iOS 4.0を入れると様々な改善がされていて、既にリリースされて2週間が経過しているのに新しい事が次々に見つかります。先日見つけた位置情報サービスの設定が詳細になっている事もそうでしたが、今日はカレンダーの改善ポイントを紹介してみます。
誕生日が表示出来る様になった!
カレンダー選択画面で一番下にスクロールすると「その他」というカテゴリに「誕生日」が追加されています。この「誕生日」は、連絡先に保存されているコンタクトに誕生日が設定されている場合にそれをカレンダー上に表示するかどうかを表しています。
試しに連絡先に自分自身のコンタクトを作成し、誕生日を設定しておきます。そして、カレンダーの選択画面で「誕生日」にチェックを入れて「完了」をタップ後に自分の誕生月を表示すると、誕生日に予定がある様に表示されているはずです。
以前はこの設定が無かった為、Mac上のiCalの「書き出す」「読み出す」機能を使って静的なカレンダーを作ってMobileMe経由やiTunes経由で同期していましたが、その必要が無くなりました。
iCalの照会カレンダーもMobileMe経由で同期して表示可能に!
ウチはMacのiCalでは日本やシンガポール、中国の祝日を表示しています。実際にはこんな感じ。
この機能はiCalに最初から搭載されており、AppleのiCal – カレンダーライブラリから様々なカレンダーを照会表示することができます。さらに、この照会カレンダーはMobileMeメンバーであればMobileMe経由で複数利用しているMac全てのiCalへ同期することができます。
しかし、iOS 4以前はこれらの照会カレンダーがiPhone上には同期表示出来ず、苦肉の策としてGoogle Syncを使ってGoogleカレンダーで照会した各国の祝日を表示していました。
iOS 4.0にアップグレード後は最初のスクリーンショットの様に、MobileMe経由でMacのiCal上で照会表示しているカレンダーも選択、表示出来る様になりました。カレンダーの色(カレンダーリストの左側の丸印)もMac、MobileMe、iPhoneで全て同期されているので、どのデバイスを使っていても同じカラーのカレンダーでわかりやすく表示することができます。
MobileMeユーザーの方で休日を表示したい場合など、試してみてください。iTunes経由で同期した場合も同様に表示出来るのでしょうか?
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