既に様々なリソースで紹介されているGoogle buzz。早速使ってみましたが、単純に受け止めるとGoogle版Twitter。
ウチが思う事は、Googleは遂に人々が今、この瞬間に考えている事までデータベース化し始めているという事。
Web検索エンジンとして企業や個人のホームページをデータベース化する事はGoogleが最初に着手した事だと思います。そして、マップ、衛星写真、ストリートビューに代表される国や地域に関するかなり細かな情報も網羅していると言えるでしょう。画像や動画も同様に、Googleの画像検索、Youtubeを見ればそのデータ量に圧倒されます。
さらに最近では日本語変換アプリの開発も進み、日本語変換のニュアンスといった「言語」そのものの癖や性質の情報も把握出来る状況にあると考えられます。
著作権に関する懸念はあった様ですが、書籍をスキャンしてデータベースに蓄積する事もしています。
Android携帯電話では星空の星座に関する情報が表示出来たり、撮影された人の顔をAndroidのロゴでマスクするアプリまで登場。人の顔の特徴を把握し、アプリへ実装して実現していると言えるでしょう。
Google buzzではマップとの連携によって、人々がどこで、何を考えたり感じたりしているかをGoogleはデータベース化出来るのではないでしょうか。Google buzzのページに説明がある通り、現在の場所の周辺で「buzz」された有益な情報へアクセスする事が出来るのですから。
Googleが人類そのものの検索エンジンになる日も近いのかもしれません (^^;; – 大げさですね –
おそらくしばらくすればiPhone向けのbuzzネイティブアプリが開発されるでしょうが、Appleによって承認されるかどうかは注目したいところです。
Android版についてはMapに機能が追加されているので個別アプリにはならないかもしれませんが、より使いやすいインタフェースのアプリが現れるかもしれませんね。
ちなみにGmailのアカウントによってはまだbuzzのタブが追加されていない様です。