先日こちらのエントリーで投稿した通り、ウチのMacBook Pro (Model A1260)が起動しなくなってしまい、困ったことになっています。電源ボタンを押した直後、DVDドライブから一瞬音が発せられ、HDDのアクセス音と共に電源が切れてしまう現象。HDDが故障してしまったと仮定して一度MacBook Pro本体からHDDを取り出してデータを別のMacにコピーできるかどうか試すことにしました。
- 玄人志向 2.5型HDDケース SATA接続 USB2.0対応 クロムシルバー GW2.5AI-SU2
- ベッセル(VESSEL) パワーグリップ トルクスドライバー T6 No.B-5400TX
- プラス精密ドライバー
まずは本体からACアダプターを外し、底面側に装着されているバッテリーを外します。さらに、その内側にあるプラスネジを外してメモリースロットのカバーを外します。
次に、底面(4箇所)、左右側面(各4箇所)、ディスプレイのヒンジの脇(2箇所)、メモリースロットカバーの内側(T6トルクスネジ 2箇所)、そしてバッテリースロットの内側側面のネジ(2箇所)を外します。
そしてディスプレイを開き慎重にキーボードのディスプレイ側を持ち上げます。ただし、キーボードの内側とロジックボードがフラットケーブルで接続されているのでゆっくり持ち上げすぎないようにします。さらに、パームレストの手前側にプラスチックの爪になっている個所があるので簡単には外れません。
まずはキーボードを持ち上げた隙間からロジックボードに接続されているフラットケーブルを外し、さらにキーボード&パームレストを奥側から手前に持ち上げるようにして、少し力を入れて外します。プラスチックの爪部分が外れる時、緊張する音が発生しますが、コツなどを文章で説明するのが難しい感じです。
次に、ハードディスク、赤外線レシーバ、パワーLEDのフラットケーブルをロジックボードから外します。そしてハードディスクを固定している金属バーのT6トルクスネジ2本を外します。
赤外線レシーバとパワーLEDは、HDDに貼り付けられているフラットケーブルでコネクタ接続されているので、これも外しておきます。これによってフラットケーブルとハードディスクが取り外せるはずです。
後は慎重にフラットケーブルをHDDから剥がし、コネクタからケーブルを抜いて別途用意したGW2.5AI-SU2に装着してMacMiniに接続してみました。
結論としては、無事に取り外したHDDからデータを読み出すことができました。ひとまず全ての必要なデータをMacMini側へコピーして安心。再度ハードディスクを元通りMacBook Proへ接続して組み立てなおしましたがやはり同じ状況。電源ボタンを押しても正常に動作しません。
やっぱりAppleに修理をお願いしなければならなそうです。
あらら…
とても残念です。HDDの中身が救えたのは、不幸中の幸い?
それにしても、絶妙なタイミングですね。
コメントありがとうございます。
そうなんですよ、データが救えたことはとても有難いですね。HDDやロジックボードはお金で直りますが、データはプライスレスですもんね (^^)
これを機に全てをMacBook Airへ移行しようと思います。
ウチのもバックアップ考えておかなきゃ。
いつか、そのうち壊れるのは分かっているけど、バックアップって適切なタイミングで出来ていない気がする。
タイムマシーン使えるように、HDD買うかな?
Time Machineも色々と癖があるので、一番単純な方法としては外付けHDDに定期的に重要なデータをコピーしておくだけでも安心感がありますね。
ウチの場合はネットワーク上のドライブにTime Machineでバックアップを取っていますが、iTunesライブラリやiPhotoライブラリはさらに別のHDDに単純コピーを作っています。
まあ、バックアップ先もHDDなので果たしてどのくらい信頼できるか未知数ですが…。無いよりはマシと思っています。