実家の近くに流れる小さな川に「一級河川」と記されていて、ふと「一級河川と二級河川の違いは何だろう」と疑問に思いました。
調べた結果、河川は「一級水系」と「二級水系」で区別されており、
- 一級河川とは一級水系に係わる河川で、国土交通大臣が直接管理している河川で、
- 二級河川とは二級水系に係わる河川で、都道府県知事が管理している河川
という事の様です。
そして、「国土安全上又は国民経済特に重要な水系」が一級水系として国土交通大臣が指定・管理しているようです。
平成18年4月末時点での水系と河川の数は次の通り。
- 一級水系 = 109水系
- 二級水系 = 2,723水系
- 一級河川 = 13,998河川、総延長87,560.1 km
- 二級河川 = 7,091河川、総延長36,010.3 km
ちなみに東京から大阪の距離が550 km程度なので、一級河川の総延長は東京大阪間を約80往復した距離!うーん。何となくイメージ湧きにくかったですね。
参考サイト
河川事業概要2007
資料: 日本の河川概要