Mac: Mac OS X Lionのトラックパッド2本指スクロール

Mac OS X Lionをインストールして最初に少しを戸惑いをくれたトラックパッドを指2本で触れた時のスクロールについて。

従来のMac OS X Snow Leopardとは指をスライドさせる方向と、画面のスクロールが真逆なので、インストール完了直後からかなり戸惑いました。

iOSは画面に触れながら指を動かしている為、コンテンツがまるで指に吸い付いている様な感覚があり違和感が無いのですが、画面とトラックパッドが離れているMacを操作していて、iOSと同じ方向にコンテンツが動くとまだ違和感があります。

当然これはシステム環境設定のトラックパッド内でスクロールとズームのタブを表示し、「スクロールの方向: ナチュラル」のチェックを外す事でSnow Leopard以前と同じ向きにスクロールさせる事が出来ます。

まあ、折角Appleも「これがナチュラルな向きだ」としてデフォルトでチェックを入れている様なので、慣れるまで頑張ってみようと思います。

それにしても、トラックパッドの設定画面にあるデモムービーを見ながら、チェックをつけたり外したりしていると徐々にどっちがどっちか分からなくなってくるのが楽しいです。

Mac: OS X Lionをインストール

2011年7月20日にリリースされたMac OS X Version 10.7, Lionを購入、インストールしてみました。

まず始めに既にインストール済みのMac OS X Version 10.6, Snow Leopardを最新までソフトウェア・アップデートで更新。更にOSに近いところで動いているAirDisplayやiStats、CoolBook等のサードパーティーアプリも最新版が無いかどうか確認して、更新があればインストールしました。尚、iPadやiPhoneを外部ディスプレイとして利用するアプリAirDisplayはLionとの互換性に問題があるとの事で、Macのモデルによって利用出来なくなっています。今後改善するとの事なので、早くに再び使える様になる事を願いましょう。

Lionの購入とインストールは非常に簡単。App Storeを開いて、いつどおりApple IDを使って購入。その後はApp Storeが自動的にDockにアイコンが追加してダウンロードを開始します。ダウンロードサイズが約4GBとかなり大きいので、十分スピードのあるブロードバンド回線を使う事が望ましいです。ウチはシンガポールの回線が少々細いため、ダウンロードだけで1時間30分程掛かりました。ダウンロードが終わるとインストーラーが起動します。

インストール工程も簡単で、質問はほとんどなく使用許諾書への同意とインストール先ディスクの選択程度です。後はMacが勝手に進めてくれますが、途中で再起動がかかり、更にインストールが続けられます。再起動後のプロセスが約30分程度でしたが、何故か省電力設定が有効になっているのか、インストール中にディスプレイスリープしてしまい進捗状況が良く分からない場面がありました。セットアップ中は時々マウスカーソルを動かすなどして画面がスリープしない様にした方が進捗状況が分かりやすくて良いかもしれません。

セットアップが完了し、再度Macがリブートすると新しくなったログイン画面(自動ログインが無効の場合)が表示され、ログインするとLionが使える状態になります。デスクトップの見た目はさほど変わりませんが、ウィンドウの開き方がiOSっぽくなっていたり、トラックパッドを使った画面のスクロールがiOSと同じ方向になっていたりと、操作を始めると色々な変化に気が付きます。Spotlightがインデックスの再構築を行う為、インストール直後は少し動作が遅く感じます。Spotlightのアイコン(メニューバーの一番右)を注目すると虫眼鏡の中でドットが点滅しており、インデックスの構築中である事を確認出来ます。

その他の見た目では、表示されるダイアログのOKやキャンセルのボタン形状も変わっていますし、そして何よりウィンドウの大きさ変更がウィンドウの隅であればどこでも出来る様になったのは嬉しい改善です。従来はウィンドウの右下をつまんだ場合のみウィンドウのサイズ変更が可能でした。LionからはWindowsと同様にウィンドウの4隅、4辺どこでもサイズ変更を行う事が出来ます。

なお、Lionが起動した直後にこの様なメッセージが表示されました。More Infoをクリックすると右の画面が表示されます。OSがソフトウェアを実行しようとした際に、互換性がない場合にこのようなウィンドウが表示される様です。なお、ウチの環境ではAirDisplay以外は正常に動作しています。

もう一つはCyberduck (FTPクライアントアプリ)を起動した際、次の様なメッセージが表示されました。OS X 10.7にはデフォルトでJavaランタイムがインストールされていない様で、初めてJavaランタイムを用いるアプリを起動したタイミングでダウンロード&インストールを促す様です。インストールは正常に完了し、Cyberduckもちゃんと動いています。

全体として2時間程度でインストール出来ました。まだ操作感に慣れていない場面も(特にマウスジェスチャ)ありますが、全体として使いやすくなった印象です。

参考リンク:

 

Mac: Safariのファイルダウンロード、Version 5.1から良くなりました。

先日リリースされたSafari Version 5.1。全体的なパフォーマンスやリーディングリスト機能の追加、その他プライバシーの改良がメインとなっていますが、個人的にはダウンロード機能の改善が気に入りました。

