iOS 7 、時計アプリも見た目がずいぶん変わりました。
全体として白色を基調としたアプリに変化しています。OS全体を通じてフォントが細くなったのでシンプルでスッキリした見た目。ボタン類は丸形に統一され、タイマーにはポーズボタンも追加されました。
ところがタイマーの時間設定のスクロールが細すぎて少し使いにくい様な気もしますが。
iPhone
iOS 7 に搭載されているApp Storeは、現在地の周辺で流行っているアプリを検索する機能が追加されています。今日実際にウチの職場の近くで試してみましたが…若干不可解な結果が。
画面下部に「Near Me」というアイコンが増えています。タップすると位置情報の使用許可を確認されるのでOKをタップ。すると暫く読み込みが続いた後に…シンガポールなのですが楽天証券のアプリをお勧めされました。
iOS 7 のApp Storeでダウンロードされた履歴に基づいているのか、そしてウチは日本のApp Storeを用いているので、単純な位置情報に基づく結果のみでなくストアのリージョン情報も検索結果に影響しているのかもしれません。
iOS 7 から iCloud 経由でKeychainを共有、利用出来る様になるみたいです。多分Mac OS XのiCloud環境設定項目もパワーアップしないと対応しないのかな?と思うのですが…。というのも、iOS 7 ベータでこの機能を有効にしても恩恵を受けていない様な。パスワードを覚えさせているWeb SiteはMacBook AirとiPhoneのそれぞれで既に記憶させているからかな…。
Setting – iCloud – Keychainに入ると一つだけ設定項目があり、ONにするとiCloudセキュリティコードとして既に設定されているiPhoneのパスコードを用いるか、新たに異なるコードを設定するか問われます。
更に電話番号を確認されます。このデバイスの電話番号が必須ではなく、自分で所有している別のラインの番号や、信頼出来る人の番号でも良いとの事。これはSMSでセキュリティ目的で個人を確認する為にのみ用いるとの事。
最後にiCloudアカウントのパスワードを入力する事で機能を有効に出来ます。
カード番号等も保管出来る仕組みの為、セキュリティに対する考慮が多くされている様に感じますね。
iOS 7 の Safari、広くなったiPhone 5の画面を更に最大限使える様なインタフェースになりました。
開いているタブは3Dっぽく縦に並ぶ様になりました。並んでいるタブの下にはiCloudでリンクしている別デバイス上のSafariで開いているページが並びます。ステータスバーも透明になってその下まで画面を最大限使っています。
ブラウジングの画面もシンプルになりました。コンテンツが一画面に収まらない場合、アドレスバーが小さくなってタイトルだけの表示に。そして画面下部のツールバーも自動的に隠れます。
共有ボタンにはAirDropが追加され、その下にアプリ、ブックマーク等のアイコンが並んでいます。シンプルながらよく使いそうなアプリや機能順に並んでいると感じました。
iOS 7のメールアプリです。
今までずっと待ち望んでいた unread メールボックスが追加されています。各アカウントの受信ボックスに存在している未読メッセージのみを一覧表示する事が出来ます。今までは各アカウントのInboxへ個別に入って未読メッセージを読んでいましたが、複数アカウントをまたがって未読メッセージを連続して読む事が出来ます。確かiOS 6で追加された All Inboxes も便利だったのですが、既読のメッセージも表示されるため未読メッセージの探すのが面倒な場合がありました。Unread Mailboxの導入でぐっと便利になりました。
この他にも、Inbox以外のメールボックスに直接アクセス出来る様に、Mail App最初の画面の上部に特定のMailboxを追加する事が出来ます。例えば、GmailのStartedメールボックスに一度のタップで直接アクセス出来る様にカスタマイズ出来ます。そしてそれらのメールボックスの並び順も好きに変更出来る様になりました。