今日2010年8月18日、関東地方では夕方から雷注意報が発令されており、ちょっと心配はしていたのですが予想通りこのblogを運用している東京都八王子市でも停電があったとの事。
ウチが住んでいる神奈川県茅ケ崎市から、サーバーが設置されている実家のある東京都八王子市までは車でも1.5時間程離れており、万が一停電後にサーバーが復旧しないと何かと不便な事は今年の6月の停電のときに痛感しました。その時もUPS導入を考えたのですがAPCのエントリーモデルも少しスペック不足の様な気がして躊躇っていました。
とはいえいつまでも放置しておいたらいずれはサーバーのハードディスクが物理的に故障したり、OSのサインストールが必要になったりと心配は絶えません。ということで、もう少し上のモデルのスペックを見てみました。
APC RS – Power Saving Back UPS Proシリーズ : BR400G-JP と BR550G-JP
共通してバックアップ出力3系統 + サージ保護3系統を備えています。さらにEthernetや電話回線のサージ保護も1回線分備えており、通信系の経路からの雷サージから機器を保護する事も出来ます。
MacやPCとのインタフェースはUSBになっており1系統。またMac OSとWindowsで動作するPowerChute Personal Editionが標準でバンドルされているので、付属のUSBケーブルでサーバーと接続すれば停電障害時にサーバーを自動的にシャットダウンする設定も容易に出来ます。(Mac OS X 10.4.9以降の場合はOS標準のUPS管理ツールで利用可能)
本体全面には液晶パネルを装備しており、運転状況、過負荷警告などの情報を本体のみで確認する事が出来ます。
出力電力容量はモデル毎に次の通り。
モデル名と型番に含まれる数値はワット数を表していないので注意が必要です。接続する機器の合計消費電力を確認し、十分な出力電力容量のモデルを選択する必要がありそうです。
Power Saving Back-UPS Pro 400 – BR400G-JP: 240W / 400 VA
Power Saving Back-UPS Pro 550 – BR550G-JP: 330W / 550 VA
ほとんど直接見る事が無い(というか、電源コンセントのそばに設置されるので見にくい)存在のUPSですが、見た目もスマートで良いデザインです。気になる価格はAmazonで1万円前半。90Wの違いで価格差は1,000円程度。APCのオンラインショップで購入するよりもAmazonの方がさらに安く入手できます。
Power Saving Back-UPS Pro 400 – BR400G-JP: 12,288円
Power Saving Back-UPS Pro 550 – BR550G-JP: 13,623円
もうすぐ夏も終わるので頻繁に停電になる季節は過ぎるでしょうが、来年の事も考えて検討を続けいたいと思います。
* 価格は2010年8月18日現在のAmazonでの情報です。