シンガポールの国際空港、チャンギ空港にはあらゆる場所に利用者(つまり顧客)の満足度を計るためのタッチパネル端末が設置されています。
例えば入国審査カウンタ、出国審査カウンタ、免税店の支払いカウンタ、トイレ、更には空港内の季節的な展示物に対しても。こうして利用客の声を集め、それを空港の改善に生かす事で顧客満足度を更に向上させているのだろうと感じる事が出来ます。ISO9001ではCustomer Satisfuctionについて企業や組織がどの様に活動しているかを一つの重要なポイントとしていますが、それと似た事と思います。
このようなシステム、収集したデータに基づく改善の努力が実って2013年4月に英航空調査会社スカイトラックスが発表した2013年度の世界空港ランキングでチャンギ空港は首位になっています。過去にも3度首位になっていますが、これからも利用者に便利で優しい空港であってほしいですね。
参考リンク:
- チャンギ空港が首位、羽田も9位と健闘 世界空港ランキング
- るるぶシンガポール’14~’15 (るるぶ情報版海外) – Amazon.co.jp