Mac: Mac OS X Lion – Version 10.7.4 リリース

AppleよりMac OS X Lionのマイナーバージョンアップがリリースされています。

変更内容は以下の通り。

The 10.7.4 update is recommended for all OS X Lion users and includes general operating system fixes that improve the stability, compatibility, and security of your Mac including fixes that:

  • Resolve an issue where the “Reopen windows when logging back in” setting is always enabled
    “再ログイン時にウインドウを再度開く”設定が常に有効になっている問題を解決します
  • Improve compatibility with certain British third-party USB keyboards
    特定の他社製 USB キーボード(英国)との互換性を改善します
  • Address an issue that may prevent files from being saved to a server
    ファイルがサーバに保存されないことがある問題を解決します
  • Improve the reliability of copying files to an SMB server
    ファイルを SMB サーバにコピーするときの信頼性を改善します

For detailed information on this update, please visit this website:http://support.apple.com/kb/HT5167.

For information on the security content of this update, please visit:http://support.apple.com/kb/HT1222.

ファイルサイズが400MB程度と大きく、インターネット回線が遅い場合には結構時間がかかります。ウチの様にシンガポールの安定しないADSL回線を使っている場合は結構苦労しそうです。適用はソフトウェア・アップデートから、インストールの完了にはMac OS Xの再起動が必要です。

ちなみに、新しいMacBook Airを入手してからいつもスリープから復帰した際にWiFiに自動的に再接続できず、都度アクセスポイントの手作業でSSIDを選択、接続し直さなければならない状況が続いているので、これも今回の10.7.4で改善されていると良いのですが…。

参考リンク: OS X Lion アップデート 10.7.4 – Apple Support

Mac: Lionの “AirDrop” を試してみました。

Mac OS X Lionで搭載された新しい機能の一つ、「AirDrop」を試してみました。非常に簡単にファイルを二つのMac間でやり取りするこの機能、Lionがインストールできるハードウェアであれば全て使える訳ではなく、ハードウェア側もこの機能に対応している必要があります。今まではMac miniは対応していたのですが、MacBook Airの方が未対応で試せていませんでした。Lionが最初から搭載されているMid/2011 MacBook Airが仲間入りしたので早速試してみました。

まず、両方のマシンのWiFiが接続が有効である必要があります。後は非常に簡単。

Finderで新しいウィンドウを開き、左側のリストにある「AirDrop」をクリックします。この操作をファイルを送信する側のMacと、受信する側のMac、両方で行う必要があります。するとそれぞれのマシンのFinderウィンドウに「近くにあるMac」が表示されます。

後はもう一つファインダーのウィンドウを開いて、送信先に送りたいファイルを選択(複数可)してそのMacのアイコンにドラッグ & ドロップします。そうすると「送信するかどうか」の確認メッセージが表示されるので、送信しようとしているファイルと送信先が正しければ送信をクリックします。

 

次はファイルを送信された側、つまり受信側の操作です。AirDropを表示しているFinderウィンドウに「受信を許可するか」の確認メッセージが表示されるので、送信元を確認の上保存します。

するとダウンロードフォルダに送信されたファイルが保存されます。

ユーザ認証が不要なので複雑な共有の設定が必要ないのは便利です。また、転送速度も早く(LAN接続なので当然といえば当然ですが)快適です。知り合いと出かけた先でMacを使った作業を行いファイルを共有する必要がある場合、会社の会議中など、事前設定が不要で手軽にファイルを共有するためにはとても便利と感じました。

Mac: Mac OS X Lion – アプリ(項目)をLaunchPadに表示しない様にする方法

Mac OS X LionになってからLaunchPadという機能が追加され、まるでiPadやiPhoneのホーム画面の用にアプリを整理して起動出来る様になったのですが、どこか不便。

きっとダッシュボードやプレビューなど、わざわざ表示されていなくてもよいと感じるアプリが存在している事が一つの理由ではないかと感じています。

ということで、表示したくない項目をLanuchPadから隠す方法を探してみました。その結果、「Launchpad Control」という環境設定項目にたどり着きました。このツールをダウンロードしてインストールすると、LanchPadに表示されているアプリがページ毎に一覧表示されます。各アプリにはチェックボックスがあり、チェックを外すとLaunchPadに表示されなくなり、チェックを付けるとLaunchPadに表示される様になります。他の環境設定項目と異なりチェックを外したり付けたりした後は、変更内容を適用するために「Applyボタン」をクリックする必要があります。

