ソフトウェアアップデート: Safari 5.0.1リリース – Safari Extensions追加

今日、2010年7月29日にAppleからSafariの最新版となる5.0.1がリリースされています。変更内容は以下の通り。

このアップデートでの新機能:

  • Safari 機能拡張
    • 他社のデベロッパが作成した機能で Safari をカスタマイズ
    • 機能拡張は Safari 機能拡張ギャラリーで見つかります。Safari メニューまたは extensions.apple.com からアクセスできます

さらに、このアップデートによって安定性、アクセシビリティ、安全性が以下のように改善されます:

  • アドレスフィールドのトップヒット結果の精度が向上します
  • CSS アニメーションのタイミングの精度が向上します
  • Safari リーダーのキーボードショートカットを使っているときの安定性が向上します
  • MobileMe メールのスクロールの安定性が向上します
  • Safari リーダーで www.rollingstone.com から複数ページの記事を表示するときの問題が解決されます
  • JavaScript 暗号化ライブラリを使用する Google Wave などの Web サイトが、32 ビットシステム上で正しく動作しない問題が解決されます
  • ネットワーク・ホーム・ディレクトリを使った Leopard システム上で Safari を起動できない問題が解決されます
  • YouTube サムネール画像上にマウスを置いたときにサムネールの境界が消える問題が解決されます
  • www.facebook.com や www.crateandbarrel.com などの Flash 10.1 を使用するサイトで、Flash コンテンツがほかのコンテンツに重なって表示される問題が解決されます
  • www.aa.com から搭乗券を正しくプリントできない問題が解決されます
  • DNS プリフェッチ要求が特定のルーターに大きな負荷をかける問題が解決されます
  • VoiceOver が Web ページの要素を正しく識別しない問題が解決されます

このアップデートのセキュリティの改善点について詳しくは、このサイトを参照してください:http://support.apple.com/kb/HT1222?viewlocale=ja_JP

なんと言っても新機能の「Safari 機能拡張 (Safari Extensions)」。Safariに様々な拡張機能を追加してWebブラウジングを便利にする事が出来ます。機能拡張モジュールはHTML5、CSS3そしてJavaScriptで制作する事が出来、今のところTwitterやBing、Amazon等々から無料で提供されています。

Safari 5.0.1のインストールはいつも通りソフトウェア・アップデートから。適用にはMac OS Xの再起動が必要です。

ということで、早速Safari Extensionsを試してみました。

Safari 5.0.1をインストールしたら、Safariメニューから「Safari 機能拡張ギャラリー」を選びます。すると、Safariのウィンドウで http://extensions.apple.com が開かれ入手可能な機能拡張が表示されます。まずはTwitter for Safariをインストールしてみました。

インストールしたい機能拡張をクリックすると、その説明が表示されるので「Install Now」をクリックします。するとSafariが機能拡張をダウンロードしてインストールまで全て行ってくれます。Twitter for Safariの場合は、アドレスバーの下に新たなバーが表示され、Twitterへすぐアクセスする為のリンク、Search、Related Tweets、Trendingなどが表示される様になります。Bing Highlightsもインストールしてみましたが、こちらはSafariのウィンドウ内で選択した文字列をすぐに検索出来たり、翻訳が表示されたりと便利です。

インストールされたExtensionsはSafariの環境設定で確認する事が出来ます。環境設定に「機能拡張」というタブが増えており、そこで全体のON/OFFと個別の機能拡張のON/OFFやアンインストールを行う事が出来ます。

今後、様々な拡張が出来る様になると便利ですね。