2010年4月19日のソフトバンクのプレスリリースで、パケット定額サービスに加入する事で「月々割」による割引額が増える「バリュープログラム」を2010年4月27日から提供すると発表されています。
月々割はソフトバンクの携帯電話を購入した際、新スーパーボーナスに加入する事で、加入3ヶ月目から24ヶ月間、一定の料金を割り引いてくれるサービス。端末を一括で購入しても、分割で購入しても適用出来ます。端末によって割引額が異なり、「シンプルオレンジ」「ブループラン・バリュー」で加入しない限り適用されます(ソフトバンクの契約者のほとんどって「ホワイトプラン」の様なきもしますが…)。
で、4月27日から提供される「バリュープログラム」は、パケット定額サービスに加入する事で、元々の「月々割」の割引額をさらにプラスしてくれるもの。
ちょっと計算してみました。
例えば、AQUOSケータイ SoftBank 943SH を購入してホワイトプランに加入した事を考えてみます。(試算のため通話は一切せず通信のみで算出してみました。)
項目 | バリュープログラム前 | バリュープログラム開始後 |
---|---|---|
端末価格 | 3680円 | 3680円 |
基本使用料 | 980円 | 980円 |
S!ベーシックパック | 315円 | 315円 |
パケットし放題(上限と仮定) | 4410円 | 4410円 |
月々割 | – 2000円 | – 2300円 |
合計料金 | 8365円 | 8065円 |
という具合で、「パケットし放題」(定額料1029円/月〜4410円/月)に加入すると、さらに300円/月割り引いてくれます。2年間の増額分合計は300円 * 24ヶ月で7200円。
間違いなくパケットし放題の上限に到達する場合は、「パケットし放題フラット」に加入する事で、600円/月割引。上記試算よりさらに300円/月安くなります。こちらの場合、2年間の増額分合計は14400円。パケットし放題フルの約14%分割引になるので、お得感がありますね。
ただし、上述は普通のケータイの場合。スマートフォンは「パケットし放題 for スマートフォン」への加入となり、定額料は1029円/月〜5985円/月で、月々割の増額分は300円/月です。
ちなみに、月々割の割引対象となるのは”通話料/通信料”、”定額料”、”月額使用料”、”手数料”のみ。よって、基本使用料(ホワイトプランの980円/月など)や、端末価格は月々割の割引対象にならない為、パケットし放題の下限の場合は月々割を使い切れないケースもあります。
ソフトバンクの料金プランやサービスがさらに複雑になっていくような…. (^^;;