先ほどのエントリーでお伝えした通り、今日は雷雨の影響で停電が発生しサーバーがダウンしてしまいました。電源供給復旧時に起動する様に設定してありましたが、残念ながら起動途中で停止してしまい手作業で電源の再投入をするまでサービスの提供が出来ませんでした。
このサーバーでは外部向けのWebサービス、メールサービスのみだけでなく、実家の家庭内LANのDHCP、DNS、ファイルサーバを兼ねている為、ダウンすると様々な不都合が生じます。
データのバックアップは常に考えている事なのですが、まさか停電によって電源供給が遮断される事は想定していなかったためブログの管理画面にアクセスできなくなった時は驚いてしまいました。
停電対策で真っ先に思いつくのはUPS。早速ですがUPSの導入を検討したいと思い、少し調べてみましたので紹介してみます。
UPSは接続されている機器をソース電源サージから守ったり、ソース電源が遮断されたときに内蔵されているバッテリーを用いて機器に電源供給を続けてくれますが、正しくはソース電源が遮断されたタイミングで正しい処理方法でOSをシャットダウンする様に設定する事が本来の使い方だと思います。とはいえ、一般家庭で長時間にわたる停電が頻繁に発生する事は少ないと思うので、とりあえず内蔵バッテリーで接続機器を断続的に稼働させる事だけを考えた場合、APC ESシリーズがお手頃だと思います。
モデル: BE325-JP
- APC SurgeArrest 雷ガードタップ+電源バックアップ BACK-UPS ブラックBE325-JP
- 185 Watts / 325 VA,入力 100V / 出力 100V, 4 Outlet
- 50W 機器の最大バックアップ18分間程度
- 価格: 4,395円
モデル: BE550G-JP
- APC Power-Saving ES 550 BE550G-JP
- 330 Watts / 550 VA,入力 100V / 出力 100V, 8 Outlet
- 50W機器の最大バックアップ57分間程度
- 価格: 9,025円
モデル: BE750G-JP
- APC Power-Saving ES 750 BE750G-JP
- 450 Watts / 750 VA,入力 100V / 出力 100V, 10 Outlet
- 50W機器の最大バックアップ1時間06分間程度
- 価格: 15,758円
接続する機器の数や容量によってモデルを選ぶ必要はありますが、最も安いモデルは5000円以下で入手できる事は驚きです。その10倍以上の価格のサーバーや、そこに保管されているデータが故障したり失われたりする事を考えればとりあえず導入しておくのも良いかもしれません。