iPad App: 朝日新聞 for iPad – アプリは無料だが定期購読必須。2011年7月末までは無料

iOSデバイス向けの新聞アプリといえば、紙面と同じ内容を閲覧できる産経新聞を良く利用しているのですが、今週「朝日新聞」もiPad向けのアプリをリリースしています。

産経新聞は新聞のイメージがそのまま閲覧できますが、朝日新聞はデジタル版として情報を配信する方式です。一番気になるのが料金ですが、両方を比較してみました。

アプリ 定期購読料 課金方法
朝日新聞 for iPad 無料 朝日新聞を宅配購読していると1000円/月
デジタル版のみは3800円/月
クレジットカード
産経新聞 (iPhone/iPod Touch用) 無料 無料
産経新聞HD (iPad用) 無料 1500円/30日 アプリ内課金

いずれもアプリ自身は無料で、産経新聞 for iPhone/iPod Touchについては新聞と同じ紙面を無料で見る事が出来ます。さすがに閲覧しやすいiPadは1500円と有料ですが、30日だけ試して気に入らなければ止めるという事も簡単なアプリ内課金。iPad版についても第一面のみ無料で見る事が出来ますが、その他は有料になっています。

朝日新聞の場合はiPhone/iPod Touch向けのアプリはありません。画面が大きくて読みやすいiPad向けのみで、既に朝日新聞を宅配購読していると月々1000円で利用する事が出来ます。デジタル版のみは月々3800円と少し高めの設定ですね。課金方法はクレジットカードになっており、別途ユーザー登録をしてそのメールアドレスとパスワードで利用するスタイルです。自動的に購読が更新され毎月1日に課金されるので、継続して利用する場合は一定期間毎の課金処理などを行わなくて済む分便利です。

早速、朝日新聞 for iPadをダウンロードして試してみました。アプリを起動するとすぐにログイン画面が表示されるため、すぐに新聞の内容を読む事は出来ません。今月内にユーザー登録すると2011年7月まで無料。それ以降でも、初めて登録する場合には申し込み翌月までのデジタル版購読料金が無料になるとの事です。クレジットカードを登録しなければならない為少々登録を躊躇いますが、初回申し込みである限り無料期間中に解約しても料金は発生しないとの事です。

登録したメールアドレスとパスワードでログインすると1面が表示されます。全体として少し動作がモッサリしており、ページの切り替わりなどその都度データ通信が発生している様に感じますが、動画コンテンツも埋め込まれた状態のまま再生できるなど産経新聞とは異なる工夫がされています。右下のボタンをタップすると各ページへジャンプ出来たり、過去の新聞を見たり、気になる話題を切り貼りしておくスクラップブック機能も搭載されています。

徐々にデジタル新聞関係のアプリが増えてきて、今後アプリの質やサービス内容、価格で改善が進むと良いですね。

参考リンク:

*価格等の情報は2011年5月21日現在のものです。

iPhone, iPad: アイ・オー・データのワンセグチューナー – SEGCLIP mobile(セグクリップ モバイル)

今日、2011年5月18日にアイ・オー・データがiPhone, iPad, iPod Touchに対応したワンセグチューナー「SEGCLIP mobile(セグクリップ モバイル)(GV-SC500/IP)」を発表しています。

ソフトバンクモバイルが以前から販売しているTV&バッテリーと同じ様な仕様で、無線LAN経由でiOSデバイスと接続し、App Storeからダウンロードできる無料アプリを使ってワンセグ放送を試聴するとの事。

SoftBank MobileのTV&バッテリーと大きく違う点は、iPod Touch、そしてiPad/iPad 2に対応している事。フル充電状態でワンセグ放送を連続4時間試聴できるとの事です。

今のところ録画に関する情報はありませんが、アプリの更新によって対応する可能性は考えられますね。また、これもTV&バッテリーに似ていますが、「SEGCLIP mobile(セグクリップ モバイル)」に内蔵されているバッテリーからiPhoneやiPod Touchを充電する事も可能との事。ただし、より大きな電力が必要なiPadとiPad 2への充電は非対応です。

発売予定は2011年6月中旬、価格は11,500円で、今後オプションの充電バッテリーも発売予定との事です。

参考リンク:

ワイヤレスワンセグチューナー「SEGCLIP mobile(セグクリップ モバイル)」 ニュースリリース

ワイヤレスワンセグチューナー「SEGCLIP mobile(セグクリップ モバイル)」 商品情報

 

iPhone, iPad App: Eye-Fi App Version 2.0.19 released

先日のバージョンアップでEye-Fi Directモードに対応したiPhoneとiPadのuniversalアプリ、Eye-Fiが2011年5月10日にバージョンアップして不具合の修正などがされています。

バージョン番号の付け方が分かりませんが、気がついたらバージョン2.0.19。もしかして前回のバージョン2.0.1がリリースされた4月19日から既に18つのマイナーバージョンアップが存在していたのでしょうか…。

変更内容は以下の通り。

  • Fixed spontaneous un-pairing of Eye-Fi Cards when switching between different destinations.
    転送先を変更した場合、意図せずEye-Fiカードのペアリングが解除されてしまう問題の解決。
  • Internationalization and localization enhancements.
    他言語対応、地域対応の改良。
  • Incremental image enhancement in full-screen mode including pinch-zoomable full-resolution view.
    フルスクリーンモードにおける ピンチによるズーム機能搭載。
  • Propagate the date and time taken from the asset library to the computer destination as a file time stamp.
    ファイルのタイムスタンプ処理を改良。
  • Fixed some memory leaks.
    メモリー・リーク不具合の修正。

やはり大きなファイルを扱うアプリの場合、メモリー処理の不具合は発生しやすいのでしょうか。いずれにせよ頻繁に改善されるアプリは良いですね。

参考リンク: Eye-Fi App – iTunesで開く

 

iPad, iPod touch: Gmail同士のメールやり取りがなぜか文字化け

先程のエントリーで紹介したiOSデバイス同士のメールやり取りで発生した文字化けについてです。

先日、知人からメールが届き、そのメールに対して返信したところ文字化けしてしまいました。その文字化けしたメールに対して再度知人が返信して来た内容は読み取る事が出来ました。

その一連のやり取りメールのヘッダ情報を詳しく見てみてたところ、次の様な感じになっていました。

  1. 知人(iPod touch)から自分(iPad)への最初のメールは JIS エンコード (文字化けしていない)
  2. 自分(iPad)から知人(iPod touch)への返信のメールは UTF-8 エンコード (文字化けしている)
  3. 知人(iPod touch)から自分(iPad)への返信のメールも UTF-8 エンコード (返信部分は文字化けしていない)

何れのメールにも全角と半角が含まれていて、どちらもMicrosoft Exchangeサーバーの設定でgmailを送受信する様にセットアップされているデバイス同士です。

Macのメールで受信しても文字化けした個所は変わらず、エンコードを色々切り替えてみましたが読み取る事は出来ませんでした。最初はヘッダーにはUTF-8と記されているにもかかわらず、別のエンコードが施されていると思っていたのですが、JISやSHIFT JIS、さらにはEUCなど一通り試したのですが読み取れませんでした。

ウチのiPadを使って色々なパターンでメールの送受信をしてみているのですが、結局原因不明のまま。どうもiOS 4.3.3のメールアプリでExchange ServerセットアップのGmailを使い、本文中の全角文書の中に半角文字が存在していると発生する様な気がします。

これからも頻繁に発生するようであれば、より詳しく調べてみようと思います。

 

iPad 2: バッファローのワンセグチューナー用アプリがiPad 2に対応

2010年11月に発売されたバッファローのワンセグチューナー (DH-ONE/IP) 用のアプリ「ちょいテレi」がバージョンアップしてiPad 2に対応しています。

