iPhone、Android端末で撮影した写真には位置情報が含まれている事はよく知られていると思います。モデルによってはデジカメでもGPSが搭載されており位置情報を保存してくれるものも多くあります。
アプリによってはSNSやインターネットに公開する際自動的に位置情報を取り除いてくれるものがありますが、Macで写真を扱う際は気をつけないと撮影場所を知られてしまいます。旅行先での写真などはむしろ位置情報があった方が便利でしょう。しかし、自宅で撮影した写真などはむしろ位置情報が含まれていない方がプライバシー保護の為には良いと思います。
Macで写真ファイルにEXIF位置情報が含まれているかどうか確認する方法、そしてそれらの位置情報を簡単に削除する方法を紹介してみようと思います。使ったアプリは以下の二つ。いずれもMac App Storeで無料ダウンロード、インストールできます(2016年4月3日現在)。
位置情報が含まれているか確認する方法は簡単で、File Viewerを起動してファイルを選択。右側に位置情報を示す「GPS Metadata」が表示された場合はその写真の撮影場所がふくまれているとわかります。
この位置情報を削除するにはEXIFPurgeが使えます。起動してファイルを選択、出力先フォルダを選択したらPurge Exif Intoボタンをクリックします。広告が表示されますがこの作業だけでファイルに含まれている一情報情報削除する事ができます。削除されたかどうかはFile Viewerを使って既述の手順で確認できます。