Apple TV: リモコンで30秒スキップ出来る事に今頃気がついた…

第2世代Apple TVです。黒くて小さく、シンプルな本体がとても素敵ですし、アルミニウムのApple Remoteも付属していて素敵な感じです。使い始めて随分経つのですが昨日までMac OS Xに搭載されているFront Rowの様な再生中のスキップ機能が無く、不便だなと思っていました。

Mac OS XのFront Rowはリモコンを使って3段階の早送り(2倍、4倍、8倍 かな?)と、一時停止してから左右ボタンを押すと10秒スキップ機能があり、特に10秒先に飛べるスキップはとっても便利。コマーシャルを早送りしたいときに、一時停止して数回早送りボタンを押せば大体CMの終わりまで飛ばす事が出来ます。

ところが、Apple TV 2Gは一時停止してから早送りボタンを押すとスローモーションになっちゃいます。再生中に早送りを押せばFront Rowと同じ様に3段階の早送りが出来るのですが、2倍速だとちょっと遅いし、4倍や8倍は早すぎてコマーシャルが終わって番組まで早送りしてしまいます。

しかし、昨日Apple TV 2Gで録画した番組を見ながらリモコンをいじっていたら

「早送りボタンを長押しすると30秒先にジャンプ、巻き戻しボタンを長押しすると10秒前にジャンプ」

出来る事を発見しちゃいました。

そもそもマニュアルに記載があったのかすら知らないのですが、今日までなかなか不便な使い方をしていた事が残念です (^^;;

参考リンク:

Apple TV: 仕事から帰ってきたらリモコンで操作が出来なくなり…、iTunesからの復元で復旧。

今朝適用したiOS 4.1.1と関連しているのかどうか分かりませんが、突然Apple TV (2G)がリモコンで操作できなくなってしまいました。アメリカから仕入れて今日まで、リモコンでの操作が出来なくなった事はありませんでしたが、何故かリモコン操作に対してApple TV本体のLEDは点滅するものの、TV画面は全く動かない状態になってしまいました。

今日、今までと違っていた事と言えば次の2つ。

1. iOS 4.1.1を適用した。

2. MacのiTunesからホームシェアリングしているビデオ再生を一時停止(メニュー画面に戻らず、リモコンの再生・一時停止ボタンでポーズした状態)で3時間程放置した。

二つ目はもしかすると過去にもやった事があるかもしれないのですが、その時はリモコン操作が出来なくなる様な事態にはなりませんでした。

とにかく、このままでは単なる黒い四角い箱になってしまうので、まずHDMIケーブルの抜き差しをしましたが、全く改善せず。次に、電源ケーブルを抜き差ししてOFF/ON。Apple TVの再起動後、メニュー画面が表示されたのを確認してからリモコンで操作を試すものダメ。試しに(MacMiniに付属していた)プラスチックタイプの別のリモコンを向けてみたところ、Apple TVのLEDが点滅して反応している事は確認できました。それでも画面は全く動かず、操作できません。

仕方が無いので、Apple TVをMacBook Proに接続し、iTunesから復元する事に決定。その時のスクリーンショットを保存しましたので説明してみます。なお、このiTunesでの復元によってリモコン操作が出来る様になり、正常動作に戻りました。ヨカッタ。

[Apple TVをiTunesで復元する方法]

a) Apple TVとMacをUSBケーブルで接続します。Apple TV背面にあるHDMIコネクタの直ぐ下にMicro-USB BコネクタのUSBポートがあります。ウチはあまりMicro-USB Bコネクタのケーブルを持っていないので、Mini USB Bメス-Micro-USB Bオスを変換するコネクタを使って接続しました。

b) MacでiTunesを起動します。古いバージョンのiTunesでは認識されないかもしれませんので、最新を使う事が望ましいと思います。すると、Apple TVの概要が表示されるので、「復元」ボタンをクリックして進めます。

c) iPhoneやiPad、iPodの復元やiOSバージョンアップの時の様に、いくつかのリストアに関する情報等が表示された後、ファイルがダウンロードされて復元が行われます。

d) 全てが完了すると、Apple TVをMacから取り外してTVへ接続する様メッセージが表示されます。

このメッセージが表示されたらUSBケーブルを抜き、TVへHDMIケーブルで接続し、電源を投入して起動します。全ての設定が消えてしまいますので、WiFi接続のセキュリティ設定やiTunesアカウントの設定など全てやり直しになりますが、全く問題なくリモコンが使える様になりました。

ウチの場合はアメリカから入手した為、国内で保証を受けられるか分からず、リモコンで全く操作が出来なくなった瞬間に嫌な予感がよぎりましたが、無事解決して良かったです。

参考リンク:

Apple TV: Apple TV向けの iOS 4.1.1 リリース

Apple TVはMac OS XやiPhone/iPadと異なり、いつのタイミングでソフトウェアがバージョンアップしているか気がつかない気がします。Mac OS Xは定期的にソフトウェア・アップデートが適用可能なアップデートがあるか確認してくれますし、iPhone/iPad/iPodはiTunesと同期した時に定期的にチェックしてくれます。

