昨日の会社帰りに寄り道した秋葉原で「 5-in-1 iPad Connection Kit (モデル: DR05-IPA) 」を手に入れましたので紹介してみます。Apple純正品ではないので動作に関しては未知数の部分がありましたが思わず購入してしまいました。
Apple純正の「iPad Camera Connection Kit」はDockコネクタに接続するSDカードリーダーとUSBコネクタに変換するアダプター2つのセットですが、このDR05-IPAはその両方+アルファが1つのアダプターに詰まっています。5-in-1という説明通り、全部で5つのインタフェースが搭載されています。
- USBポート – 標準サイズAコネクタ (カメラからの写真取り込みなど)
- USBポート – Mini USB Bコネクタ (Mac/PCとの同期や充電)
- SDカードスロット
- MicroSDカードスロット
- ビデオ出力 (アナログビデオ信号と音声出力をTVへ接続)
これだけのインタフェースが一つに入っているのでサイズは純正のiPad Camera Connection Kitより大きくなりますが、全てが一つにまとまっているのでいくつもアダプターを準備したり持ち歩く必要が無くてスマートです。これさえあれば外出先でMacBookやPCが無くてもデジカメで撮影した写真をメールで送ったり、iPadをフォトストレージとして使う事も出来そうです。
続きで更に詳しく紹介してみます。
パッケージの背面、前面に描かれた対応している機能を示すアイコン、そして内容物の写真です。パッケージ背面には各コネクタやインタフェースの役割と使い方、同梱品が描かれています。前面のアイコンにも描かれていますが、PCキーボードを接続してメールやメモなどの文字入力が出来る事になっています。同梱品は本体とUSBケーブル(Standard USB Aオス – Mini USB Bオス)と、ビデオケーブルです。
本体の写真です。iPadに接続した時、背面側にCEやFCCロゴと各インタフェースの名称が表示されています。Syncと書いてあるMiniUSB Bコネクタで充電やMac/PCとの同期が出来ます。
まずはSDカードスロットを使ってみました。デジカメからSDカードを取り外してアダプターに挿入。そして、スタンバイ状態のiPadにDR05-IPAを接続してスタンバイを解除します。
スタンバイを解除すると「写真App」が起動し、SDカードに保存されている写真が表示されます。このアダプターが接続されていない時には表示されない「カメラ」タブが画面の上部に現れ、SDカード内の写真ファイルをiPadに読み込んだり、削除したりする事が出来ます。全てを読み込んでみると表示されている写真が順番にiPadへ転送され、最後に読み込んだ全ての写真をSDカードから削除するかどうか問われます。操作性はMacのiPhotoと全く同じです。
読み込まれた写真は「すべての読み込み」アルバムに保存されます。最後に読み込んだ写真は「最後の読み込み」アルバムにも表示されます。これもiPhotoと同じですね。
これらのiPadへ読み込んだ写真は、Mac/PCとiPadを同期する時にMac/PCへ取り込む事が出来ますので、読み込んだ後でSDカードから写真を削除してもiPadから削除しなければオリジナルをMac/PCへ残す事が出来ます。これなら旅行の時などにiPadを16GB, 32GB, 64GBのフォトストレージとして使い、SDカードがいっぱいになってしまって写真が撮れないという事態を防ぐ事が出来るかもしれませんね。
SDカードを接続しなくてもUSBポートにデジカメやiPhoneを接続すれば、そこに保存されている写真をiPadへ読み込む事が出来ます。まだビデオ出力とキーボードは試していませんがMiniUSB BコネクタでMacと同期出来る様になり、更にSDカードから写真を取り込めるだけでもなかなか便利に使えます。
気になる方は是非チェックしてみてください。