Singapore: HUAWEI E303 – HSPA USB Stickを購入

仕事の都合で3Gネットワーク接続のUSBスティックが必要となり、仕事帰りにBugisのSingaporeの携帯電話キャリアm1のショップでHUAWEIのE303というUSB Stickを入手してきました。

会社の経費で購入なのですが、明日の朝まで折角手元にあるので開封中に記念写真を撮影してみました。

  

  

SIMカードのサイズから比較すると本体のサイズが分かると思いますが、今時のUSBメモリに比べたらかなり大きいです。Micro SD Cardスロットも備えており、USBメモリとしても使える想定。

早速MacBook Airに接続してみると、Micro SD Cardスロットに何も挿入していなくても、動作に必要なアプリケーションのセットアップファイルが保存されているメモリエリアがディスクとして認識、マウントされます。そのセットアップアプリケーションを実行すると3G接続に必要なアプリケーションがMacBook Airにインストールされて3Gネットワークに接続する事が出来ました。

なお、会社で準備したプリペイドのブロードバンドSIMカードはSingTelのものでしたが、無論シンガポールで販売されているこのデバイスはSIMフリーなので無事にAPN設定を新規に追加する事で接続出来ました。

明日は展示会場でこれを使ってPCをインターネットに接続する為の設定を出社前に済ませてこようと思います。

日本では同じモデルは販売していない様ですが、似た様なデバイス「Huawei E369 (SIM フリー 輸入版)」がAmazon.co.jpでウチがシンガポールで入手したのと同じ程度の価格で販売されていますね。

 

Singapore: M1が4Gサービス提供開始をアナウンス (2012年9月15日から)

シンガポールの携帯電話キャリアM1 (mobile one) が今週、2012年9月15日から4Gサービスの提供を開始する旨のアナウンスをしました。

はたしてこれが9月12日にアップルが発表すると予測されるiPhone 5(仮)と何ら関連があるのか分かりませんが、最大手のSingTelに続きシンガポール国内で2社目の4Gサービス開始となります。SingTelは2012年6月に4Gサービス提供を開始したので3ヶ月遅れとなりますが、M1のサービス提供エリアはシンガポール国土の95%。SingTelが6月に提供開始した際の80%よりも15%広く、シンガポールのほぼ全域(屋内外)で利用出来ます。(なお、SingTelも年末までに95%までエリア拡大を行う予定です)

4Gサービスを利用する為の料金は今までの3Gサービス + SG$10.70。今ウチが契約している「LiteSurf」というプランの場合は次の様になります。

  • サービス名: LiteSurf+
  • 月額基本料: SG$69.70 (SG$59.00 [3G] + SG$10.70 [4G Value Added Service])
  • 無料通話時間: 300分
  • 無料SMS/MMS: 800通
  • 無料データ通信: 3GB (再契約ユーザーは無料でプラス1GB)
  • 追加データ通信料金: 1GB当たりSG$5.35 (1ヶ月最高SG$94.16 [月額基本料を除く] 上限)

 

論理的なダウンロードスピードは 75Mbps (3Gの場合は 7.2Mbps)、実効的には 6.9Mbps 〜 17.4Mbps (3Gの場合は0.9Mbps 〜 4.5Mbps)。

現在の3Gサービスにバンドルされているデータ通信量は12GBなのですが、4Gサービス提供開始に伴って容量が変更になっています。9月15日以降に再契約しない限り12GBのままなのだと思いますが、利用するデータ量が多い月もあるのでちょっと気になります。

そして当然ですが4Gサービスに対応している機器でなければ上述の高速通信を楽しむ事は出来ません。12日に発表されるであろうiPhone 5がとても待ち遠しいですね。

参考リンク:

Singapore: 携帯電話キャリア M1 がカメラ非搭載 iPhone 4 / 4S を販売

シンガポールの携帯電話キャリアである M1 がカメラ非搭載の iPhone 4 と iPhone 4S の販売を開始しています。

価格は通常モデルより 49ドル 高くなっており、Appleでは無くM1の1年保証がついてくる様です。要するに、M1がカメラを取り外す改造をしている様です。

普通ではカメラ無し…というのは考えられないのですが、そういったニーズもあるのでしょうね。

参考リンク:

Singapore: M1のデータ通信・ローミング (特定国での使い放題サービス)

ウチはシンガポールの携帯電話キャリア M1 を利用しており、海外に出掛ける時も当然その回線を使っています。しかし、通常はデータ通信ローミングはOFFにし、iPhoneが不用意にデータ通信して請求が高額にならない様にしています。

が、来週の日曜日から出掛けるマレーシアは車で移動する事もあり、万が一のときはデータ通信を利用しなければならない事も考慮して、ローミングでデータ通信を利用するとどの程度の費用が発生するか調べてみました。

ローミングの種類について

そもそも、M1のローミングサービスは2種類あり「Roaming Subscription」と「Pay Per Use Roaming」に分かれています。データ通信・ローミングを利用する為にはいずれかのオプションを契約している必要があります。

前者の「Roaming Subscription」は非常に頻繁にローミング先で通話、SMSなどを利用する方向けのオプションサービス。
初回登録料金: SGD20.00
月額利用料: SGD10.00

後者の「Pay Per Use Roaming」は登録さえしておけば渡航先でローミングサービスを使えるというオプションサービス。
初回登録料金: 無料
月額利用料: 無料
ただし、全ての通話、SMS、データ通信等のローミング中のチャージが通常の 20%増 となります。

ローミング先でのデータ通信料金

さて、ローミング先でのデータ通信料金体系はどの様になっているのでしょう。非常に単純で、次の通りです。

  • Roaming Subscriptionユーザ: 10KB毎にSGD0.20
  • Pay Per Use Roamingユーザ: 10KB毎にSGD0.24

現在SGD1.00は大体60円なので、10KB当り12円程度となります。

プロモーション中の国・キャリア

通常のデータ通信料金は前述の通りなのですが、2012年12月31日までのプロモーションとして、(2012年1月14日現在)以下の各国でそれぞれ指定されたキャリアを利用した場合 10KB当りSGD0.05 (Pay Per Use Roamingの場合は SGD0.06) にディスカウントされています。

10KB当りSGD0.05対象のキャリアと国

    • AT&T (Cingular)/USA
    • Celcom/Malaysia
    • China Mobile/China
    • Chunghwa Telecom/Taiwan
    • Dialog Axiata, Tigo/Sri Lanka
    • DTAC/Thailand
    • Hello/Cambodia
    • IDEA Cellular/India
    • Qtel/Qatar
    • Robi /Bangladesh
    • SK Telekom/South Korea
    • SmarTone Vodafone/Hong Kong
    • SmarTone/Macau
    • Softbank/Japan
    • Sun Cellular/Philippines
    • Viettel, Gtel/Vietnam
    • XL/Indonesia

使い放題サービス・プロモーション中の国・キャリア

そして、更に上記の対象キャリア・国の中で、次に挙げるキャリアと国の場合は、一日SGD15.00 (Pay Per Use Roamingの場合はSGD18.00)で使い放題となります。こちらのプロモーションも2012年12月31日までになっています。

一日 SGD15.00 使い放題対象のキャリアと国

    • Celcom / Malaysia
    • Chunghwa Telecom/Taiwan
    • Dialog Axiata / Sri Lanka
    • Hello/Cambodia
    • Robi/Bangladesh
    • SmarTone Vodafone / Hong Kong
    • SmarTone / Macau
    • Softbank / Japan
    • Sun Cellular/Philippines
    • XL / Indonesia

ちなみに一日の合計利用料金がSGD15.00 (SGD18.00) に満たない場合、すなわちその日の総通信量が 3MB 未満の場合は使った分だけの請求となります。

また、「一日」の時刻はシンガポール時間に基づいて計算されますので、シンガポールとの時差が大きい国においては利用開始と終了のタイミングを考慮する必要があるかもしれません。そして「一日」にマレーシアとインドネシアの2カ国で上述のキャリアをそれぞれでSGD15.00分以上利用した場合は SGD30.00 が請求されます。

ということで、マレーシア旅行中は必要に応じて Celecom を利用してみたいと思います。なお、日本の場合は SoftBank と提携しているようですね。

なお、iPhoneなどの3G接続可能なiOSデバイス (その他のスマートフォンや携帯電話も同じと思いますが) の場合、ローミング先では自動的にキャリアを見つけて接続する為、意図したキャリアに常に接続されるとは限りません。2010年にシンガポールを旅行した際にiPhoneの設定を変更し、ローミング先で利用するキャリアを選択、固定する方法を紹介しましたので良かったら参考にされてください。

参考リンク:

iPhone, iPad: M1のMulti SIMオプションでiPad 2を3G接続

この週末は風邪が完治せずに家でゆっくりしつつも済ませるべき私用を一通り終え、先ほどまで夕食の為にショッピングセンターにいました。そのショッピングセンターの中でM1ショップを見かけ、今までも気になっていた「iPad 2 3G回線接続」について話を聞いてみました。

iPad 2専用のSIMとして、1GBデータ容量のプリペイドと、縛り無しの月額プラン2種類 (3GBデータバンドルと無制限) があり、3GB分のデータ通信がバンドルとなったプランに契約しようか悩んでいたところ、お店のスタッフが「iPhone 4プランを使っていれば、もう1枚SIMカードを作って同じ回線を2つの端末で使えますよ!」と勧めてくれました。

素晴らしいM1のお店のお兄さん。追加月々SGD10.00を支払う事で、今iPhone 4/4Sで契約している回線にバンドルされている12GBデータ通信を2つの端末で共有する事が出来ます。iPhone 4/4SのPersonal Hotspotでも良いのですが、使う度にON/OFFするのも面倒に感じ始めていたので試してみることにしました。

しかも2枚目のSIMもデータ通信専用ではなく、音声通話も可能な為、iPad 2以外のスマートフォンや携帯電話で通話に使う事も出来ます。着信時はメインのSIMカードが先に鳴り始め、応答しなければ2枚目のSIMも着信し始めるとの事。また、SMSに関してはメインのSIMカードのみに届くとの事です。またこのオプションは特に契約期間やキャンセル時の手数料も無しとの事。気に入らなければいつでも取り消す事が出来ます。

ということで、そのまま店頭で手続きを済ませ、3分程度で2枚のMicro-SIMカードの準備が完了。SIMカード発行手数料のみを支払って帰宅し、早速iPad 2に挿入して試してみました。

 

iPad 2本体はアメリカから手に入れたSIMフリー版なので、M1のSIMカードで何ら支障がないか少々気になっていましたが、元々入っていたAT&TのMicro-SIMから、シンガポールM1のマイクロ・シムカードに交換するだけで直ぐに使える様になりました。

これでより快適にiPad 2を使える環境が整いました。

参考リンク:

Multi SIM – M1

Apple iPad 2, 64GB, Black, SIM Free – Amazon.co.jp

 

iPhone: シンガポール携帯電話キャリア各社のiPhone 4Sプラン一覧

シンガポールでのiPhone 4S発売まであと2日。携帯電話事業者3社の全ての料金プランが公開されていましたので並べてみました。

どのキャリアもほぼ同じ料金設定です。

  • 月々の基本料はSingTelが一番高く、M1が一番安い。
  • データバンドルはベーシックなプランが12GBは共通。SingTelのみ一番上のプランでも30GB Limitになっていますが、M1とStarHubは使い放題。
  • 通話は唯一M1のみ一番上のプランでかけ放題、その他は最大でも2000分。
  • SMS/MMSはSingTelが若干多めに設定されており、M1とStarHubに関しては全く同じ。

本体価格についてはストレージ容量と契約するプランによってそれぞれ戦略がある様です。いずれも2年契約のプランで途中解約は契約開始からの経過月数に応じた解除料が請求されます。

データ通信の速度についてはM1のみが下り最大14.4Mbpsを明記していますが、その他のキャリアの料金プラン一覧には記載がありませんでした。ただし、M1の料金プラン一覧の下部にはしっかり 2011年10月28日以降にiPhone 4Sで新規契約もしくは更新した場合のみ14.4Mbpsで利用出来る旨が記されており、ウチの様に端末のみ入手してiPhone 4のSIMカードを差しても最大7.2Mbpsのスループットの様です。とはいってもシンガポールの3G回線は日本のものに比べて圧倒的に遅いので、果たして7.2Mbpsをどれだけ活用出来ているかも微妙ですが…。

