MVNO: 日本通信のIDEOS用 無料通信期間がついたb-mobileSIM U300限定パッケージをIDEOS以外で

日本通信がIDEOSの発売を記念して1ヶ月もしくは2ヶ月の無料通信期間がついたb-mobileSIM U300を限定販売していますが、パッケージ上には「for IDEOS」と記載されている為、日本通信 IDEOS スマートフォーン BM-SWU300 以外で使えるのかどうかが気になっていました。

家で余っているスマートフォンや3Gデータ通信機能付きのデバイスをちょっと試しで使いたい時などにあったら便利かなと思っているのですが、この限定パッケージの方が通常のb-mobileSIM U300を購入するよりも、無料通信期間の分だけ以下の通りお得な為、IDEOS以外でも使えるのであれば…と思っていました。

[お得な限定パッケージ]

[通常パッケージ]

この通り、限定パッケージの方が月々300円程度安い計算です。

そして色々なショップで聞いてみたり、ネットで調べてみたところ、この限定パッケージの中身は通常のb-mobileSIM U300と何ら変わらないそうで、単に最初からチャージされている期間が1ヶ月もしくは2ヶ月多くなっているとの事。実際にSIMフリーのNexus SやGalaxy Tabで使っている方もいらっしゃる様なので、大丈夫そうです。

通信速度は300kbpsのベストエフォートでgoogle mapや容量の大きな画像転送には向きませんし、ストリーミング系のプロトコルなど、ネットワークに負荷が掛かる通信は制限されていますが月々2000円以下で3Gデータ通信し放題は魅力ですね。

限定パッケージとの事なのでそろそろ6ヶ月+1ヶ月を購入するか判断しようと思います。

*価格等の情報は2011年2月19日現在のものです

iPad: 日本通信 b-microSIMプラチナパッケージ を2010年12月1日から発売開始

2010年11月29日、日本通信がb-microSIM Platinum Serviceを2010年12月1日から発売開始するとアナウンスしています。

このサービスは、iPad等のiOSデバイスを現行のb-microSIM U300より高速にインターネットへ接続するもの。ちなみに、通話可能なtalking b-microSIMプラチナサービスは既に発売されており、今回はデータ通信専用のプラチナサービス。

iOS 4.2.1リリースによって海外で入手したSIMフリーiPad端末も情報画面に技適マークが表示される様になった事で正式に「SIMフリーiPad用」として発売に至ったのではないかと思います。

他のプラチナサービス同様にテザリングも対応していますが、テザリング時は300kbpsのベストエフォートとなります。iPadからの通常通信の場合、日本通信のページに明確に記載されていませんが7.2Mbpsのベストエフォートと思われます。

現時点でbモバイルのホームページに記載されているパッケージは6ヶ月と1年の2種類。今後、1ヶ月が発売される予定があれば入手してみようと思います。

b-microSIMプラチナパッケージiOS対応版6ヶ月使い放題

  • 利用期間: 6ヶ月(185日)使い放題
  • 価格: bマーケット価格29,880円(税込)
  • 型番: BM-IPNP-6MM

b-microSIMプラチナパッケージiOS対応版1年使い放題

  • 利用期間: 1年(375日)使い放題
  • 価格: bマーケット価格56,160円(税込)
  • 型番: BM-IPNP-12MM

b-microSIM U300との価格差は以下の通りとなり、プラチナパッケージ1回線がほぼb-microSIM U300を2回線分となります。ウチもb-microSIM U300をiPadで利用したのですが、多くの情報量を一画面に表示できるiPadの場合は通信速度がある程度早くないと快適に使えない印象はありました。ただし、こちらの方法でWebアクセラレーターを使えば多少は快適でした。

  • 6ヶ月: プラチナパッケージ = 29,880円 / U300 = 14,900円
    価格差: 14,980円
  • 1年: プラチナパッケージ = 56,160円 / U300 = 29,800円
    価格差: 26,360円

参考リンク: b-microSIM プラチナパッケージ

talking b-microSIMとb-microSIM優先販売

2010年8月23日に正式発表となり基本料金などが明らかになったtalking b-microSIMとb-microSIM U300。優先リザーブ登録者向けに購入方法等について今日(2010年8月26日)メールが届きました。

talking b-microSIM プラチナサービスについては具体的な申し込み方法や開始日については言及されておらず、近日中に「お申し込みご案内メール」が届くとの事。

b-microSIM U300の購入は明日、2010年8月27日から日本通信株式会社のオンラインショッピングサイトで販売を開始する様です。
優先リザーブ登録者も通常ユーザーと同様にオンラインショッピングサイトから購入となりますが、クレジットカード決済時に優先リザーブに登録したメールアドレスを入力する事で、通常ユーザーよりも優先的にmicroSIMを優先的に発送してくれる様です。

データ通信のみのb-microSIMは月額利用料もさほど高くないので試してみる価値はあると思いますが、通信速度が300kbpsというのが残念。明日、b-mobileのショッピングサイトがあまり混んでいなければ購入しようか考えようと思います。

b-microSIMとtalking b-microSIM プラチナサービス 正式発表

今日2010年8月23日、待望のb-mobileSIMとtalking b-microSIM プラチナサービスが正式発表になりました。

b-microSIM

データ通信専用のb-mobileSIM U300のmicro SIM版の位置づけで、正式名称はb-microSIM U300。サービス内容と価格もb-mobileSIM U300と全く同じです。

