iPhone 7 & 7 Plus用のケース – ガラス製

ケースなのにガラス製なので落下したり硬い物体にぶつけたら割れてしまいそうですが、SwitchEasyがリリースしたGLASSというケースを購入してみました。

背面のガラスと金属製のバンパーが組み合わさった製品になっています。主にジェットブラックのiPhone 7 と iPhone 7 Plus用に考え出された製品で、背面のガラスがiPhone 7本体に接触しない様に1 mm程度の隙間ができる設計になっています。

光沢仕上げのジェットブラックの場合、TPU素材のケースを使うとケースの内側とiPhone 7本体表面が部分的に張り付いて水が滲んだ様な模様が浮き出てしまいます。このGLASSケースを用いると本体とケース内面の間にできる1 mmの隙間のおかげで滲むことがありません。

 

ケース本体の上部にスライドスイッチがあり、これを操作することでバンパーが分離。スイッチが少し出っ張っているので不用意に操作してしまうと本体がケースから外れてしまいますが、スイッチそのものが比較的硬くなっているのでそんな簡単に外れることはなさそうです。

同梱物はカメラ開口部に取り付けるクッション、液晶画面保護フィルムとクリーニング用のウェットペーパー、ドライペーパーなど。

クッションはステッカーの様になっていて開口部の形状をしたクッションを台紙から取り外して貼り付けるのですが、位置を合わせるのがなかなか難しいです。4枚付属しているので数度失敗してもやり直しはできますが….

取り付け方はまずiPhone本体を背面側に置き、その上からバンパーの前側半分を取り付け、上部のスイッチでロックする手順です。工具も入らず簡単です。

うちのはマット・ブラックなのですが良い見た目に仕上がりました。ガラス面の指紋が気になりますが他のTPU素材ケースでも同じかと思います。新しいアイディアから生まれたケース。なかなか気に入っています。

Amazon.co.jpでも扱われていますが、製品紹介写真は少し違う形状をしています。ウチはSwitchEasyのWebサイトから直接注文しました。

Synology NAS DS916+8GB用のUPS

この直前のエントリーでSynology社製NASを導入した事を紹介しました。

RAID5でハードディスクの冗長性は確保しましたが、停電の様な電源周りの問題については何ら対策を考えていませんでした。シンガポールは突発的な豪雨、落雷も多く、どうしても計画していない停電が発生する事があります。以前Mac miniを保護するためにUPSを使っていましたが、バッテリーがへたって使い物にならなくなってしました。

せっかく奮発して導入したNASとハードディスク、何よりもそこに保存される大切なデータを保護するために、SGD150程度でAPC社製のUPSを導入する事にしました。

Synology社のWebサイトには周辺機器の互換性リストが掲載されています。Sim Lim Squareを歩き回ったのですが、このリストに掲載されているUPSモデルを発見する事ができず。リスクはありましたが似たようなモデルの「APC BACK-UPS CS 650VA 230V ASEAN (BK650-AS)」を購入しました。USBインタフェースでDS916+8GBとUPSを接続する事で停電発生時に自動的にNASをセーフモードに移行してデータを保護してくれます。互換性リストには記載されていない型番のUPSでしたが問題なく動作する事を確認できました。

 

Synology DS916+ 8GB NAS導入

2009年からMac miniに接続して使ってきた4ベイのUSB接続タイプハードディスクケースが不調になり、いよいよ安定したMac miniサーバーの安定運用が難しくなってしまいました。これまでもハードディスクが故障したり、4ベイのうちランダムに認識できないベイが存在したりと、色々とありましたが内蔵ハードディスクの容量が小さいMac miniの拡張ストレージとしては大活躍でした。

12月のある週末の雷雨で発生した停電が原因で本格的に動きがおかしくなってしまいました。主に重要なファイルはMicrosoft OneDriveに保存しているのですが、容量の大きな写真や音楽関係のファイルはこのハードディスクに保存されています。大切なデータが読み取れなくなってしまう前にアップグレードする事にしました。

予定外の出費としては少々高額になりましたがSynology社製のDS916+8GBとモデルのNASを導入する事にしました。ハードディスク故障対策のためにも4台の4TBハードディスクを用いてRAID5を組む事にしました。全体として使える容量は1台分減りますが約10TBの容量があればこれまで8TBで運用してきた環境より多いので十分です。

4TBのハードディスクが4台並んでいると壮観です。FANも大きめなものが2台搭載されていています。同梱物は少なく電源ケーブル、ACアダプター、LANケーブル。それに必要最低限のドキュメント。本体のケースがプラスチック素材なのが若干残念ですが、金属製で重たいよりも良いかもしれません。インタフェースはLAN x 2, USB3.0 x 3, eSATA x 1。LANインタフェースは論理的に2本を束ねて使うこともできます。

3.5インチHDDを利用する際は工具を一切用いずにハードディスクの取り付けができる様になっています。(2.5インチハードディスクの場合は付属のネジで固定)。本体前面のカバーを外し、ハードディスクを取り付けるトレーを引き出し、ハードディスクを取り付けたら元どおりに戻すと準備完了です。

早速リビングの部屋の隅に設置してみました。電源を入れると元気よくLEDが点灯、点滅を始めました。特に設定ツールなどは付属しませんが、Webブラウザで簡単に設定することができました。別のエントリーで設定画面も紹介してみたいと思います。