 

iPhone 4S Price
Carrier Plan Subscription Data Calls SMS/MMS 16GB 32GB 64GB
M1 iPhone Value $36.00 12GB 100 mins 500 $505 $630 $770
iPhone Lite $56.00 12GB 300 mins 500 $235 $370 $510
iPhone Extreme $98.00 Unlimited 700 mins 500 $0 $70 $210
iPhone Max $198.00 Unlimited Unlimited 2000 $0 $0 $115
SingTel iFlexi Lite $39.90 12GB 100 mins 550 $498 $668 $798
iFlexi Value $59.90 12GB 200 mins 650 $248 $368 $538
iFlexi Plus $99.90 12GB 500 mins 700 $0 $98 $208
iFlexi Premium $205.00 30GB 2000 mins 2000 $0 $0 $108
StarHub SmartSurf iPhone 100 $38.00 12GB 100 mins 500 $498 $678 $818
SmartSurf iPhone 300 $58.00 12GB 300 mins 500 $248 $378 $558
SmartSurf iPhone 700 $98.00 12GB 700 mins 500 $0 $108 $228
SmartSurf iPhone Unlimited $205.00 Unlimited 2000 mins 2000 $0 $0 $128

参考リンク:

 

夏休み2010 シンガポール旅行: 7日目

2010年7月22日、シンガポールでの夏休み7日目は以前通っていた今の会社のシンガポール工場を訪ね、当時から一緒に仕事をしている人々との再会を楽しんでいました。と言う事で、特に観光名所の写真などは無いのですが、2010年7月21日からソフトバンクがサービス提供を開始した海外パケット定額を試してみましたので、書いてみます。

ソフトバンクが2010年7月21日から、海外にいても1日あたり1480円でデータ通信を定額で楽しめる「海外パケットし放題」のサービス提供を始めています。こちらのソフトバンクのページに掲載されている接続業者を使ってデータ通信した場合のみ適用となるサービスの為、海外でiPhone等の電源を入れて接続する際に十分注意してデータローミングをONにしないと定額サービスの適用外になってしまう可能性があるので注意が必要です。

今ウチが滞在しているシンガポールではSingTelへ接続した場合のみ海外パケットし放題の適用対象となる為、iPhoneの電源を入れて(もしくはAirplane ModeをOFFにして)接続業者を手動で設定します。

通常日本で接続している時はキャリアが自動に設定されています。その為、シンガポール国内ではSingTel、M1、StarHubのいずれかにつながりますが、電波強度の関係などでどのキャリアに接続されるか分かりません。実際、うちの場合もAirplane ModeをOFFにしてみると画面上部のキャリア名が M1-3GSM となり、海外パケットし放題対象のSingTelにはなりませんでした。すると、直ぐにSMSが届き、海外パケットし放題対象外の事業者に接続された事を教えてくれます。

ということで、早速接続業者を変更する為に[設定] – [キャリア]を開き、手動接続に切り替えます。

[設定] – [キャリア]を開くと、しばらく時間が掛かる場合もありますが接続できる事業者名がリストアップされます。シンガポール国内で海外パケットし放題の対象となっているSingTelをタップし、接続します。すると上部の事業者表示も「SingTel」に変わり、またSMSが届きます。今度は海外パケットし放題対象の事業者に接続されたとの事なので、安心してデータローミングをONに出来ます。[設定] – [ネットワーク] の画面で「データローミング」をONに設定し、画面上部に 3G のロゴが表示されればOKです。

たまたまキャリアの設定が自動でSingTelに接続された場合も、手動設定にしておかないと気づかぬうちにM1やStartHub変わっている場合があるので、注意が必要です。

早速Safariを起動して接続してみると…

ちゃんとつながりました。夕方にスピードテストも試してみましたが、430 kbps と日本のSoftBankに比べると遅いのですが、海外滞在中に日本と同じ様にパケット料金を気にせずにiPhoneを使えるのは便利と感じました。それにしても、GSM圏内の方がバッテリーの消費が圧倒的に早い気がします。午前中70%程のこっていたバッテリーも午後3時頃には0%になってしまいました。(^^;;

なお、一日の単位は日本時間に基づいていますので、現地との時差を考慮してローミングをON/OFFしないと、現地では1日なのに2日分課金される可能性があります。詳しくはソフトバンクのページで確認できます。