Mac OS Xにはキーチェーンという機能が搭載されており、Macを使っている間に様々なパスワードを覚えてくれます。当然、覚えるかどうか聞かれたり、パスワード入力時に記憶するかどうかのチェックボックスが用意されていますが、時々過去に記憶させたパスワードを忘れて欲しい場合があります。
例えば「画面共有」でサーバーへ接続する際、この様なウィンドウでログインしますが、「このパスワードをキーチェーンに保存」するかどうかのチェックボックスが表示されます。
さて、本題。気がつくと沢山覚えてしまっているパスワードを忘れてもらう為には、「キーチェーンアクセス」というアプリを使います。これはMac OS Xに標準で備わっているアプリケーションで、[アプリケーション] – [ユーティリティ] – [キーチェーンアクセス] に入っています。早速ダブルクリックして立ち上げてみます。
この様なウィンドウが表示され、記憶したパスワード類が一覧で表示されます。
名前の列には記憶したサーバー、アドレスやアカウント名が表示されています。種類の部分にはそのキーチェーン項目が何のパスワードかが表示されています。
選択すると、一覧の上に詳細が表示されます。
- 種類: そのキーチェーン項目の種類。パスワード以外にもシークレット等もあります。
- アカウント: ユーザー名が表示されます。
- 場所: アドレス。Webページであればhttp://やhttps://、画面共有であればvnc://と表示されます。
削除したいパスワードを見つけ出し、deleteキーを押すとそのパスワードを忘れてくれます。
Macに忘れて欲しいパスワードがある方はお試し下さい。