今日は職場でUTPケーブルへのRJ-45コネクタプラグの圧着作業をしました。単純な作業なのですが、集中して作業をしないと圧着不良になったり、場合によっては結線を間違えて全く使い物にならなかったり。
まずRJ-45コネクタプラグが付いていないUTPケーブルの被覆をむく必要があるのですが、今日初めて使ったのがSANWA SUPPLYの簡易皮むき工具(LAN-TL5)。ちょっと不思議な見た目をしていますが、UTP被覆内部の線を傷つけずに上手にむく事が出来ました。刃の部分を交換出来ないので消耗品扱いとして3個1セットで販売されています。
被覆をむいたら今度は線の並べ替え。8本を正しい順番で並べ、RJ-45コネクタプラグへ慎重に差し込み、一番奥までワイヤーが入っている事を確認します。しっかり線を真っ直ぐにしておかないと上手にプラグに入らないだけでなく、上手に端子のピンが接触しない場合があります。また、被覆をむいた部分の長さを調整して先端をそろえておく必要があります。
最後は圧着。会社にはAMP社製の高級な圧着工具が有り、しっかり作業が出来ました。
この工具は、フレームとコネクタを差し込むダイの部分が別売りで、ダイが消耗した場合には交換出来る様になっています。とはいえ、これほどのツールが必要ではなさそうな場合は、SANWASUPPLYのかしめ工具(ラチェット付き)や、RJ-45以外にもRJ-11, RJ-21, RJ-22にも対応している圧着工具も手軽に入手出来、いつでもUTPケーブル製作に励むことができます。
1本、2本であれば市販のUTPケーブルを購入した方が手っ取り早いですが、50本、100本もプラグ付きのUTPケーブルが必要な場合はリールBOX入りのプラグ無ケーブルとRJ-45コネクタプラグを手に入れて大量生産した方が安く、後になって修理も出来るのである意味便利かもしれませんね。
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