2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震が発生した際、東京都内で仕事をしており、大きな揺れを感じて職場の建物から外へ避難した直後から携帯電話はほとんど接続出来ない状態になっていました。
そのような時、iPhoneやiPadと3Gデータ通信回線を用いて比較的早い段階で連絡をとる事ができた手段があり、家族や友人に自分の無事を伝える事が出来ました。さらに交通手段が限られた状況下で、地理的に少し離れた地域にいた同じ会社の人々にアドバイスを貰いながら行動する事が出来ました。その連絡手段を記録しておきたいと思います。
[Facebook] [Friendly Facebook for iPad]
Facebook純正AppはiPhoneのみに対応しており、ウチはiPad用にサードパーティーのFriendly Facebook for iPadも併用しています。海外の知人とのやり取りや、ニュースを手に入れる事が出来ました。
[Twitter]
iPhoneとiPadのユニバーサルアプリで、常に最新の情報がやり取りされており、知人とも交通手段の情報を共有が出来ました。
[Skype]
iOS用のAppはiPhone向けがリリースされていますが、Mac OS用、Windows用など様々なOSに対応しており、チャットや通話で連絡を取る事が出来ました。また、プリペイド式のクレジットや月額プランに加入していれば、一般加入電話や携帯電話にも発信する事が出来ます。普通の携帯電話網で繋がらない状況でも、クレジットを使ったSkype Outで携帯電話へ通話する事が出来ました。
iPhone用のApp。Wi-Fiや3Gデータ通信を用いて短いテキストメッセージや画像、動画を送受信出来るアプリです。ただし、お互いがWhatsApp Messengerを使用している必要があり、iPhone以外のAndroid等のデバイス用はWhatsApp MessengerのWebサイトからダウンロード出来ます。このアプリを用いてAndoirdスマートフォンを使っている会社の人と常に連絡を取り合って的確に行動する事が出来ました。
[Viber]
iPhone専用のAppで、Wi-Fiや3Gデータ通信を用いて音声通話が出来るアプリです。相手もViberを使用している必要があり、現時点ではiPhone以外のデバイス向けのAppは公開されていません。また、3Gデータ通信を用いている場合は通信速度によって音声が途切れたり、切断されてしまう場合もあります。