なお、表示、非表示のみではなく、アプリの順序も変更できますがインタフェースがあまり良くなく、アプリの順番はLaunchPad側のインタフェースで変更した方が効率的かもしれません(ウチはそうしています)。

[インストール] – ダウンロードしたファイルをダブルクリックして環境設定項目をインストール

 

[設定] – アプリが一覧で表示されます。ページやグループ毎に表示をまとめる事も出来ます。アプリの順番やページの変更は出来ますが、ページの順番がかえられません。

 

参考リンク:

Mac: Safari – Version 5.1.5 Release

AppleよりSafariのバージョン5.1.5がリリースされています。

Mac OS X Lion上での変更内容は以下のとおり。

Safari 5.1.5 では、Safari を 32 ビットモードで実行している場合に Web サイトの操作性に影響を及ぼす可能性がある問題が修正されています。

また、Snow Leopard上では次の問題も修正されています。

Mac OS X Server v10.6.8 のソフトウェア・アップデートの安定性に影響を及ぼす可能性がある問題を修正

ダウンロード及びインストールはソフトウェア・アップデートから。適用に際してSafariを終了しておく必要がありますが、Mac OS Xの再起動は不要です。

アップル・サポート・サイトからの個別ダウンロードはこちらから。

Mac: Mac OS X 10.7.3 追加アップデート

Mac OS X 10.7.3に対して追加アップデートがリリースされています。

変更内容は以下のとおり。

このアップデートでは、Time Machine バックアップから Mac を復元する際の問題が解決されます。

このアップデートは、Time Machine バックアップのある 10.7.3 を実行中のユーザに推奨されます。

適用はソフトウェア・アップデート、もしくはアップルのWebサイトからダウンロード出来ます。適用に際し、Mac OS Xの再起動は不要です。

参考リンク:

Mac: プレビューでパスワード保護付きのPDFを開くと…

若干驚く画面ですね。まるで前の世代のWindows OS向けのセキュリティソフトがウィルスを検出したときの様。

でもこれはMac OS X Lionのプレビューアプリでパスワード保護されているPDFファイルを開いたときの画面。

ウチがシンガポールで利用しているCITIBANKのクレジットカードは、毎月の請求額が決まるとメールで明細を送ってきてくれますが、これがパスワード保護されている為に、毎月MacBook Airで開く度にこの画面でちょっと驚きます。

Snow Leopardのプレビューがこの画面だったかはあまり記憶に無いのですが、それにしてもキツい色です。

ところで、iPad/iPhoneなどのiOSデバイス標準のMail Appで同じパスワード保護付きのPDFファイルを受信した際、iOS 4まではパスワード入力画面が表示されず開く事が出来ませんでしたが、iOS 5になってからはパスワードの入力を促され正常に開く事が出来る様になっています。便利になりましたね。

Mac: Growlをアップデートするべきか….

ウチは持っている全てのMacにGrowlをインストールしているのですが、Lionが動作しているMac mini (Mid/2011) の画面に最近頻繁に「アップデートがあります。」の通知が表示される様になりました。

しばらく前にGrowlはVersion 1.3台になり、それと同時に有料アプリに移行。配布もMac App Storeからとなったのですが、今のところ特にVersion 1.2台で困っている事が無いためそのまま使い続けています。

2011年11月3日にVersion 1.3.1がMac App Storeに登場しており、この頃を境にデスクトップにデフォルトの通知スタイルでアップデートのお知らせが表示される様になった気がします。

さほど高額ではないので、いずれインストールしてみようと思いますが、V.1.3以降はMac OS X 1.7 Lionのみに対応。Mac App Storeが利用出来るSnow Leopardには対応していない様です。更にLeopardに至っては (Mac App Storeが使えないので当然ですが) 、Ver.1.2台を使い続ける必要があります。

Lionが動作しているMacのGrowlを旧バージョンからVersion 1.3以降へアップグレードする場合、旧バージョンを予めアンインストールする必要があるそうです。詳しくは こちらのページ で解説されています(英語ですが…)。

幸い古いバージョンは無料でGrowlのホージからダウンロード出来るので、Mac OS Xの各バージョンでGrowl通知を楽しめますが、Lion対応とともに突如有料とは、なんだか以前のiStat Menuの時の様です。

Lionであれ、Snow Leopardであれ、とにかくV.1.2台を使い続ける場合にバージョンアップの通知を表示しない様にする為には「システム環境設定」-「Growl」-「Growlについて」にある「自動的にアップデートを確認する」のチェックを外せばOKです。

参考リンク: