ご存知の通りiOSデバイスに搭載されているSafariではFlashが再生出来ない事は、多くのユーザーまでが知る有名な事だと思いますが、最近Flashコンテンツを表示、再生出来るブラウザーがいくつかApp Storeで公開されています。
しばらく前にSkyfireという、やはりFlashを再生出来るブラウザーを購入したのですが、全てのFlashコンテンツに対応しているわけではなくSkyfireのサーバーが対応している動画などのみが表示可能でした。更に、Skyfireはユニバーサル・アプリではないので、iPhoneとiPad両方で使いたい場合は別々にAppを購入、インストールしなければなりません。とはいえ、Skyfireが対応しているコンテンツは比較的良いパフォーマンスで再生出来るので楽しめます。
今日は、別のFlash対応Webブラウザ Puffin を試してみましたので何枚かスクリーンショットを載せてみます。iPhoneとiPadのユニバーサルアプリになっており、価格は(2011年1月30日現在) 115円 になっています。
早速iPadにインストールしてSonyのホームページを見てみました。Sonyのトップページ右側には「動画コンテンツ」が掲載されており、その部分にFlashが使われています。
試しにSafariで表示すると「Flash Playerがインストールされていません」と表示されてしまいますが、PuffinでアクセスするとFlashのアイコンが表示されます。そのアイコンをタップするとコンテンツが読み込まれて表示(動画であれば再生)出来ます。
左がSafariでアクセスした場合で、右がPuffinでアクセスしFlashコンテンツを読み込み再生しているときのスクリーンショットです。
なお、ビデオコンテンツの場合はフルスクリーン表示にしたり、AirPlayでApple TVに接続されたテレビに表示する事も出来ます。
更にプレイスステーションのページも表示してみました。Play StationのサイトはSafariで表示した場合はFlashコンテンツを含まないバージョンが表示されますが、PuffinでアクセスするとMac/PCのブラウザでアクセスしたときと同じ様にFlashを用いたページを表示する事が出来ます。
iOSデバイス上でFlashコンテンツを表示出来るのはとても便利です。しかし、(URL入力中やテキストボックスへの入力も含め)全体的な動作のもたつきが気になります。Flashの動画も読み込みに時間がかかる場合がありますが、よほど容量の大きなビデオやリアルタイム性が求められる内容でなければ実用レベルだと思います。
気になる方は是非チェックしてみてください。
参考リンク: Puffin – iTunesで開く