Appleからの変更内容では、ドラッグ&ドロップによるダウンロードが説明されています。しかし、ウチはこの機能よりも、いつも通り普通にダウンロードするファイルをクリックした際に、追加のダウンロードウィンドウが表示されなくなったのが良いと感じています。

たまたま今日、WordPressのページからプラグインをダウンロードしていて気が付いたのですが、ファイルのダウンロードを開始するとウィンドウの右上にダウンロードアイコンが表示されて、それをクリックする事で進捗状況が表示される様になっています。

今までは毎回小さなダウンロードウィンドウが開き、適宜閉じる必要がありましたが、この改善によって追加ウィンドウが表示されずにスッキリした感じです。

参考リンク: Mac: Safari 5.1 リリース – Logon Blog

 

Mac: Safari 5.1 リリース

SafariがバージョンアップしてVersion 5.1になっています。

Lionのリリースと同じ2011年7月20日に公開されており、新機能と改善が数多く適用されています。

ソフトウェア・アップデートもしくはAppleのWebからダウンロード可能で、インストールを完了する為にはOS Xの再起動が必要です。

新機能の改善内容は以下のとおり。

このアップデートには、以下の新機能が含まれています:

  • リーディングリスト:時間のあるときにブラウズできるように、Web ページやリンクを簡単にリーディングリストに追加できます。
  • 新しいプロセスアーキテクチャ:安定性と応答性を高めるために Safari がリエンジニアリングされています。
  • 再開:Safari 環境設定の“一般”パネルで、Safari の起動時に直前のブラウズセッションのウインドウが開くように選択できるようになりました。
  • プライバシーの改良:Safari 環境設定の新しい“プライバシー”パネルで、Web サイトによってシステム上に残される可能性のあるデータを簡単に削除できます。

その他の改善点は以下の通りです:

  • 個人情報の自動入力:個人情報のプライバシーを守りながら、フォームをすばやく自動入力できます。
  • 検索オプション:“検索”を使うときには、検索フィールドに入力するテキストが含まれているテキストを検索するか、入力するテキストで始まるテキストを検索するかを選択できます。
  • ドラッグ&ドロップによるダウンロード:項目を Safari の“ダウンロード”ウインドウの外にドラッグできるため、ダウンロードしたファイルを簡単にデスクトップに置くことができます。
  • 先進の Web テクノロジー:Safari は、フルスクリーン Web ページ、HTML5 アプリケーションキャッシュによるメディアキャッシュ、MathML、Web Open Font Format、CSS3 自動ハイフネーション、CSS3 縦書きテキスト、CSS3 テキスト強調表示、Window.onError、およびフォーマットされた XML ファイルのサポートを取り入れています。
  • 新しい拡張 API:開発者は、ポップオーバー、メニュー、新しいイベントクラス、およびリーダーの操作のための、新しい Safari 拡張機能のサポートを活用できます。

 

Mac: Remote Desktop クライアントアップデート Version 3.5.1

アップルよりRemote Desktopクライアントアップデート・バージョン3.5.1が2011年7月20日にリリースされています。変更内容は以下のとおり。

適用はソフトウェア・アップデートから可能で、OS Xの再起動は不要です。

3.5.1 アップデートは、すべての Apple Remote Desktop クライアントにお勧めします。このアップデートでは、全体的な信頼性、操作性、および互換性に関するいくつかの問題が解決されています。

Mac: ソフトウェアアップデート iWork Update 6 – Version 9.1

OS X Lionの登場で色々なアプリケーションがアップデートされていますが、iWorkも例外ではありませんでした。2011年7月20日に、iWork Update 6バージョン9.1がアップルよりリリースされています。

iTunesのアップデート同様、Mac OS X Lionのサポートが追加されています。

このアップデートによって Mac OS X Lion のサポートが追加され、以下の機能の利点が取り入れられます:

  • フルスクリーン
  • 再開
  • 自動保存
  • バージョン

このアップデートは、iWork 9.0 以降のユーザに推奨されます。

Mac: ソフトウェアアップデート iTunes Version 10.4

2011年7月20日、AppleからiTunesバージョン10.4がリリースされています。

主な変更内容としては OS X Lion 向けの改良で、ソフトウェア・アップデートから適用する事が出来ます。

詳細な変更内容は以下のとおり。

iTunes 10.4 の新機能

iTunes 10.4 が OS X Lion 向けに改良されました。

iTunes が OS X Lion の新しいフルスクリーンアプリケーション機能に対応しました。この機能を使うと、iTunes などのアプリケーションを画面いっぱいに広げて使うことができます。ほかのフルスクリーンアプリケーションへは、ジェスチャを使って簡単に切り替えることができます。

注意:iTunes は OS X Lion の 64-bit Cocoa アプリケーションになり、いくつかの重要な安定性およびパフォーマンスが向上しています。一部の iTunes プラグインがこのバージョンの iTunes で機能しなくなる場合があります。iTunes 10.4 に対応したプラグインのアップデートについては、プラグイン開発者にお問い合わせください。