iOS 4.2.1になってもiPhone、iPad共にサイレントスイッチの役割が微妙なまま。何となく説明してみようと思います。
微妙な理由: サイレントスイッチを消音側にスライドしても、音が出る!
サイレントスイッチを消音側に設定した場合、[設定] – [一般] – [サウンド]の画面で設定できる新着メールのサウンドや、メール送信、ロック時の音、キーボードのクリック音がスピーカーから鳴らなくなります。これはまさに「サイレント」という感じで、iPhoneの場合も着信音が出なくなるので電車やバスの中では消音に設定しておく事で不用意に着信音が鳴る事もありません。
しかし、消音に設定していた場合でも音量が ゼロ になっていない場合、iPodや音楽を再生するアプリではスピーカーから音が鳴ってしまいます。実際にサイレントスイッチを消音側にスライドした状態でiPodで音楽を再生するデモをビデオに撮影してみました。見て頂ければ分かる通り、サイレントスイッチの位置に関わらずiPodで再生している楽曲の音が鳴ってしまいます。音量ボタンを使って、音量をゼロに設定すれば鳴らなくなります。
なので、iPhoneやiPadを公共交通機関の中で使うときは、サイレントスイッチを消音に設定するとともに、念のため音量をゼロに設定するか、ヘッドホンを接続しておいた方が不用意に音が鳴って周りの人に迷惑をかける事が無くて良いかもしれません。
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