ウチはシンガポールから国際電話をかける際、なるべく費用を抑える為に「Phoenix Comms」という会社のIDDサービスを利用しています。このPhoenix Commsは、電話をかける時に国番号の前に「1516」というプリフィックスをつけてダイヤルする必要があります。
その為、iPhoneの(つまりiCloudの)コンタクトには常に同じ電話番号を「1516」プリフィクス有り無しの2つ登録しています。電話をかけるだけであればプリフィックス有りだけを登録しておけば良いのですが、そうすると電話が掛かってきた時に誰からの電話か分かりません。
そんなわけで、現在のコンタクトはこんな風になっています。
さて、「Edit Before Call/SMS」というアプリは、連絡先に登録されている電話番号に予め規定したルールを適用してくれます。例えば、「+」を「1516」で置き換えるといった。当然、置き換えた番号をコンタクトに保存するのではなく、コンタクトを呼び出して発信する前かSMSを送信する前にそのルールを適用出来ます。
アプリをインストールして「Rules」というタブを表示すると、デフォルトのルール一覧が確認出来ます。ウチはそれらを全て削除して自分なりに1つだけ、Phoenix Commsのプリフィックスのみを設定してみました。ルールは、何らかの文字を見つけて置き換えたり、何からの文字を取り除く、もしくは単純に足すという設定が出来ます。
この設定をしておくと、電話帳から + から始まる番号をタップすると…
この様に、オリジナルのまま発信/SMS、もしくはルールを適用して発信/SMSを選択する事が出来ます。頻繁に国際電話をかける方や、海外に出掛ける事が多い方には便利かもしれません。
参考リンク:
- Edit Before Call/SMS – iPhone App
- Phoenix Comms