ソフトバンク携帯の転送電話に関する考察

ソフトバンクの携帯電話で転送電話を設定した場合の料金が気になり調べてみました。

ソフトバンクFAQを見ると、

  • Aさん: 発信元
  • Bさん: 転送元
  • Cさん: 転送先

と仮定した場合の通話料負担について説明がありました。

  • AさんからBさんへの通話料: Aさんの負担
  • BさんからCさんへの通話料: Bさんの負担

となり、予想通りの結果でした。そして転送元(この例ではBさん)が「ホワイトプラン」を利用していて、転送先がソフトバンク携帯(この例のCさん)であれば、1時〜21時は通話料が無料になります。さらに、「ホワイト家族24」契約の回線であれば、24時間、転送電話の通話料金は発生しない事となります。

ソフトバンクは通常の3G携帯電話向けに「ダブルナンバー」という、携帯電話1台で電話番号とメールアドレスが2つ併用できるサービスを提供しています。例えば、通常利用する電話番号と、オークション用の電話番号を分けたい場合などに2台の携帯電話を持ち歩かなくても使い分けが出来るというものです。ただし、このサービスを利用する為には対応している端末機種でなければならず、iPhoneやスマートフォンは対応していません。

そこで、先ほどの「転送電話」サービスと「ホワイト家族24」をうまく組み合わせると、対応機種ではなくても「ダブルナンバー」相当の状態を作り出せると思いつきました。その為には、

  1. 日頃利用する電話機・契約を用意する(例えばiPhone)
  2. さらにもう1回線、どの様な端末でもかまわないので 1 の回線とホワイト家族24で契約する
  3. 2で用意した携帯電話回線から1の日頃利用する電話番号へ転送電話設定する

「ダブルナンバー」と決定的に違うのは、2で用意した副回線の番号から発信できないという事です。唯一の解決策としては、番号非通知で 1 の電話から発信する事だと思います。1で準備した回線から普通に電話をしてしまうと、その番号が相手に通知されてしまうので、2の電話番号のみを知らせたい場合に意味をなさなくなってしまいます。

また、2の電話番号から1の電話番号へ転送される際にアナウンスが流れる為、相手によっては気にされるかもしれませんね。

このような用途が実際にあるかどうか分かりませんが、このような方法で非対応機種でも疑似「ダブルナンバー」が実現できると思われます。