2010年4月11日、今朝の新聞で知りましたが、大変な事故がロシアで起きてしまいました。
ロシア西部にある「カチンの森」事件のポーランドが主催する追悼式に出席する為、ポーランドのレフ・カチンスキ大統領夫妻や、訪問団が乗った政府専用機が墜落してしまいました。この事故で97人の方が帰らぬ人になってしまったとの事。
原因は、事故発生当時カチンの森付近は濃霧に包まれており、着陸を4回試みた後に期待が樹木に接触して事故に至った可能性が高いとの事。情報ソースによっては、ロシア側は着陸地の変更を促したが聞き入れられなかった事も伝えていますね。着陸に適した天候状態ではなかった様です。
この飛行機、今でもロシア付近の各国では運用が続けられているツポレフ154で、昨年7月にも墜落事故を起こした様に、既にツポレフ154の初代機が飛行して40年が経過しており、かなり老朽化が進んでいると思われます。
今回の事故、そして過去の事故の原因に応じて運行中の飛行機について適切な検査、メンテナンス、改善がされると良いと感じました。
- Tu-154(ツポレフ154)による航空事故 – wikipedia