EditCall (Edit Before Call/SMS) の代わりとなりそうなアプリ – Rubrica4146

Rubrica41462012年3月にこちらのエントリーで紹介した「Edit Before Call/SMS – EditCall」というアプリがiOS 7上で動かなくなってしまいました。

このアプリ、コンタクトに登録されている海外の電話番号に対して電話をかける際に + 記号をIDDコールのプリフィックスに置き換える作業を行ってくれる便利なアプリでした。ウチは格安のIP回線を用いたIDDサービスを利用して携帯電話キャリアが提供する国際電話通話よりも費用を抑えようとしている為、都度 + をプリフィックスに置き換えるのがとても面倒で便利に利用していましたが、iOS 7になってコンタクトの連絡先を選択すると落ちる様になってしまいました。

代わりになりそうなアプリを探していたところ「Rubrica4146」というアプリを見つけましたので紹介してみます。

Rubrica4146 Rubrica4146 Rubrica4146

最初のスクリーンショットは設定画面。コンタクトに登録されている番号の頭に追加するPrefix、最後に追加するSuffix、そして+をどのような番号と置き換えるかが細かく設定出来ます。

2つ目のスクリーンショットはコンタクトから番号を選択している画面。無料版はSMSのみ機能を用いる事ができ、電話をかける為には170円のPro版購入が必要です。

3つ目のスクリーンショットはダイヤル画面で、この画面でも設定したPrefix、Suffixと+の置き換えが適用出来ます。例えばiOS標準の電話アプリからコピーしてきた着信履歴の電話番号にIDDプレフィックスを追加したい場合、この画面の右上のクリップボードボタンをクリックして通話、SMSボタンを押すだけでIDDのプレフィックスを追加出来ます。

なかなか便利そうなのでPro Versionを購入して暫く使ってみようと思います。

参考リンク:

 

Mac: iStat Menus がバージョン 4 へアップグレード

iStat Menus Version 42012年12月9日頃にウチが以前よりMacにインストールして使っているiStat menusがメジャーバージョンアップし、Version 4となりました。インストールしてあるiStat menusの自動バージョン確認機能が新バージョンが利用出来る事を通知してくれました。

iStat menus Version 3からVersion 4へのアップグレードは有償。既存ユーザーには通常のライセンスよりも安いアップグレードライセンスが用意されています。

インストール済みのiStat menusの自動アップデートで最新バージョンのインストーラをダウンロード、通常通りインストールすると新しいバージョンを使える様になりました。全ての設定は保存され、iStat menusバージョン3の頃の設定がそのままバージョン4になっても引き継がれています。

見た目も全体的に洗練されたデザインになっており更にクールなアプリになっています。

なお、iOS向けのiStatアプリも刷新され iStat 2 となっており、iPhoneやiPad本体のリソースをモニターしたり、ネットワーク上のiStat Serverがインストールされているマシンのリソースを監視する事も出来ます。iStat ServerはMac OS Xのみならず、一部監視出来るリソース等に差はありますがWindows、Linuxにも対応しています。

参考リンク:

 

iStat Menus Version 4iStat Menus Version 4iStat Menus Version 4

 

iPhone 5: 解像度が変わったので壁紙も変更

iPhone 5で縦解像度1136ドットに対応していないアプリを起動した場合については こちら のエントリーで紹介しました。

壁紙についてはiPhone 4Sのバックアップを復元した際に自動的に以前使っていたものと同じイメージが設定されましたが、どうも縦方向は1136ドットにフィットする様に自動調整されている様です。よって少し縦方向にのびている様な印象。

早速、iPhone 5の解像度に最適な壁紙を探してみました。

最初はGoogleで検索して以下のWebサイトにたどり着き、画像をダウンロードしてきました。

iPhone 5 Wallpapers

1136 x 960解像度の壁紙として使える画像がカテゴリー毎に置いてあります。ウチはAppleロゴが使われたデザインの画像をダウンロードしてみました。取りあえず気に入っていたので良かったのですが、今朝になったらiPhone 4/4Sの頃から使っていた「Retina Wallpapers & Backgrounds」というAppがバージョンアップしてiPhone 5向けの壁紙を提供し始めていました。早速バージョンアップして使ってみました。

Retina Wallpapers & Backgrounds

   

以前と同じ様に大量の画像が提供されています。一部のカテゴリ(VIPと記されているもの)は有料ですが、アプリ自体とVIP以外のカテゴリの画像は全て無料。画像を選んで保存する事が出来ます。

iPhone 5を入手して壁紙を探している方の参考になれば…。

iPhone App, iPad App: FileBrowser – SMB/CIFS共有フォルダに直接アクセス

FileBrowserというアプリの話。450円 (2012年4月2日現在) と有料でちょっと躊躇う価格設定ですが、便利そうだったので購入してみました。

このAppを使うとネットワーク上でSMB (Server Message Block)もしくはCIFS (Common Internet File System)プロトコルで共有されているネットワークドライブ・フォルダにiPhoneやiPadから直接アクセスする事が出来ます。ユニバーサルアプリなので、一度購入すればiPhoneとiPadの両方で利用可能です。

SMBに対応しているのでWindowsの場合は単純にフォルダ共有でiOSデバイスからアクセスしたいフォルダを共有しておけば後はアプリ側の設定のみ。Linuxなどの場合はSambaを利用して同様の設定でホスト側の設定は完了です。

残念ながら、Mac OS X標準のAFSには対応していない為、Mac OS Xの共有フォルダをこのアプリからアクセする為には、ファイル共有のオプション画面でSMB共有を有効にしアクセスに利用するアカウントのパスワードを生成しておく必要があります。Mac OS Xへログインする時のユーザーアカウントパスワードとSMB用のパスワードは別々に管理される為注意が必要です。

ホスト側の準備が整ったら今度はiPhone/iPad App側。アプリを起動して新しいロケーションを「+」ボタンをタップして追加します。最低限必要な情報はアクセス先のホスト名もしくはIPアドレス。「//ホスト名」または「//IPアドレス」で指定します。アクセスの都度ユーザー名とパスワードを入力するのが面倒な場合は、「Show More Settings」をONにして予め設定しておきます。「Advanced Settings」については標準的なSMB/CIFS共有フォルダであれば特に変更の必要はなさそうです。

一旦設定が完了すれば左側に新しいマシンが追加されるので、それをタップして接続します。IPアドレスで指定していれば3Gネットワークからそのホストが存在するネットワークへVPN接続していても問題なく接続出来ます。

 

共有フォルダ内に存在するドキュメントを閲覧したり、PagesやNumbersといったアプリで開いて編集、ビデオであれば(DIVXもしくはXVID以外)タップする事でそのまま再生する事が出来ます。

いままで都度メールでiOSデバイスへ送信したり、Dropboxを使ったりしていたシーンにおいて、アクセス対象のファイルが保存されているフォルダさえ共有出来ればかなり便利に使えると感じました。

参考リンク: FileBrowser – iTunesで開く

 

iPhone App: Edit Before Call/SMS というアプリ

つい先日見つけた便利アプリを紹介してみます。

ウチはシンガポールから国際電話をかける際、なるべく費用を抑える為に「Phoenix Comms」という会社のIDDサービスを利用しています。このPhoenix Commsは、電話をかける時に国番号の前に「1516」というプリフィックスをつけてダイヤルする必要があります。

その為、iPhoneの(つまりiCloudの)コンタクトには常に同じ電話番号を「1516」プリフィクス有り無しの2つ登録しています。電話をかけるだけであればプリフィックス有りだけを登録しておけば良いのですが、そうすると電話が掛かってきた時に誰からの電話か分かりません。

そんなわけで、現在のコンタクトはこんな風になっています。

さて、「Edit Before Call/SMS」というアプリは、連絡先に登録されている電話番号に予め規定したルールを適用してくれます。例えば、「+」を「1516」で置き換えるといった。当然、置き換えた番号をコンタクトに保存するのではなく、コンタクトを呼び出して発信する前かSMSを送信する前にそのルールを適用出来ます。

アプリをインストールして「Rules」というタブを表示すると、デフォルトのルール一覧が確認出来ます。ウチはそれらを全て削除して自分なりに1つだけ、Phoenix Commsのプリフィックスのみを設定してみました。ルールは、何らかの文字を見つけて置き換えたり、何からの文字を取り除く、もしくは単純に足すという設定が出来ます。

  

この設定をしておくと、電話帳から + から始まる番号をタップすると…

この様に、オリジナルのまま発信/SMS、もしくはルールを適用して発信/SMSを選択する事が出来ます。頻繁に国際電話をかける方や、海外に出掛ける事が多い方には便利かもしれません。

参考リンク:

iPhone App, iPad App: Juniper NetworkのVPNにiPhoneやiPadから接続 – Junos Pulse

ウチの会社はJuniper Network Inc.のVPNゲートウェイが設置されており、PCのInternet ExplorerからVPNゲートウェイのURLへアクセスする事でNetwork ConnectというクライアントがPCへインストールされてVPN接続を確立出来ます。このクライアントでPCがネットワークに接続されていれば、PC上のアプリケーションから会社のネットワーク資産を利用できてとても便利。

iPhoneやiPadから同じURLへアクセスする事で予めネットワーク管理者が設定したネットワーク上のファイルを表示したり出来るのですが、iOSデバイスのVPN機能で接続するのと異なる為Safari等でイントラネットのWebページ等を閲覧する事が出来ません。

で、見つけたのが「Junos Pulse」というApp。Juniper Network Inc.からリリースされており価格は無料です。このアプリでVPNを設定して接続すると、iPadやiPhoneデバイスをVPNへ接続。iOSデバイス上のアプリからVPN接続先の資産にアクセスする事が出来ます。

 

 

3枚目の画面、左上を見てもらうと分かる通り VPN のアイコンが表示されており、Safariやその他のアプリからVPN接続先のネットワークへアクセス出来る様になっています。

VPNデバイスによっては接続出来ない事や、証明書を用いた設定が必要な様です。

参考リンク: Junos Pulse – iTunesで開く

iPhone App: MHC Clinic Network App

シンガポールでウチの会社が契約してくれている健康保険 MHC。

年間、決められた金額までの医療費が保険でカバーされる様になっており、提携している病院や医療機関であればカードを提示するだけで支払いを済ませる事が出来ます。

で、MHCはiPhoneとAndroid端末向けにアプリを提供しており、提携しているクリニックを検索したり、ニュースを見る事が出来ます。そして今週そのiPhone Appがバージョンアップ。今度は eCard という機能が追加され、会社から配布されているカードが無くてもiPhoneの画面にカードを表示して、それを提示すればクリニックで受診出来るという仕組みが導入された様です。

早速試してみようと思ったのですが、パスワードを忘れてしまってeCardを表示出来ず。今度会社の総務にパスワードを確認しなければ…。

それにしても、シンガポールでの仕組みは色々と日本と異なり、この様な健康保険も歯科はカバーしていなかったりと未だに時々戸惑う事があります。

参考リンク: