Boxcar バージョンアップ Ver. 2.3

iPhoneのPush通知を最大限に生かしたBoxcarのバージョンが2.3に上がっています。ウチのiPhone上で、Twitterの通知や、friioが接続されたMac miniからの通知受け取り (Growlと連携させています) に毎日頻繁に使っているアプリの一つ。

今回のアップデート内容は以下の通りです。

  • Added instant direct messages.
  • added support for opening Twizzle, TweetTime and LaTwit Twitter clients.
  • Caching of the notifications inbox.
  • Removed Christmas sounds.

で、どうも1つ目が気になったのですがあまりリソースが見つからず、Boxcarを立ち上げて色々見ていたら、Twitterの中にメニューが増えている事にようやく気がつきました。

左がTwitterの通知設定画面。Instant Direct Messagesというメニューが増えていますね。そしてタップすると右側の画面に移ります。

説明を読んでみると、

  1. Gmailの様に、特定のメールだけを転送出来るメールアカウントを用意する。
  2. 次に、その転送機能フィルタで、Twitterから届くDirect Messageだけを画面の一番したに表示されているメールアドレスへ転送する設定をする。
  3. 最後に、誰か友達にテストメッセージを送ってもらい、動作を確認する。

という事の様なのです。

で、思った事は「じゃあ、Your Forwarding Addressに普通にメールを送ればPushされて届くのでは?」と思って、早速ウチが普段使っているメールアドレスから、表示されていたBoxcarのアドレスに送ってみたのですが….来ません。おそらくTwitterのDirect Messageのみでしか動作しないのでしょうか。

というか、そもそも「Direct Message」もプッシュ通知されているので、「Instant Direct Messages」との違いが理解出来ていないのは私だけでしょうか….。もう少しBoxcarのhelpを検索してみようと思います。

Softbank Wi-Fiバリュープラン(i)

iPhoneの新しい料金プラン「Wi-Fiバリュープラン(i)」が発表になりました。2010年2月1日から受付開始です。

という事で、今までの「パケット定額フル」と料金の比較をしてみました。

まずはiPhone 3GS 32GBの場合。
2010年2月1日から2010年12月末までにWi-Fiバリュープラン(i)に加入するとソフトバンクWi-Fiスポット(i)が無料になり、端末を24ヶ月分割で購入し、月々割後で5705円/月となります。これは、現在のパケット定額フルでパケットを上限金額まで使った場合の7280円/月と比べると1575円もお得!

2010年2月1日以降の新プラン 2010年1月31日までのキャンペーン
2010/12末
までに加入
2011/1以降加入 パケット下限 パケット上限
Wi-Fiバリュープラン(i) 4410 4410
ソフトバンクWi-Fiスポット(i) 0 490
パケット定額フル 1029 5985
S!ベーシックパック 315 315 315 315
ホワイトプラン(i) 980 980 980 980
機種代金 iPhone 3GS 16GB 1920 1920 1920 1920
月々割 -1920 -1920 -1920 -1920
合計金額 5705 6195 2324 7280

そして、iPhone 3GS 32GBの場合ですが、2010年2月1日から2010年12月末までのWi-Fiバリュープラン(i)加入で、6185円/月。16GB同様に現在のプランと比べると月々1575円安くなります。

2010年2月1日以降の新プラン 2010年1月31日までのキャンペーン
2010/12末
までに加入
2011/1以降加入 パケット下限 パケット上限
Wi-Fiバリュープラン(i) 4410 4410
ソフトバンクWi-Fiスポット(i) 0 490
パケット定額フル 1029 5985
S!ベーシックパック 315 315 315 315
ホワイトプラン(i) 980 980 980 980
機種代金 iPhone 3GS 32GB 2400 2400 2400 2400
月々割 -1920 -1920 -1920 -1920
合計金額 6185 6675 2804 7760

iPhoneを使っていて、パケット定額フルの上限料金に達しなかった月はありません。意図的に3Gを使わない様脱獄して設定を変更するか、(電話の待ち受けも出来ませんが)SIMカードを抜いて限り、パケット上限に達するのは確実。

そう思うと、パケット料金が完全定額のWi-Fiバリュープラン(i)はお得な気がします。ところで、ソフトバンクWi-Fiスポット(i)はiPhone以外のwifi端末でも接続出来るのでしょうか?だとすれば、とってもお得なのですが…。

