのトラックパッドジェスチャについてもう一つ。

同じくシステム環境設定 – トラックパッドの「その他のジェスチャ」を見れば分かるのですが、最初よく見ていなくてパニクった「ページ間をスワイプ」と「フルスクリーンアプリケーション間をスワイプ」。

2本指で左右にスクロールするとそのアクティブなアプリケーションのページをスワイプするのに対して、3本指ではアプリケーションそのものをスワイプする事になっています。

もともとSafariの「前のページ」と「次のページ」は3本指のジェスチャで移動出来た為、思わずトラックパッドに3本指を乗せてスクロールしてしまうのですが、Lionのデフォルトではこれはアプリとデスクトップの切替になっているのです。

よって、Webサーフィンしながら思わず3本指でスクロールするとSafariがスクロールした方にいなくなって、別のアプリケーションかデスクトップ、もしくはダッシュボードが表示される結果に。

デフォルトのまま使う場合はSafariをアクティブにした状態で、かつカーソルがウィンドウの中にある状態で2本指を使ってスクロールすれば「前」と「次」のページへ移動出来ます。

なお、その他のジェスチャに関しては各項目の下に表示されている「下向きの三角」をクリックすると、詳しくジェスチャの設定を変更する事が出来ます。更に変更した指の本数に合わせてデモムービーも切り替わるのが素敵ですね。

 

 

Mac: Mac OS X Lionのトラックパッド2本指スクロール

Mac OS X Lionをインストールして最初に少しを戸惑いをくれたトラックパッドを指2本で触れた時のスクロールについて。

従来のMac OS X Snow Leopardとは指をスライドさせる方向と、画面のスクロールが真逆なので、インストール完了直後からかなり戸惑いました。

iOSは画面に触れながら指を動かしている為、コンテンツがまるで指に吸い付いている様な感覚があり違和感が無いのですが、画面とトラックパッドが離れているMacを操作していて、iOSと同じ方向にコンテンツが動くとまだ違和感があります。

当然これはシステム環境設定のトラックパッド内でスクロールとズームのタブを表示し、「スクロールの方向: ナチュラル」のチェックを外す事でSnow Leopard以前と同じ向きにスクロールさせる事が出来ます。

まあ、折角Appleも「これがナチュラルな向きだ」としてデフォルトでチェックを入れている様なので、慣れるまで頑張ってみようと思います。

それにしても、トラックパッドの設定画面にあるデモムービーを見ながら、チェックをつけたり外したりしていると徐々にどっちがどっちか分からなくなってくるのが楽しいです。

Apple: MobileMeからiCloudへの移行に関するアップル・サポートページ

先日のAppleからiCloudが発表され、MobileMeユーザーのウチとしては各サービスの継続性が気になっていましたが、アップルのサポートページに記事番号HT4597として色々と情報が公開されています。

既に先月末から徐々に公開されていた様ですが、今日2011年7月3日時点での最終更新日は7月1日となっています。

さて、MobileMeのサービスのほとんどは継続して利用する事が出来る様ですが、残念ながらウチにとってとても重要なiDiskは提供されない事は間違いない様です。iWebへの公開は既に自前のサーバーに移行していますし、ギャラリーに関しては自前サーバー上でiWebのアルバム機能を使えば写真を共有出来るので良いのですが、iDiskが提供されないのはとても残念です。

ウチはMacのハードディスクやSSD、本体に何らかの故障が発生した場合でも重要なデータだけは失わない様、殆どの重要なファイルはiDiskに保存しています。既にその容量はiDiskに割り当てている15GB中の約10GBになっています。

普通にMacのディスクに保存してバックアップをしっかり作成すれば良いのでしょうが、複数のデバイスから同じコンテンツに常にアクセス出来る利便性が失われる事が残念。

まだiCloudの登場までには時間がありますし、MobileMeの終了となるサービスも2012年6月30日まではiDisk等のiCloudで提供されないサービスも継続する様なので、それまでの間に別のサーバーを立ててWebDavのディスクスペースを作ろうかなと思います。

まあ、iDisk以上に頻繁に利用しているメール、連絡先、カレンダー等が無料になるので今後もAppleのサービスは継続して利用しますが、せめて今までの半額程度の価格でiDiskサービスも提供してくれたら嬉しかったです。

参考リンク:

MobileMeの移行とiCloudについて、よくあるご質問 – アップル サポート