MacMiniサーバーダウン (>.<)

先週の日曜日(2013年7月7日)、このブログを運用しているMac mini Serverがダウンしてしまいました。

ウチはシンガポールにいるため現物の確認が出来なかったのですが、父親にMac mini Serverのケースを開けて確認してもらった結果、ディスクの不具合らしい事が判明。Mac mini Serverには同じ容量のディスクが2台搭載されていますが、RAIDの構成をストライピングにしていた為、恐らく一台が故障しただけと思われるのですが完全に起動しなくなってしまいました。

2.5インチ、9mm厚のディスクが2台搭載されており、Appleは「HITACHI Travelstar 5K500.B HTS545050B9A300」を搭載していました。このディスクを交換する為に父親に「WESTERN DIGITAL WD5000BEVT」を2台購入してもらいました。到着後、早速交換してもらい、常時残していたTimeMachineのバックアップからシステムをリストアする事でwikid以外のサービスは正常に、全く以前と同じ状態に復旧する事が出来ました。

今までTimeMachineからの復旧を試みた事が無かったため、不安に感じていたのですがほぼ完璧に復旧出来た事に満足。何よりも忙しい中ヘルプしてくれた父親に感謝です。

なお、wikidがTimeMachineバックアップのリストア後に正常動作しない問題はAppleが公開しているArticle TS2915を適用する事で修正する事が出来ました。

ということで、1週間ダウンしてしまいましたが引き続き時間を見つけてブログを更新して行きたいと思いますので今後ともよろしくお願いします。

 

オーディオ・デジタル・アナログ変換

Apple TVからのデジタルオーディオ出力をスピーカーに接続したいと思ったのですが、残念ながらウチが所有しているALTEC LANSINGのスピーカーにはデジタル入力が無いため今まで接続出来ずにいました。

目的はMac miniのiTunesやiPad、iPhoneからAirPlayで音楽を再生する事。Apple TVとテレビがHDMIで接続されている為、Apple TVを出力先に選択して音楽再生する場合であってもテレビの電源を入れておく必要があり音楽の再生をためらっていました。

Optical to L/R Audio Converter Optical to L/R Audio Converter Optical to L/R Audio Converter

Optical to L/R Audio Converter Optical to L/R Audio Converter Optical to L/R Audio Converter

Optical to L/R Audio Converter Optical Cable

といういことで、オプティカル入力のデジタル信号をアナログ信号に変換するコンバーターを入手しました。Apple TVのデジタル端子からこのコンバーターに接続し、アナログ信号の出力をスピーカーに接続してみました。

今までテレビ側でボリュームの調整をしていたので、このコンバーターを使うと少し不便に感じましたが、iTunesから音楽再生する際にはiTunesのボリュームを調整する事ですぐに慣れました。高級スピーカーを使っている訳ではないので音質に関して評価する様な立場ではありませんが、何ら問題なく普段通りムービーを視聴したり音楽を聴く事が出来ています。

関連リンク:

Mac: iPhoto 9.4.2 インストール後ソフトウェアアップデートのバッジが消えない

2012年11月1日にAppleが配信を始めたiPhoto 9.4.2。

Mountain LionのMac App Storeのアップデートからインストールしたのですが、インストール後もMac App Storeアイコンのバッジが消えず、且つアップデートのリストにはインストール済みでありながら「iPhoto 9.4.2」が残っています。

OSの再起動やiPhotoの起動、終了も効果なし。しかもMoutain LionがインストールされているMacBook AirとMac miniの両方で同じ症状が発生しています。果たして、どうしたらインストール済みのiPhoto 9.4.2が表示されなくなるのでしょうか…。

まだ解決方法が分かりませんが、いずれ改善した時にはまたブログで紹介してみようと思います。

Mac: Lionの “AirDrop” を試してみました。

Mac OS X Lionで搭載された新しい機能の一つ、「AirDrop」を試してみました。非常に簡単にファイルを二つのMac間でやり取りするこの機能、Lionがインストールできるハードウェアであれば全て使える訳ではなく、ハードウェア側もこの機能に対応している必要があります。今まではMac miniは対応していたのですが、MacBook Airの方が未対応で試せていませんでした。Lionが最初から搭載されているMid/2011 MacBook Airが仲間入りしたので早速試してみました。

まず、両方のマシンのWiFiが接続が有効である必要があります。後は非常に簡単。

Finderで新しいウィンドウを開き、左側のリストにある「AirDrop」をクリックします。この操作をファイルを送信する側のMacと、受信する側のMac、両方で行う必要があります。するとそれぞれのマシンのFinderウィンドウに「近くにあるMac」が表示されます。

後はもう一つファインダーのウィンドウを開いて、送信先に送りたいファイルを選択(複数可)してそのMacのアイコンにドラッグ & ドロップします。そうすると「送信するかどうか」の確認メッセージが表示されるので、送信しようとしているファイルと送信先が正しければ送信をクリックします。

 

次はファイルを送信された側、つまり受信側の操作です。AirDropを表示しているFinderウィンドウに「受信を許可するか」の確認メッセージが表示されるので、送信元を確認の上保存します。

するとダウンロードフォルダに送信されたファイルが保存されます。

ユーザ認証が不要なので複雑な共有の設定が必要ないのは便利です。また、転送速度も早く(LAN接続なので当然といえば当然ですが)快適です。知り合いと出かけた先でMacを使った作業を行いファイルを共有する必要がある場合、会社の会議中など、事前設定が不要で手軽にファイルを共有するためにはとても便利と感じました。

Mac: Mac mini EFI ファームウェア・アップデート Version 1.6

欧州出張中にMac mini向けEFIファームウェア・アップデート(PCのBIOSアップデートの様なものですね)がリリースされていました。変更内容は以下のとおり。

Mac mini EFI ファームウェア・アップデート 1.6 について

このアップデートは、Mac mini(Mid 2011)コンピュータの安定性を改善するためにいくつかの問題を解決するもので、すべてのユーザに推奨されます。

このアップデートでは、ネットワーク起動の信頼性が向上し、再起動後の HDCP 認証を妨げる問題が解決され、USB 記憶装置がホットプラグされているときの起動装置の選択の問題が解決されます。

適用はソフトウェア・アップデートから。マシンの再起動が必要です。

 

Mac: Mac OS Xのメモリマネージメント

こちらのエントリーで紹介した通り、先月ウチのMac mini (mid/2011)のメモリを2GBから一気に8GBにアップグレードし、かなり快適になったのですが、iStat menuでメモリの使用率を見ているとどんどんメモリの空き領域が減っていく事に気が付きます。というのも、ウチのMac miniはiTunesやiPhotoを常に起動しておきApple TVでムービーや写真を再生したり、iPadとiPhoneをWiFiで同期する事に使っている為、常に起動したままにしています。そのせいか、再起動した直後はメモリの殆どが空いている状態なのですが、数日すると半分くらい使った状態になります。

とはいえ、全くストレスがない状態で動作してくれるのでこれといって問題は無いのですが、気になるので調べてみました。

ちなみに、こちらは約10日連続稼働させたMac miniのメモリ使用状況をアクティビティモニタで見たところ。

8GBもメモリを搭載しているにもかかわらず、iTunesとiPhotoを起動したまま放置すると「空き」は1.44GBとなりました。まあ、途中他にもアプリを起動したり、終了したりしていますが。

ところで、「現在使用中」「現在非使用中」「確保中」など、分かりにくい表現が並んでいたので調べてみた所、Appleのサポートページで詳しく説明されていました。

空き

使われていない RAM 領域です。

固定中

このメモリ内の情報は、ハードディスクに移動できないため、必ず RAM 内にあります。固定中メモリのサイズは、実行中のアプリケーションによって異なります。

現在使用中

現在メモリ内にあり、最近使われた情報です。

現在非使用中

現在は使われていないが、最近使われたメモリ内の情報です。

たとえば、Mail を使った後終了した場合、Mail が使っていた RAM は、「現在非使用中」としてマークされます。現在非使用中メモリは、空きメモリと同じように、ほかのアプリケーションで利用できます。ただし、現在非使用中メモリがほかのアプリケーションによって使われる前に Mail を開いた場合、RAM より遅いハードディスクから Mail をロードする代わりに、Mail の現在非使用中メモリが現在使用中メモリに変換されるため、Mail はすばやく開きます。

使用中

使われているメモリの合計サイズです。

なるほど、結局現時点で使っているメモリの領域は「固定中」と「現在使用中」ってことですね。しかも、最後の「使用中」という項目は存在せず、「確保中」。この「確保中」の数値は「合メモリ容量」 – 「空き」の様ですね。

結論としては、現時点で2GB以上が使われている状態なので、合計2GB RAMの構成では結構厳しかったという事。Mac mini購入を検討される方はより上のグレードを購入するか、動作しそうなサードパーティーのメモリを入手して増強した方が良さそうです。

参考リンク:

Mac: Mid/2011 Mac miniのメモリを8GBへアップグレード

一つ前のエントリーで紹介した通り、今日シンガポールのSim Lim SquareでStrontiumブランドのDDR3-1333 4GB RAMを2枚入手してきました。出掛ける前に予めAmazon.co.jpで調べたところTranscendブランドの こちら が使えそうだったので、このスペックをiPhoneにコピーしてからSim Lim Squareへ向かったのですが、結果としては違うメーカーを入手しました。

Sim Lim Squareの4階あたりにパソコンパーツを扱っているお店が多くあるので、駐車場から直接4階へ。そのまま通りかかったユニット番号 04-57 の Fuwell International Pte Ltd というお店で早速探してみると、 Kingston DDR3 1333/10600 4GB が S$28。8GBとして2枚購入してもS$56です。これは安い!Apple純正のメモリをOnline Shopから購入するとS$560なので10分の1の価格。

購入しようと思い、念の為お店の人に「これはMacでもOKだよね?」と聞くと、「規格的にはOKだけれど、50%位の割合でMacと相性が悪い場合があるよ。このMacマークが付いているStrontiumブランドの方が安心。」と別のブランドを勧められました。正直、認識していないブランドだったのですが、後でSim Lim Squareを歩き回っていたら壁に大きな広告がある程、名の知れたメーカーの様ですね。

 

さて、価格はKingstonに比べて S$10 高い 4GB当りS$38。一瞬躊躇ってしまったので、一度そのお店を離れて別のお店で価格調査。その結果、一軒で同じメモリがS$37で販売されていました。でも親切にMacと相性の良いメモリを教えてくれたので、先ほどのFuwellに戻り、1ドル値引きしてもらって購入しました。

帰宅後、24時間稼働のMac miniをシャットダウン。全ての接続を解いて底面にあるカバーを開いてメモリの交換を行いました。扱い慣れたSODIMMなので交換は簡単。重なり合う様に取り付けられている1GB 2枚を取り外し、そして購入してきた 4GB 2枚 を取り付けます。

 

 

 

左が交換前、右が交換後。

後は元通り全ての配線を戻して起動。交換直後1度目の電源投入時には何故かビープ音がなって起動しなかったのですが、再電源投入でいつも通り起動。やっぱり快適です。システム情報でメモリが正常に認識している事を確認、そしてフリーのベンチマークソフトでスコアを比較してみました。

 

 

 

 

左が合計2GB RAMの頃、右が8GBアップグレード後。(NovaBenchを利用)

数字上のパフォーマンスではあまり大きな違いは無いかもしれませんが、今までキャッシュの影響でもたついていたiTunesとiPhotoの動作がとても快適になりました。それもそのはず、Mail、iTunes、iPhotoが起動しているだけで2GB以上のメモリを利用しているので、従来の搭載メモリ2GBでは不十分だったのです。一気に4倍の容量になって増々快適に、便利に使えるMac miniになりました。

参考リンク: