2012年の新年早々、1月4日にシンガポール最大手のDBS銀行とPOSB銀行の口座から不正引き落とし事件が発生しました。
昨日、1月5日にテレビやネットのニュースで報道されていましたが、200程度の口座からの不正引き落としが判明したそうです。マレーシアからATMカード/デビットカードを用いて、各口座から平均でS$1,000程度が引き下ろされてしまったそうです。問題が判明したのは、1月4日にDBS/POSB銀行へ数件の「身に覚えのない引き落としがある」という連絡があった事が発端との事です。
それ依頼、銀行は調査を開始し1月6日の夕方にはStraits Timesのニュースフラッシュでは、影響を受けた口座数は400程度に上り、過去2日間で被害額はS$500,000。
当然、被害者の方々にはDBS銀行とPOSB銀行が全額負担で補償が行われるとの事。ウチもPOSB銀行口座をメインに使っており、果たしてウチの口座は大丈夫かと気になるのですが、昨夜はネットバンキングもログイン出来ない程多くの人が取引履歴の確認に殺到しており、心配が残ったままです。なお、被害を受けた口座の所有者には銀行から直接連絡があるとの事。
日本では考えられない様な事件ですが、こんな事が起こってしまうATMのシステムや銀行のシステムに不信感が募ります。早くに原因が判明し、再びこのような事が発生しない改善を図ってほしいものです。
参考リンク:
- DBS INVESTIGATES UNAUTHORISED WITHDRAWALS MADE ON ATM/DEBIT CARDS – DBS Bank
- POSB Bank
- 400 DBS/POSB customers affected by ATM fraud to be reimbursed – Straits Times