3Gデータ通信やWi-Fiネットワークを利用してテキストメッセージのやり取りが出来る WhatsApp Messenger がバージョンアップし、 2.6.1 そして 2.6.2 になっています。
Version 2.6.1ではメキシコ国内で動作に不具合があったそうで、そのバグ修正の為に Version 2.6.2が2011年2月10日にリリースされています。ピンポイントに1カ国のみで不具合があったのは国番号の扱いに誤りでもあったのでしょうかね…。
さて、Version 2.6.2 (Ver. 2.6.1) での目玉機能は「グループチャット機能」の追加。今までWhatsAppは1対1でメッセージ、画像や動画の送受信は出来ましたが、複数の相手に同時にやり取りする事は出来ませんでした。今回のバージョンアップでチャット開始の画面にグループチャットを開始するボタンが追加されています。
こうなってくると徐々に普通のLive MessengerやYahoo! messengerに似てきましたが、WhatsAppの良いところは電話番号でメッセージのやり取りを出来る点。つまり、新たなIDを取得する必要もありませんし、電話番号を知っている相手がWhatsAppを使っていれば直ぐにチャットを開始出来ます。
そしてもちろん、データ通信でメッセージのやり取りをするので、データ定額プランに加入していれば追加料金は掛かりません。
App Storeからバージョンアップ後に起動すると、初回のみ最適化が行われます。おそらくiPhone内部に保存しているデータを再配列したりして動作の高速化を計っているのではないかと思います。
起動後、チャットの一覧画面を見ると以前より少しコンタクトに設定しているイメージの表示サイズが大きくなった気がします。なんだか見やすくなった印象。このチャット一覧画面右上にGroup Chatというボタンがあり、タップすると最大5人と同時チャットを楽しめます。
WhatsAppは115円の有料アプリですが、海外のiPhoneやAndroid, Blackberry, Nokiaユーザーと頻繁にテキストメッセージをやり取りする場合、ランニングコストを考えれば圧倒的にお得だと思います。(WhatsApp同士でなければダメですが)
参考リンク:
- WhatsApp Messenger for iPhone- iTunesで開く
- WhatsApp Messenger for Android – Android Marketで開く