しかし、Apple TV 2Gは特にそのような設定が無く、先日 Version 4.1.1 がリリースされていたのですが、昨日まで気がつきませんでした。

ということで、ウチも早速 Apple TV 2G (MC572J/A) ソフトウェアバージョン 4.1.1 をインストールしてみました。

バージョンアップはApple TVをRemoteで操作して行います。Apple TVの画面で [設定] – [一般] – [ソフトウェアをアップデート] を選択してバージョンアップを開始すれば、Apple TVが全て完了してくれます。ちょっと背景の映り込みとピントが気になりますが、バージョンアップ開始から完了までをビデオ撮影してみましたので公開してみます。

Apple TV: iOS 4.1 がリリースされています

Apple TV 2G向けにもiOS 4.1 (iOS 4.2では無く)が2010年11月23日(日本時間)にリリースされています。適用は、Apple TVのメニューから[設定] – [一般] – [ソフトウェアをアップデート]とします。

アップデートがある事を知らせるメッセージが表示され、ダウンロードとインストールを選択すると一度 [一般] メニューに戻りダウンロードが開始されます。ダウンロードが終わると、バージョンアップが始まりインストール、再起動後に少々時間がかかる処理が終わると元通りApple TVが起動してコンテンツの選択画面が表示されます。

ぱっと見た目ではVoiceOver以外、何が変わったのかよく分かっていません (^^;;

Apple TVなら大画面で写真、ビデオ鑑賞が楽しめそう

今年発売された黒いApple TV。

今月になって遂に脱獄されてしまいましたが、iOS搭載デバイスとしてはとっても安いUSD99.00。円高の影響でUSD1が81円〜82円なので、日本円で8100円位。

まだ日本国内では発売されていませんし、レンタルビデオやレンタル映画のサービスも始まっていないので搭載されている全ての機能が使える訳ではないのですが、家にある大画面テレビにHDMI接続してYouTubeの動画を楽しんだり、Flickrの写真を見たり、レンタルサービスが無くても多少は楽しめそうです。

特に、家庭内LANにiTunesが動作しているMacやPCがあれば、ライブラリに保存されている音楽を再生したり、動画を再生する事も出来ます。そんなときにiPhoneやiPod Touch、iPadがあればApp Storeから無料でインストールできるRemote Appを使って再生するコンテンツを選ぶ事も出来るし、iOS 4.2がリリースされるとAirPlayでiPhoneやiPadからストリーミングでApple TVに接続された大画面に動画や音楽を再生できる代物。

ウチは去年購入したMac MiniのDVI端子をHDMIに変換して、液晶テレビに接続してしまっているので、直ぐに導入するつもりにはなれませんが、実家のアナログテレビが液晶テレビに置き換わったタイミングで導入したいと思っています。

といっても、いつになったら日本で発売されるか分からない状況なのですが、アメリカのVintage Computerで扱っていました。価格は約1.5倍の12800円ですが、直ぐに手に入れたい方は利用してみても良いかもしれません。ただし、日本国内ではAppleの保証を受けられないのでリスクも伴いますが。

ちなみに、以前ウチはVintage ComputerからH.264 Turboを購入した事がありますが、スムースに商品入荷後に発送されて問題なく届きました。

参考リンク: Vintage Computer – Apple TV

Apple Special Event: 新しいApple TV

2010年9月1日(アメリカ時間)のApple Special Eventで第2世代Apple TVが発表されています。

従来の1/4のサイズになり、手のひらにも乗ってしまうサイズに小型化されています。噂されていたAppについては触れられていませんでしたが、基本的にはストリーミング再生を前提としたデバイスに変化しており、ストレージは内蔵していません。ネットワークに繋がっていて、ローカルネットワーク上のストレージにあるコンテンツを再生出来れば、本体に蓄える必要は無いので十分だと思います。

要するにデータをHDMI信号に変換するボックスであり、そこに映画やテレビのレンタル機能が実装されているイメージでしょうか。

そして何より面白そうなのは、iOS 4.2を搭載したデバイスから、このApple TVへコンテンツをストリーミング再生出来る事。外出中に見ていた映画やビデオの続きを自宅に着いたら大画面で再生して楽しむ事も出来そう。

ただし、当面は限られた国(コンテンツレンタルの関係でだと思いますが)でのみ販売され、年内に拡大するとの事。日本での発売は明確になっていません。ローカルに置いてあるコンテンツを再生するだけでもかなり楽しめそうなデバイスなのですが…。

  • 従来モデルの1/4のサイズ。
  • 背面にあるのは電源コネクタ、HDMIコネクタ、ネットワークポートのみ。iEEE802.11n無線ネットワーク対応。
  • アルミニウムリモート付属。
  • 映画、TV、音楽再生。
  • レンタルのみで、コンテンツ購入は無し。
  • 記憶容量は無く、ストリーミング再生。
  • HD映画のレンタル料金はUSD4.99
  • HD TV番組のレンタル料金はUSD0.99
  • NETFLIXからのストリーミング放送。
  • You Tube再生。
  • flikrの写真閲覧。
  • mobile me上のビデオ再生、写真閲覧。
  • ローカルのMac / PC上のビデオ、音楽、写真の再生。
  • iOS 4.2が搭載されているデバイス(iPhone / iPad)からAirPlayを使いApple TVへストリーミング再生が可能。
  • 日本での発売日は未定。
  • USD99

参考リンク: Apple (US) – Apple TV