iOS: 位置情報サービス設定がきめ細やかになっていた。

iOS 4.0で改善された「位置情報サービス」設定の紹介。

iOS 3までは「設定」-「一般」-「位置情報サービス」は、「位置情報サービス」をオンにするかオフにするかの設定しかありませんでした。要するにシステム全体、全てのアプリケーションに対する一括の設定しか出来ませんでした。
この設定では「カメラ」にはGPSを使った位置情報の特定をさせたくないが、他の地図アプリではGPSを使って現在地を特定したい場合などに不便でした。一旦全てのアプリの「位置情報の警告をリセット」しておき、各アプリを起動して個別に位置情報の特定を許可するか選択する必要がありました。しかし、許可しない場合は、起動する都度確認メッセージが表示されるためとても不便に感じていました。

iOS 4.0でも、位置情報を特定しようとするアプリの初めて起動した時か、初めて位置を特定しようとした時に確認メッセージが表示されます。これはiOS 3と同じ。ですが、その確認メッセージで位置情報の利用を許可しなかった場合でも次回以降は確認メッセージは表示されません。従来はGPS使用を許可したくないアプリはいつも確認メッセージが表示されていたので、かなり操作性が改善されています。

さらに、「設定」 – 「一般」 – 「位置情報サービス」に位置情報サービスを利用する全てのアプリが一覧表示され、それぞれに対して位置特定を許可するか  ON/OFF 設定が出来ます。ちなみに、過去24時間以内に位置情報を利用したアプリには、オン/オフのすぐ左側にGPS機能動作を示す矢印のロゴが表示されます。

iOS 4.0の新しい機能の一つとして既にご存知の方が多いと思いますが、たまたま設定メニューを見ていて見つけたので書いてみました。

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