一眼レフCCDクリーニングに挑戦

昨日気がついてしまったNikon D80のCCD上のゴミ。見つけてしまうと気になってしまい、f22まで絞って撮影する事は極めて稀と知っていながらも対策を考え、実行してみました。

ニコンにお願いして綺麗にしてもらう

ベストな方法です。早速Nikonに電話して聞いてみました。

新宿や銀座などのニコンプラザ・サービスセンターへ持ち込んだ場合、1000円でクリーニングを行ってくれます。作業に2時間程度掛かるとの事なので、サービスセンター閉店の2時間前に行かないと確実に当日作業完了したカメラを受け取る事は出来ません。
また、沢山の方がクリーニングを依頼している場合は2時間以上掛かるか、当日完了しない場合もあるとの事。当日中に完了しない場合は郵送で送ってもらう事も出来る様です。

最初から郵送で依頼する場合は横浜にある修理センターへ送れば作業完了後に返送されてきます。郵送で依頼する場合のクリーニング料金は2100円。修理センターへの発送料金は依頼者負担で、返送時はニコンが負担します。

確実に綺麗になると思われますし、下手に自分でクリーニングして最悪の事態になる事はあり得ません。

自分でクリーニングしちゃう

リスクがありますが、安く・早く実行出来ます。ただし、確実に綺麗になる保証はありませんし、神経をすり減らしながら根気よく作業する必要があります。最悪の場合には傷を付けてしまったり、壊してしまう可能性もあるので、そのリスクを覚悟で実行する必要があります。

しかし、何よりも「ワクワク感」があります。今までやった事が無い事を試してみるワクワク感は最高です。

ということで、早速…

まずは道具を揃えます。Nikonも純正の「ニコン クリーニングキット プロ」を販売していますが、8190円。ブロアーなど既に持っている道具も含まれていますし、そもそもそれほど頻繁に作業するとは思えないCCDクリーニングの為にこの価格を出すのはちょっと。郵送でニコンにクリーニングをお願いしても4回分。その方が確実な気がしてしまいます。

ということで、入手したのはこちら。

HAKUBAのレンズクリーナーキットと、クリーニングペーパー。総額493円。「ニコン クリーニングキット プロ」に比べれば激安です。もちろん、これがCCDのクリーニングに最適という保証はありません。ちなみに、クリーニングペーパーは100枚入りで、レンズクリーナーに付属しているペーパーよりも大きいので、奥の方にあるCCDをクリーニングするには便利でした。

後は、手頃な太さ・長さの棒を準備します。ウチは今回、割り箸を使いました。竹串や使いやすいツールがあればあわせて準備した方が良いと思います。

いよいよ作業ですが、まずは深呼吸をしながら一息入れて、顔でも洗って落ち着きます。そして一度、いっぱいに絞った状態で白い画面を撮影し、作業前のゴミの状態を把握してみます。

覚悟がきまったら、カメラのメニューから「クリーニングミラーアップ」を選択し、シャッターボタンを押してミラーをあげます。そしてレンズを外して早速作業です。

割り箸の先端に丁寧にクリーニングペーパーを巻き付け、先端を折り曲げてからクリーナーをつけてCCD表面を綺麗にします。と言葉で書くのは簡単で、実際にやってみるとかなり難しい。クリーナーは無水エタノールなのですが、拭きムラが残りやすいのでつけ過ぎない様にじっくり進めます。と、この間ずっと作業に夢中になっていて写真を撮り忘れました。

クリーニングペーパーは1枚2円程度なのでどんどん交換して綺麗なものを使った方が良さそうです。

結論からすると、完全に取り除くのはそう簡単ではなさそうです。昨日見つけたゴミは全て右へ左へ動きますが、それを取り除く事がとても難しく、どこかに残ってしまいます。おそらくニコンにお願いするとこれが綺麗に無くなるのでしょうね。どんなにクリーニングペーパーを使っても、結局どこかにゴミが残ってしまう結果になりました。

それでもクリーニングしてみる前よりは改善されたと思うので、念のため明日にでも青空の写真を何枚か撮って確認してみようと思います。かなりリスキーな作業でしたが、久々に新しいエリアに足を踏み入れた感はありました。完璧には出来ませんでしたが、f8位であれば全く気にならない状態になったので、今のところ一応成功です。

サンプルの写真。左から「作業前 f22」「作業後 f22」「作業後 f8」です。

幾度か記述した通り、自分でクリーニングする事はリスクを伴いますので自己責任で。

デジタル一眼レフのCCDにゴミが….

週末、海外からの知人を案内して東京都内や富士山を観光していました。お気に入りのNikon D80で写真を沢山撮影して楽しい週末を過ごしたのですが、自宅に帰り撮影した写真をMacに取り込んで眺めながら「ご、ゴミが!」と叫んでしまいました。

よく見ると小さなゴミが画面上に沢山。MacのLCDを拭いてもいなくならない。50 mmと35 mmのレンズ、どちらで撮影した写真にもゴミが映っています。早速CCDのクリーニングモードを使ってブロワーでゴミを飛ばし、絞りを調整しながら白い紙の画面を撮影。シャッタースピードの調整が不適切で暗い画面ですが、いっぱいに絞って撮影した写真には無数の細かなゴミ(というよりは汚れ)が映っています。

開放の時はほとんど気にならない汚れが沢山CCDについてしまっている様です。さすがにこれだけ映り込んだ状態を見てしまうと気になって仕方がありません。ネットで調べてみるとクリーニングキットを使って自分で清掃している方が沢山いらっしゃる様ですので、時間のあるときにカメラ屋さんで道具を見てみようと思います。

一番確実な方法はメーカーのサービスにお願いしてクリーニングしてもらう事の様ですが、作業が終わるまで預けて数日間掛かる様子。今度の週末もカメラを使いたいので、自分のスキルアップの為にもトライしてみようと思います。