「ちょいテレi」アプリのバージョン 4.10 時点での対応デバイスは以下の通りになっています。

  • 第3世代 iPod touch
  • 第4世代 iPod touch
  • iPhone 3GS
  • iPhone 4
  • iPad
  • iPad 2

Version 4.10へのバージョンアップで、iPad/iPad 2への録画機能も追加されており、例えばiPad 2を購入して持ち歩かなくなった初代iPadを小型のテレビ代わりに使うのも良いかもしれません。

チューナー本体 (DH-ONE/IP) は定価10,600円ですが、Amazon.co.jpでは 7,750円 で販売されています。

参考リンク:

 

iPhone, iPad, iPod touch: Apple から iOS 4.3.3 リリース

Appleから2011年5月5日(日本時間)にiOS バージョン 4.3.3 がリリースされています。

先日より騒ぎになっている位置情報履歴問題解決が主な内容ですが、その他にもiPod Appの修正などが加えられている様です。バージョンアップ時に表示される変更内容は以下の通りです。

iOS 4.3.3ソフトウェア・アップデート

このアップデートには、次の様なiOSクラウドベースの位置情報データベースキャッシュへの変更が含まれます。

  • キャッシュのサイズを縮小
  • iTunesへのキャッシュバックアップを停止
  • 位置情報サービスが無効になっている場合、キャッシュを完全に削除

このアップデートでは、一部の言語でiPodの曲の並び替えが正しくないという問題も解決されます。

なお、適用できるデバイスは以下の通り。

  • iPhone 4 (GSMモデル)
  • iPhone 3GS
  • iPad 2
  • iPad
  • iPod touch (第四世代)
  • iPod touch (第三世代)

アップデートの適用はいつも通りiTunesと同期する事で行えます。自動的に新しく適用できるソフトウェアの通知が表示されない場合は、iTunesのアップデートを確認ボタンをクリックする事でダウンロードとインストールを開始する事が出来ます。

早速アップデートを適用してみましたが、特に問題なく動作しています。キャッシュが縮小されているとの事なので、少しでも動作が軽快になると嬉しいのですが…。ちなみにモデムファームウェアバージョンについては、iOS 4.3.2とiOS 4.3.3時点で変化ありませんでした。スクリーンキャプチャは左から

  • iPhone 4 – iOS 4.3.2
  • iPhone 4 – iOS 4.3.3
  • iPad 2 – iOS 4.3.2
  • iPad 2 – iOS 4.3.3

です。

 

iPhone, iPad App: Flash対応ブラウザ Puffin バージョン 1.6 リリース

様々なFlashコンテンツを表示できるiOSデバイス向けのブラウザアプリ Puffin がVersion 1.6 へバージョンアップし、iPad版はタブ・インタフェースが導入されてさらに使いやすくなりました。

変更内容は以下の通り。

  • Multi-tab UI (for iPad only)
    マルチタブユーザインタフェース (iPad向けのみ)
  • Watch Flash video in full screen mode (experimental)
    フラッシュビデオのフルスクリーン表示 (実験的な導入)
  • Support more international webpages
  • Auto-detect webpage encoding
  • Bug fixes

若干Safariに比べると読み込み速度や文字入力時のもたつきが気になりますが、ウチが見に行くFlashコンテンツを含むWebページはほとんどこのPuffinを使うと表示できる為便利に使っています。早速iPadへ最新版をインストールして試してみました。

 

見ての通り、アドレスバーのすぐ下にタブが並んでいますが、複数のページを開きタブをタップする事で移動する事が出来ます。従来の開いているページ一覧から選択する方法は、行き来の度にワンステップ多い操作が発生していたので、この改善はとても助かります。

ただし、バージョンアップ直後にGoogleへアクセスしたところ、ネットワーク接続に関するエラーが表示されてしまいましたが、何度か試した結果正常に動作しました。たままたFlashコンテンツを変換するサーバーへの接続が出来なかったのかもしれません。

参考リンク: