iPhone: SIMロックを解除してしまうアダプター (ゲタ) – GEVEY Ultra

iPhone 4のSIMトレーにMicroSIMと一緒に入れる事で、SIMロックの掛かっているiPhone 4をSIMフリーにしてしまうアダプター(ゲタ、というか基板)の話です。

こんな無理矢理な製品の存在を知っていたら予め入手しておいて、シンガポールでiPhone 4を購入する前にちょっと試してみれば良かったかなと思ってます。

名称は Gevey Ultra というそうで、Amazon.co.jpで販売されています。

使い方はiPhone 4のSIMトレーにMicroSIMを入れる際、MicroSIMの端子とiPhone 4本体側のSIMと接する端子の間にこのゲタを挟む事でSIMロックを解除する役割を果たす様です。

脱獄していないiPhone 4の場合、電源を投入してからしかるべき手順を踏まなければSIMロックが解除されない様で、おそらく電源を切る度に同じ操作が必要になるものと思われます。

脱獄していれば専用アプリをCydiaからインストールする事で複雑な手順をせずにSIMフリー状態に出来る様です。

詳しい手順はこのメーカーのホームページに日本語でも記載されています。

多分シンガポールでもSim Lim Square周辺で手に入りそうなので、この週末に探してみようかなと思います。まだ日本で使っていたSoftBank SIMロック状態のiPhone 4が手元に残っているので、これを使ってプリペイドのSIMを差して試してみても面白そうです。

参考リンク: GEVEY Ultra 商品案内

b-mobile MicroSIM提供について – お願いメールが来ました

先日こちらのエントリーでお伝えしたb-mobile(日本通信株式会社)がiPhone 4向けのMicro SIMを2010年8月、月内に提供し始める話題の続報。

優先リザーブメールに申し込んでおいたところ、今日2010年8月10日にこんなメールが届きました。

ちょっと小さくて見えないですね….。

一瞬送信元を見て、早速購入申し込みが出来るのかと期待しましたが、開封してみると「音声通信付きmicroSIMとデータ通信のみのmicroSIM、どっちを買う予定か教えて」という内容。

音声通信付きとデータ通信のみはそれぞれでMicro SIMに書き込む内容が異なる為、その生産に先立って購入検討者からどちらを購入する予定かをヒアリングし、生産計画を立てようという計画の様です。

残念ながらサービス仕様についてはまだ詳細を案内出来る段階ではないとの事。これからが楽しみです。

とはいえ、実際に使おうと思うとSIMフリーのiPhone 4が必要。そんな端末は香港などに旅行に行くついでか、現地に知人がいないと簡単に手に入らないだろう…と思っていたらAmazonで売っていました。

Apple iPhone 4 32GB SIMフリー版 香港正規品 驚きのお値段 ¥ 100,980

SoftBank(SIMロック版)端末価格の約1.75倍です。とはいえ、当然端末のみでの購入可能で24ヶ月契約などはありません。が、それでもSoftBankの月月割を考えると日本国内で2年以上iPhoneを利用するのであれば普通にSoftBankで購入した方がコストパフォーマンスは良いです。
頻繁に海外へ行く人で、国内と海外でSIMを差し替えたいという事であれば日本ではこれから発売されるb-mobileのMicro SIM、海外では現地のMicro SIMを使うという手もアリですね。

ちなみにMicroではなく通常サイズのb-mobile SIMが欲しいという方も日本通信のオンラインショップよりもAmazonの方がお得ですよ。

日本通信 bモバイルSIM U300 6ヶ月(185日)使い放題パッケージ BM-U300-6MS 定価の10% OFF

日本通信 bモバイルSIM U300 1年(365日)使い放題パッケージ BM-U300-12MS 定価の9% OFF

* Amazonでの価格は2010年8月10日時点の情報です

携帯 SIMロック 解除に向けて前進…

2010年4月2日に更新されている時事通信や読売新聞によると、携帯電話キャリア大手4社は 、携帯電話端末のSIMロックを原則解除する事で同意したそうです。

SIMロックが解除される事で、どの携帯電話にどこSIMカードをさしても動作するようになる為、例えばNTTドコモ版のiPhoneが公式に存在する事になりそうです。現在既に市場に販売されている携帯電話のほとんどはSIMロックされているのでこの対象ではありませんが、今後発売される携帯電話を対象に開始できる様、総務省や携帯電話キャリアで準備を進める様です。

もっとも、シンガポールや香港のように、最初からSIMロックされていない携帯電話が販売される訳ではなく、契約から一定期間を経過した場合に、利用者が希望する場合はロックを解除する方針。

携帯電話を契約なしに購入する事ができる時代の幕開けにはならず、今まで通りの携帯電話契約に新たに「SIMロック解除」というオプションが増えるのみとなりそうです。「契約から一定期間」がどの程度なのか分かりませんが、6ヶ月や1年、場合によっては2年という事も考えられるのでしょうか。また、その解除にかかる料金も気になります。

普通の携帯電話に関しては、キャリア固有の機能が多いので、スマートフォン(iPhone / Android / WM機etc)を各社が取り合いしている事が背景にあるのだと思います。特に、iPhoneを獲得したいNTTドコモが乗り気なのでは….。電波形式が異なるauにとっては余り恩恵がないかもしれませんね。