ソフトウェアアップデート: iTunes 10.4.1

Appleから2011年8月22日にiTunesバージョン10.4.1がリリースされています。

適用はソフトウェア・アップデートから可能で、Mac OS Xの再起動は不要です。

変更内容は以下のとおり。

iTunes 10.4.1 の新機能

iTunes 10.4 が OS X Lion 向けに改良されました。iTunes が OS X Lion の新しいフルスクリーンアプリケーション機能に対応しました。この機能を使うと、iTunes などのアプリケーションを画面いっぱいに広げて使うことができます。ほかのフルスクリーンアプリケーションへは、ジェスチャを使って簡単に切り替えることができます。

iTunes 10.4.1 では、以下を含む様々な機能が向上しています:

  • 一部の他社製キーボードで、メディアキーが iTunes で正しく動作しない問題を修正
  • 曲やビデオにアートワークを追加できない問題を修正
  • HD 映画購入時に iTunes が応答しなくなる問題を修正
  • Mac のスリープ解除時に、iTunes が開くまでに時間がかかる問題を修正
  • VoiceOver サポートに関する問題を修正

Mac: iTunesライブラリへビデオファイルを自動追加するApplescript

第2世代Apple TVを使っているのですが、Macに保存している音楽や動画を再生する為にはそれらがiTunesライブラリに入っている必要があります。

しかし、iTunesが動いているのがMac miniで、動画ファイルはMacBook Airからネットワーク越しでMac miniへコピーしていると、わざわざMac miniを操作してiTunesライブラリへそれらを転送するのを思わず忘れてしまったりします。

そこで特定のフォルダとその中のサブフォルダに入っているファイルを検索し、それらをiTunesライブラリに追加するApplescriptを作ってみました。

iTunesはデフォルトで追加するファイルをライブラリフォルダにコピーしてしまうので大きな動画ファイルを扱う場合は、予めiTunesの設定でライブラリフォルダへファイルをコピーしない様に設定した方が良いかもしれません。

次の様な動作をします。

  • 変数strRootPathで設定したフォルダ内に存在するサブフォルダを検索し、それら全てに入っているファイルを見つけ、iTunesライブラリへ追加。
  • 過去にこのスクリプトで追加したファイルを除外する為、変数strLogFullNameで定義されたログファイルに書き込まれているファイル名は処理しない。

という事で、スクリプト本体はこんな感じです。

かなり遠回りな処理をしている気もしますし、まともなエラー処理を行っていないので、利用される際は自己責任でお願いします。

set strRootPath to “USB HDD:Movie” — 検索する親フォルダ。

set LogFullName to “USB HDD:AddedFile.txt” –ログファイル。予め存在している必要有り。

 

— ログファイルを開き、含まれる内容を変数へ代入、ファイルを閉じる。

set FileHanderLog to open for access LogFullName

try

set ConvertedFiles to read FileHanderLog as string

end try

close access FileHanderLog

 

try

— 親フォルダに入っているサブフォルダを検索。

tell application “Finder”

tell folder strRootPath

set strSubFolderList to a reference to (every folder)

end tell

end tell

— 各サブフォルダを処理する為のループを開始。

set strSubFolderNameList to name of strSubFolderList

repeat with i from 1 to count of strSubFolderList

set strSubFolderName to (item i of strSubFolderNameList) as string

set strSubFolderPath to strRootPath & “:” & strSubFolderName

— サブフォルダ内に入っているファイルを検索。

tell application “Finder”

tell folder strSubFolderPath

set strFileList to (a reference to (every file))

end tell

end tell

— 処理中のサブフォルダに入っている各ファイルを処理する為のループを開始。

set strFileNameList to name of strFileList

repeat with j from 1 to count of strFileNameList

set strFileName to (item j of strFileNameList) as string

set strVideoFile to strSubFolderPath & “:” & strFileName

— ログファイルの内容を保持した変数内に現在処理中のファイル名があるか判断。

if (offset in ConvertedFiles of strFileName) ≤ 0 then

— iTunesに処理中のファイルを追加。

tell application “iTunes”

add strVideoFile

— ログファイルを開き、処理したファイル名を追加書き込みし、ファイルを閉じる。

set FileHanderLog to open for access LogFullName with write permission

set aEOF to get eof of FileHanderLog

try

write (strFileName & return) starting at (aEOF + 1) to FileHanderLog

end try

close access FileHanderLog

end tell

end if

end repeat

end repeat

end try

 

自動化するのであれば、これをアプリケーションとして保存してcrontab等で実行すれば決めた時刻や曜日に自動で処理をさせる事が出来ます。

 

Mac: ソフトウェアアップデート iTunes Version 10.4

2011年7月20日、AppleからiTunesバージョン10.4がリリースされています。

主な変更内容としては OS X Lion 向けの改良で、ソフトウェア・アップデートから適用する事が出来ます。

詳細な変更内容は以下のとおり。

iTunes 10.4 の新機能

iTunes 10.4 が OS X Lion 向けに改良されました。

iTunes が OS X Lion の新しいフルスクリーンアプリケーション機能に対応しました。この機能を使うと、iTunes などのアプリケーションを画面いっぱいに広げて使うことができます。ほかのフルスクリーンアプリケーションへは、ジェスチャを使って簡単に切り替えることができます。

注意:iTunes は OS X Lion の 64-bit Cocoa アプリケーションになり、いくつかの重要な安定性およびパフォーマンスが向上しています。一部の iTunes プラグインがこのバージョンの iTunes で機能しなくなる場合があります。iTunes 10.4 に対応したプラグインのアップデートについては、プラグイン開発者にお問い合わせください。

ソフトウェアアップデート: iTunes 10.3.1

約3週間ぶりにMac OS Xを操作する環境を取り戻したら沢山のソフトウェアがアップデートされていました。

その中の一つがiTunesバージョン10.3.1。ソフトウェア・アップデートの通知上には「10.3」と表示されていますが、インストールすると実際にはバージョン10.3.1がダウンロードされインストールされました。

先日のWWDC 2011でアナウンスされたiTunes in the Cloudベータが搭載されたり、ブックiTunes Storeに追加されています。

インストールに際してOS Xの再起動は不要で、ダウンロードのみもAppleのWebページから可能です。

変更内容は以下の通り。

iTunes in the Cloud ベータが登場。「iTunes」で購入するミュージックは、お使いのすべてのデバイスに自動的に表示されます。以前に「iTunes」で購入した項目もダウンロードできます。欲しいものが欲しいときに欲しいところに入ります。

  • 自動ダウンロード。デバイスまたはコンピュータからミュージックを購入すると、Mac および iOS デバイスにそのコピーが自動的にダウンロードされます。
  • 以前に購入した項目をダウンロード。以前に購入したミュージックを追加費用なしでダウンロードできます。購入した項目は、Mac 上の iTunes Store や iPhone、iPad、または iPod touch 上の iTunes App でダウンロードできます。以前に購入した項目がすでに iTunes Store にない場合は、ダウンロードできない場合があります。
  • iTunes 10.3 から、ブックも iTunes Store に追加されます。iTunes Store で好きなブックを見つけて購入すると、お使いの iPhone、iPad、または iPod touch の iBooks に自動的にダウンロードできます。このバージョンからは、App やブックの自動ダウンロードを使用したり、コンピュータや iOS デバイスから以前に購入した App やブックをダウンロードしたりすることもできます。

