MyDNS.jp – Dynamic DNS record update

WindowsユーザはDice等が使えるので便利そうなのですが、Macでサーバーを構築しているウチにとって悩みの種はDynamic DNSのレコード更新。固定IPを持っていないので、プロバイダのDHCPサーバーから割り振られるIPアドレスをDynamic DNSへ定期的に通知しておく必要があるわけで。

最近メールサーバー運用の関連で、MyDNS.jpを利用させてもらっています。MyDNS.jpは「Webブラウザによる認証」「メール受信」等、いくつかの方法でIPアドレスを通知しておく事が出来ますが「FTPクライアントでの接続」もその一つです。

FTPクライアントでの接続でIPアドレスを通知する方法は、MyDNS.jpへユーザ登録した時の”MasterID”と”Password”を用いて”www.mydns.jp”へFTP接続を試みるだけというもの。ただし、MyDNS.jpのサーバーではFTPサービスが動いていないので接続は出来ませんが、正しくIPアドレスは通知・更新されているようです。

ウチのサーバーは以下の内容を DNSUpdate.sh というシェルススクリプトを作り、crontabで3時間毎に実行しています。

#!/bin/sh
ftp -i -v -n www.mydns.jp << END
user <MasterID> <Password>
quit
END

<MasterID>、<Password>の箇所は登録時の情報で置き換えます。

ちなみに、このスクリプトを3時間毎に実行しても、MyDNS.jpの管理画面上のログ表示では24時間毎にしか記録が残りません。おそらく、MyDNS.jpのログの性質なのだと思いますが…。

Macサーバー + MyDNS.jp ユーザの方の参考になれば幸いです。

「MyDNS.jp – Dynamic DNS record update」への2件のフィードバック

  1. ありがとうごうざいます
    参考になります
    私としては 
    シェルススクリプト&crontab を勉強しないとならないかな。。
    おっしゃる通り 出来れば固定IPにしなくて済みそうですね
    ftp -i -v -n 
    とはどのような内容のコマンドになりますか?

  2. あゆ さん

    サーバーのメールサービスが不調で、今まで頂いていたコメントに気が付いておりませんでした。失礼しました。
    コメントありがとうございます。

    Crontabは分かると色々と便利ですね。スクリプトは、Mac OS XであればAppleScriptでも便利かもしれません。

    ftpコマンドのオプションは man コマンドでも参照できます。
    -i: Turn off interactive prompting during multiple transfers.
    -v: Enable verbose and progress.
    -n: Restrains ftp from attempting auto-login upon initial connection for non auto-fetch transfers.

    今後ともよろしくお願いします。

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