より詳しくはソフトバンクの公式ページで。

もし計算が間違えていたら、どなたかご指摘下さい (^^;;。複雑すぎて間違えているかも。

Google Voice, Mobile向けWebアプリ

以前iPhoneのネイティブアプリケーションが承認されなかったGoogle Voice。
遂にGoogleがWebアプリとして公開しました。

早速アクセスした結果が左側の画面。
なんと!「未対応の端末です」と表示されて一瞬慌てました。もしかしてWebアプリでもiPhoneである事を検出して….。いや、まさか。インターネット検閲に関するGoogleの姿勢を見ると、端末によってWebアプリのサービス提供可否をコントロールするわけがありません。

よく考えてみるとGoogle Voiceは日本で提供されていないサービスなので、「言語を変更:」でEnglish (US)へ変更した結果、右側の様にログイン画面が表示されました。最初の画面で表示される「未対応の端末です」は分かりにくかったですね。

残念ながらGoogle Voiceのアカウントは持っていませんので(日本では利用出来ないし、招待制)、ログイン画面を見る事しか出来ません。

なお、Webアプリである為のデメリットとしては、iPhone本体のアドレス帳を参照出来ない為、電話番号等はGoogle Contactと連携している点。iPhoneアドレス帳とGoogle Contactが同期していれば、ほぼ違和感無い利便性が得られそうですね。

iPhone & iPod meets ポータブルハードディスク

バッファローからiPhone / iPodドッキングステーションと500GB容量のポータブルハードディスクドライブが一体化した商品が登場するそうです。

写真がこちら。

名称はDUALIE (デュアリー, 型番: HD-PA500IBU2/D)。

iPhoneは見てそのままですが、iPhone/iPodドックコネクタが根元に用意されており、充電やPC/Macと接続出来る様子。
ちょうどiPhoneの背もたれに当たる部分がハードディスクで、メーカーのプレスリリースを読むと「ハードディスク用ドックを搭載」と記述されている事から、容量が500GB以上のモデルへのアップグレードや、今後人気次第では最初から750GBモデルのラインナップも増やそうとしているのだと思います。
さらに、この写真では見えませんが2ポートのUSBハブも兼ねている様で、とりあえず色々一緒にしてみた感はありますが、それなりに便利そうです。

販売はオンラインのApple Storeもしくは直営店のApple Storeのみ。オンラインApple Storeでは2010年1月28日から先行予約開始との事です。

ちなみに、出荷時のハードディスクのフォーマット形式が Mac用というのはちょっと驚きです。Mac / PCとの接続はUSB2.0の他、Firewire 800/400ポートが用意されています。

iPhoneで携帯サイトアクセス

今までずっと「iPhoneでは携帯電話向けサイトにはアクセス出来ない」と思い込んでいました。てっきりほとんどの携帯サイトはハードウェア固有の番号を用いており、iPhoneやMac/PCからでは見る事が出来ないと…。

確かにそういったサイトも存在するようですが、ほとんどの携帯向けサイトはブラウザのUA (User Agent)を見て、閲覧者が携帯電話か、iPhoneか、Androidか、Mac/PCか等を判断しているので、iPhoneのブラウザのUAを一般的な携帯電話と同じ値へ変更出来れば、携帯電話向けサイトにアクセス出来るはずです。実際、この話を聞いたTe-TsuさんはAndroid上でアプリを用いて携帯電話向けサイトにアクセスしているとの事。

iPhoneのアプリを探してみた所、無料の「KeitaiEmu」を見つけました。

早速インストールしていくつかの携帯サイトへ接続してみた結果がこちら。

左側はソフトバンクのページですね。そこからキャンペーンへ移動してみたのですが、残念ながら携帯電話のハードウェア情報を読み取っている様で、「ソフトバンク携帯のみ応募可能となっております」との事。
ファーストフードやファミリーレストラン等のクーポン券ページにはつながりそうですし、アプリ自身も無料なのでしばらくは色々試してみようと思います。

気になる方はこちらから。

iPhoneの株価で為替チェック

iPhoneには標準で株価アプリが搭載されていますが、今日まで為替レートの表示が出来る事を知りませんでした (^^;;

