桜の季節ですね

徐々に暖かくなり、季節は冬から春へ。先日、曽我梅林の帰り道に立ち寄った早川の蕎麦屋で咲いていた早咲きの桜は終わってしまった頃でしょうが、ソメイヨシノをはじめとする、その他の桜が一斉に開花を迎える時期になりました。

3連休だったので、この週末の開花を楽しみにしていましたが、もう数日後になりそうですね。

ところで、桜の開花メカニズムはどのようなものなのでしょうか。ちょっと調べてみました。

桜は一度寒くなってから、暖かくなると開花する。

桜の花芽は前年の夏頃に出来上がっているのです。つまり2010年の春に咲く花のもとは2009年の夏から桜が準備をしてくれているのですね。ありがたい事です。

そして、花芽は一旦休眠します。花芽ができてすぐに咲いてしまうのではなく、休眠する為、夏のうちに花が咲く事がないわけですね。

休眠から目覚めるには、花芽が寒い気温にさらされる必要があります。冬の寒さが桜の花芽を休眠から目覚めさせ、桜が咲く為の準備を整えます。

そしてその後暖かい日が続くと開花します。これは日々の気温を積算してある一定の温度を超えると開花になります。資料によって、積算温度はまちまち(積算を開始する日にもよりますが)ですが、休眠から覚めてから600度程度の様です。

今週末には徐々に散り始めてしまうかもしれませんが、春の訪れを知らせてくれる桜。早く暖かくなり、1日でも早く開花して楽しませてくれるといいですね。