SoftBankのiPad for everybodyキャンペーンは確かに安くてお得なのですが、25ヶ月契約が必須であり途中解約してしまうと割引が終了してしまうデメリットがあります。iOS 4.2.1のリリースに伴って、海外モデルで本体背面に日本の認証ロゴが刻印されていなくても、設定 – 一般 – 情報 – 認証 に日本国内の認証情報も表示される様になりましたので、躊躇う事無く海外から入手したSIMフリー3GモデルiPadを国内で使っても良いはずです。
ということで、Vintage Computerからアメリカ仕様のiPadを購入し、ウチも試したb-mobileのb-microSIM U300を使った場合の試算をしてみます。
iPad本体をVintage Computerから購入すると
- iPad 32GB 3G + WiFi, US Version, SIM Free: 89,800円 + 送料(1400円から) – Vintage Computer
- iPad 64GB 3G + WiFi, US Version, SIM Free: 99,800円 + 送料(1400円から) – Vintage Computer
で、日本通信のb-microSIMは契約期間にもよりますがAmazon.co.jpで多少割引販売されているので、これを購入すると
- b-microSIM (データ通信専用) U300 6 ヶ月(185日)パッケージ BM-U300-6MM: 13,544円 (9% OFF)
- b-microSIM (データ通信専用) U300 1年(375 日)パッケージ BM-U300-12MM: 29,247円 (2% OFF)
となります。
よって、それぞれの組み合わせによる総額は次の通り(送料別)。
b-microSIM 6ヶ月 | b-microSIM 1年 | |
---|---|---|
iPad 32GB | 103,344円 | 119,047円 |
iPad 64GB | 113,344円 | 129,047円 |
日本通信のb-microSIMはプリペイド方式となっており、2年縛りのような制約はありません。なので、まずは6ヶ月や1年使ってみて、あまり外で利用する頻度が少なければ止めてしまっても解除料などは掛かりません。もちろん、継続して利用する事も出来ます。継続しなかった場合でも、iPad 3G + WiFiモデルはWiFiで使う事は出来るので、家やPocket WiFi等の3G回線を共有してくれるモバイルルータがあれば使う事が出来ます。
この試算結果から、b-microSIM 1年であってもSoftBank iPad for everybodyキャンペーンの24ヶ月間契約時の総額より安くなりますが、契約期間が異なるため厳密に比較できません。しかし、今後b-mobileよりもさらに安くmicroSIMを提供するMVNOの出現も十分に考えられますので、SIMフリーiPadを入手して契約期間に縛りの無いMVNOで使い始めるには良いかもしれませんね。
*価格等の情報は2010年11月27日現在のものです。
「iPad: iPad SIM Free US Version + b-microSIM で端末代金と通信料金を計算してみました。」への1件のフィードバック