Apple: iOS 5, Mac OS X Lion, iCloud, iTunes in the Cloudを発表

日本時間20011年6月7日の早朝、WWDC 2011でAppleから様々な新しいサービスとソフトウェアサービスが発表されました。

Mac OS X Lion
Snow Leopardに続く次期Mac OS XとなるLionが発表されています。販売方法はMac App Store経由で、価格は2600円(USD29.99)。1ライセンス購入する事で、所有しているMacハードウェア何台でもインストールする事ができるとの事で、複数台Macを所有しているウチにとっては嬉しい限りですね。さらに、Server機能に関してもAdd-Onという考え方で販売されるとの事。このブログもMac OS X Snow Leopard Serverで稼働していますが、アップグレードも簡単の様な気がしますね。

iOS 5
iOS 4の時の様に様々な新機能が搭載されるiOSのメジャーバージョンアップ、iOS 5も発表になりました。リリース時期は今年の秋。若干Androidっぽい感じもしますが今まで画面の真ん中に表示されていたPush Notificationが画面の上部に表示される様になり、Lock Screenでも詳しくNotificationを確認する事が出来る様になります。他にもWi-Fi及び3Gデータ通信を用いたメッセージングシステム「iMessage」も発表され、テキストメッセージ、写真、ムービー、場所、連絡先を異なるキャリアのiPhoneやiPadさらにiPod touchともやりとりする事が出来る様になります。そして待ちに待っていた「Reminders」というToDoアプリも追加になっており、後述するMobileMeに替わるiCloudやiCal, Outlookと連携して仕事リストの管理をiOSデバイス上で出来る様になるとの事です。他にもSafari, Photos, Cameraの機能強化、そしてMacやPCがなくてもiOS自体のバージョンアップを含めiPhone/iPad/iPod touchの全ての機能を使える様になるとの事です。やっぱり少しずつAndroidに近づいている印象はありますが、今に比べるとあきらかに便利になりそうですね。

iCloud / iTunes in the Cloud
現在のMobileMeのリプレースとしてiCloudも発表になりました。ストレージ容量5GBまで無料で利用する事が出来、カレンダー、連絡先、仕事リストなどのをクラウドで共有する事が出来る様になります。勿論、iOSデバイスだけでなくMacとも連携出来る為、複数所有しているApple製品上の情報を常に同一に保つ事ができるとの事です。情報だけでなく、Eye-Fiの様に写真をWiFi経由でアップロードして30日間クラウドに保存できる「Photo Stream」や、iTunes Storeで購入した楽曲をデバイスへ同期したり再ダウンロード出来る「iTunes in the Cloud」機能も提供されるとの事。MobileMeユーザーのウチとしては若干腑に落ちない感じもありますが、Mac/PCなしでiOSデバイス上のコンテンツをWiFi経由で色々と操作出来る様になるのは大変便利だと感じます。

Mac OS X Lionは7月、iOS 5は秋のリリースとの事なのでしばらく時間がありますが、Mac購入を考えている方はLionのプリインストールを待つのも良いかもしれません。そして、果たしてiOS 5のリリースタイミングで次期iPhoneも登場するのか気になるところですね。

ソフトウェアアップデート: iTunes バージョン 10.2.2

2011年4月18日、AppleよりiTunesの最新版 Version 10.2.2 がリリースされています。

適用はソフトウェア・アップデートから可能で、Mac OS Xの再起動は不要です。こちらのページからダウンロードのみも出来ます。

変更内容は以下の通り。

iTunes 10.2.2 では重要な問題が修正されています。主な修正内容は以下の通りです:

  • iPad との同期中に iTunes が応答しなくなることがある問題を修正。
  • iPhone、iPad、および iPod touch との写真の同期に必要以上に時間がかかることがある問題を修正
  • iTunes Store でのビデオのプレビュー再生中にスキップが生じる問題を修正
  • 安定性とパフォーマンスが向上

iTunes: Songs for Japan

Appleが運営するiTunes Store上で、チャリティーアルバムの販売が行われています。収録されている楽曲は全部で38曲。参加しているアーティストはLady GaGa、Katy Perry、Ne-Yo、Enyaなど。

アルバムの価格は1500円で、購入代金は全て日本赤十字社へ寄付されるそうです。

参考リンク:

SONGS FOR JAPAN – iTunes Storeで開く