UPS導入を決定。正弦波出力のモデル OMRON – BY50FWにしました。

夏場に落雷で停電が発生し、サーバーが停止してしまった時からずっと導入を悩んでいたUPS。やっとモデルを決定して注文しました。当初APCとOMRONで悩みましたが、結局オムロンの常時商用給電方式の最上位モデル BY50FW にしました。

最大の理由は正弦波出力である事。一般家庭向けのUPSは多くが矩形波出力の為、一部の機器(特に力率改善回路を内蔵した電源を用いている機器)の誤動作や故障の原因になってしまう場合があります。当面はMacとネットワーク機器を接続する予定ですが、今後どのような機器を追加したり置き換えるか分からない為、せっかくなら良いタイプのUPSを購入する事となりました。

オムロンの場合、正弦波出力の常時商用給電方式のUPSは2シリーズ、4モデルありますが、その差はサイズや形状、そしてRS232Cインタフェース有無など。一般家庭で使用する上で機能面に大きな差は無い様に感じますが、設置場所が実家という事もあり父親と相談した結果、サーバーを置いてあるスペースにスマートに置く事が出来そうなBY50FWに決定。

到着は12月25日以降という事なので、年末年始にサーバーのメンテナンスと題して設置作業を行ってみようと思います。

参考までに、オムロンの正弦波出力UPSで出力が同じBY50SとBY50FWの主な仕様を比較してみました。

BY50FW BY50S
定価 ¥37,800 ¥24,990
力率改善(PFC)回路内蔵電源に対応
4種類の入力電源電圧に対応 ×

(AC100Vのみ)

安全規格/RoHS指令適合 UL1778/CE/RoHS対応 UL1778/RoHS対応
通信機能の充実(USB/RS-232C/接点信号 通信用インタフェース標準装備) ×

(USBのみ)

「リモートONOFF」標準装備 ×
UPS自動停止機能
WindowsLinuxMac対応の自動シャットダウンソフトを標準添付
「長寿命バッテリ」搭載
コンパクトなサイズ 縦置き・横置き 縦置き・横置き
コールドスタート機能付 ×
UPS本体3年保証+バッテリ1年間交換サービスにより、保守コストの削減が可能
内部消費電力 (通常時/最大時) 12W/20W 20W/30W
騒音 40db以下 40db以下
冷却方式 自然空冷 自然空冷
本体質量 約6kg 約4.5kg
梱包寸法(W×D×Hmm) 287×330×45 92×285×165
出力容量 500VA/300W 500VA/300W
定格電流 5~4.2A 5A
切替時間 8msec以内 10msec以内
バックアップ時間 3.5分以上 3.5分以上
電源ノイズ / 雷サージ保護機能

(雷サージ保護機能のみ)

(雷サージ保護機能のみ)

回線サージ保護機能 × ×
Amazon.co.jp 価格 ¥21,304 ¥18,379

*価格、商品仕様等の情報は2010年12月20日現在のものです。

「UPS導入を決定。正弦波出力のモデル OMRON – BY50FWにしました。」への3件のフィードバック

  1. 止まらないネットワーク…
    良いですね。

    スペースを間借りしている身なので、偉そうなことは言えませんが、宜しくお願い致します。

  2. コメントありがとうございます。
    ウチとしては使って頂いてとっても嬉しいっす。個人的に運用しているサーバーで一緒にBlog運用ができて楽しませてもらっています。
    まずは安定運用を目指してUPSの導入。んで、ウチの自宅にあるテレビ録画用Macと一緒に外付けHDDも実家に持っていってバックアップ体制も構築しようと思っています。
    今後ともガシガシお願いします 🙂

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