以前からUSD/JPYレートを簡単に見る方法を探しており、フリーのCurrencyというアプリを試したりしていましたが、見た目と使い勝手は標準の株価アプリの方が良く、残念に感じていました。そんな事を思い出して今日検索した結果、株価アプリで「企業名または銘柄コード」に以下の様に設定すると為替レートを表示させる事が出来る事を発見しました。

  • USDJPY=X (アメリカドル)
  • EURJPY=X (ユーロ)

そして、早速表示させてみた結果が以下のスクリーンキャプチャです。

この様に、2つの 為替記号=X として登録しておけば、為替レートの変動を見る事が出来ます。対応している通貨はデータの元になっているYahoo.com – Financeで表示出来るもののはずです。

その他の株価やマーケットについても、Yahoo.com – Financeで事前に銘柄コード等をチェックしておくとiPhone上での追加が楽々です。例えばアジア市場のマーケット指数であればこのページでコードを確認しておくことができますね。

    iPhone と Mac と MobileMe の ToDo 同期

    iPhoneって、どうして標準ToDoアプリが無いのでしょうね。MacのiCalにはToDoがあるし、MailのToDoとはちゃんと連携して動作するのに。iPhoneは常日頃持ち歩くデバイスなので、これにこそToDoアプリが搭載されていてアラームで教えてくれる機能が欲しいのですが…。

    そんな事をぼやいていてもAppleがすぐに実装してくれるわけではありません。もし、iPhone OS 4.0で実装されればとても嬉しい事ですが。

    そんな不満を感じていた1年前。ウチはToDo lite (iPhone App)とAppigo Sync、そしてMobileMeサービスを用いて3つのデバイスのToDoを同期し始めました。既に1年以上この環境で使っていますが、今のところ便利に使えています。

    ウチには2台Macがあり、Mac miniはLANに接続された状態で常時稼働しています。このMac miniを母艦として、Appigo Sync経由でiPhoneからiCalへ同期されたToDo項目をMobileMeと同期します。そして、もう一台のMBPのiCalへもMobileMe経由でToDoが同期されるという仕組みです。

    ちなみにAppigo SyncはWindows版のβバージョンもある様なので、PCユーザーの方も使えそうです。

    準備:

    [iPhone] ToDo lite (無料版)もしくはToDo(有料版)をインストールします。

    [Mac mini] Appigo Syncをインストールします。

    [iPhone & Mac mini] iPhoneのToDo (lite)とMac miniのiCalが、Appigo Sync経由で同期出来る様に設定します。

    [Mac mini] MobileMeと同期出来るように[システム環境設定] – [MobileMe]で設定します。

    [MacBook Pro] MobileMeと同期出来るように[システム環境設定] – [MobileMe]で設定します。

    使い方:

    ほとんど操作すべき事は無いはずです。唯一、iPhoneが母艦のMac miniと通信出来る環境下でToDo (lite)を操作し、同期する程度です。この作業だけは手動で行う必要があります。MobileMeとMac mini / MBPの同期は(設定にもよりますが)自動的に行うことができるので、ほとんど意識する必要はありません。

    所有しているMacが一台だけであれば、そのMacへAppigo Syncを使って同期すれば十分ですし、MobileMeユーザでない場合はGoogle等と同期出来るアプリケーションを入れておく事で同等の事が出来ると思います。

    ごく稀にAppigo Sync – iCal – MobileMe の同期タイミングが合わず、母艦の画面に同期エラーが表示される事があるので、時々確認しておいた方が良いかもしれません。

    ToDo (lite) 同期設定画面:

    1枚目: ToDo起動画面。右下の設定ボタンをタップ

    2枚目: 同期をタップ

    3枚目: 既に設定済みの場合の画面例。サービスを切り替え中…をタップ。日本語表現がおかしいが、これがどのサービスとToDoを同期するかの設定。

    4枚目: Appigo Syncをタップ。その後は指示に従って母艦のIPアドレス等を入力。

    すると、母艦側のAppigo Syncに認証させる為の番号が表示され、MacのAppigo Syncへその番号を入力すれば同期出来る様になります。

    なお、同期の方法は1枚目 ToDo起動画面の左下のボタンをタップで出来ます。

    リンク:

    2010年11月6日 追記:

    MobileMeカレンダーが新しくなって、正常に同期できなかったり、同じToDoが複数出来上がってしまう現象が発生したので、eTask AppによるToDo同期を検討してみました。こちらのエントリーで紹介していますので良かったらご覧ください。