MacBook Pro 15 inch のバッテリーについて

しばらく前からウチがメインに使っているMacBook Pro 15 inchのバッテリーが相当劣化してしまい、完全充電しても30分程度しか駆動しなくなってしまった。LCDのバックライトを極限まで暗くしたり、Bluetoothをオフにしたりすれば何とか1時間程度は使えそうだが、これでは目が悪くなりそう。バッテリーが元気な頃は外に持ち出して色々な場面で使っていたのだが、最近はあまり持ち出さなくなってしまった。いかんせん電源の無い場所で突然バッテリー切れに襲われると始末が悪い。

そうこうしているうちに、メニューバーのバッテリーアイコンをクリックすると「バッテリーの交換修理」というメッセージが表示される様になり、システムプロファイラで電源の項目を見ると状態が「バッテリーを確認」となる様になった。

充放電回数が250回程度で寿命を迎えてしまうのかと思いながら、Online Apple Storeでバッテリーパックの値段を見ると結構な金額。まだ完全にダメになってしまったわけではないので、当分交換するつもりは無いが、充放電回数から鑑みた寿命の短さが少し気になりAppleCareに電話して色々バッテリーについて伺った結果を記録しておこうと思う。

  • MacBook Pro (アルミニウムユニボディになる前)のバッテリーは、充放電回数300回程度が寿命である。
  • アルミニウムユニボディのMacBook Proは1000回程度まで寿命が延びている。ただし、ユーザー自ら交換出来ないため、バッテリーの交換修理が必要な場合は数日間Appleへ預けての作業となる。
  • MacBook Airは充放電回数500回程度の寿命。こちらもアルミニウムユニボディなので、ユーザー自らの交換は不可。
  • iPadについても聞いてみたが、2010年2月15日現在、不明との事。

この結果から、ウチのMacBook Proのバッテリーはやはり寿命であるとの事。現在販売されているバッテリーも寿命は同じ程度とのことで、また2年程度で同じ様な状態に陥ってしまうと思うと、購入を躊躇してしまう。しかし、AppleCareで最後に教えてもらった事はとても有益であった。それは

AppleCareホットラインでバッテリーを注文し、新しいバッテリーと引き換えに古いバッテリーを返却(Appleへ渡す)事で、5000円程度(MBP 15 inch用の場合)安く提供出来る

とのこと。MacBook Pro 15 inchのバッテリーは15800円もする為、古いバッテリーをAppleへ返却するだけで約1万円になるのは大きい。ひとまず今日は注文しなかったが、今使用しているバッテリーが完全に寿命を迎えた場合にはAppleCareへ再度電話し、注文してみようと思う。割引だけでなく、自治体によって様々な扱いがあるバッテリーの処分も困らないので、助かるサービスと感じた。