商品名 利用期間 価格 型番
b-microSIM U300 1年 (375日) 使い放題 29,800円 BM-U300-12MM
b-microSIM U300 6ヶ月 (185日) 使い放題 14,900円 BM-U300-6MM
b-microSIM U300 1ヶ月 (30日) 使い放題 2,980円 BM-U300-1MM

ドコモFOMAネットワーク、W-CDMA/HSDPA/HSUPA / 2100MHz/800MHz を利用した上り・下り共に300kbps超のベストエフォートサービス。このMicroSIMでは通話は出来ません。なお、動作確認端末にはiPhone 4のみが掲載されており、iPadでの動作については不明です。もしかすると、海外版のiPadは技適マークが無い(設定 > 一般 > 情報 > 認証を開いても表示されない) 為かもしれません。

talking b-microSIM プラチナサービス

こちらは通話可能なtalkingSIMと同じく通話が可能なサービスですが、データ通信速度は300kbpsの制限が解除されています。とはいえ、b-mobileの仕様ページにも明確にデータ通信速度は記載されておらず、「iPhone4専用ネットワーク」とだけ記載されています。FOMA網の最速データ通信速度が利用出来るとすれば、下り7.2Mの恩恵が受けられるのだと思いますが、現時点では何とも言えませんね。

初期手数料 3,150円
月額基本料 6,260円 + ユニバーサルサービス料8.4円
無料通話分 1,050円(最大25分相当)
データ通信 使い放題
30秒当たりの通話料 21円

テザリングにも対応していますが、テザリング使用時はU300通信(ベストエフォート300kbps超)になります。宣言通り300kbpsの壁は無くなりましたが、通常サイズのSIMであるtalkingSIMの月額基本料3,960円に比べると2,300円値上がりした事となり、結果としてあまりお得感が無くなった様に感じます。

なお、仕様のページにはiPhone 4専用以外ではデータ通信が利用出来ないと明記されている事から先日自作したMicroSIMからSIMサイズにするアダプターを使ってiPhone 4以外で使用した場合にはデータ通信すら出来ないのかもしれません。

なお、iPhone 4をソフトバンクで一括購入し、パケットし放題フラットで契約した場合、24ヶ月間の縛りはありますが月月割適用後の料金は3,785円/月。talking b-microSIMには1,050円分の無料通話料金が含まれているとしても、月額基本料6,260円は若干割高な印象があります。

確かにNTTドコモのFOMA網でiPhone 4を利用出来、300kbpsのベストエフォートであってもテザリングが出来るメリットはありますが、いずれにせよ海外からSIMフリー版のiPhone 4を入手しなければならないなど若干敷居の高い感じがしました。

契約の縛りは無いので6ヶ月や1年など好きなタイミングで利用を止めたり、機種変更 (海外からSIMフリー版を入手する必要はあるでしょうが) がお手軽に出来る事は確かだと思います。

参考リンク:

Micro SIMとSIMの比較

つい昨日、b-mobileからSIMフリー端末向けのMicro SIMが2010年8月中に発売されるとの発表があった訳ですが、今日Te-TsuさんがつぶやいていたITproの記事を見ると、日本通信はこのiPhone 4用MicroSIMについて

「b-mobileSIMは300kbpsに速度を制限しているが、iPhone4向けに出すb-microSIMは、300kbpsよりも速度の上限を上げる」

と発表しているそうです。

各方面での話題を見ると通常サイズのSIMとMicro SIMで利用料は変わらない様なので、もしMicro SIMの方が通信速度が高速だとすれば通常サイズSIMよりもiPhone 4向けMicroSIMの方がお得です。

であれば、(通常サイズの)SIMフリー端末用にb-mobileを使おうと思った場合、数百円で発売されているMicroSIM アダプターの様な物を使ってMicroSIMをSIMサイズにしてしまった方が圧倒的に良い気がします。

早速手元にあるSIMとMicroSIMを集めて写真を撮り比較してみました。

探してみると沢山出てきました。SIMは左から ・昔のSoftBank、vodafone、 ・iPhone 3G/3GSで使っていたSoftBank、 ・PocketWiFiに使っているEmobile、 ・シンガポールで契約しているMobile One、 ・会社のau携帯。MicroSIMは下にある二つで左から ・iPhone 4に入っているSoftBank、 ・US Version iPadに入っているat&t。

よく見てみると金色の接点部分は少しずつ形状が異なりますが、どれも使っている部分は同じ、中央の大きな面積を占める6パターン。さらに、少々画像加工を行ってMicroSIMをSIMに重ねてみました。

MicroSIMは半透明にしてあります。SIMの接点部分は上下左右に少し広いですが、実際に携帯電話の端子が接触している跡(ちょっと黒くなっている線)を重ねてみると同じでした。

最終的にはb-mobileのMicro SIMの寸法が発表されてからちゃんと確認した方が良いと思いますが、前述の様にMicroSIM→SIMカード変換アダプタを使えば300Kbpsより高速なb-mobile MicroSIMをSIM機器で利用する事も不可能ではなさそうです。

以下は参考までに、定規と一緒に並べて撮影したSoftBankのSIMとMicroSIMです。

b-mobileからMicro SIMが発売されるという話。

各方面で話題になっていますが、SIMフリー端末向けにSIMカードを単品で販売しているb-mobileが、Micro SIMカードを発売するそうです。

まだb-mobileのホームページに詳細は発表されていませんが、優先リザーブメールを受け付けており、申し込み開始に際して優先的に受け付けてくれるとの事。

SIMフリーな海外版iPhone 4ではもちろん、同じくMicro SIMを採用している海外版のSIMフリーiPad等でそのまま使えると思われます。今まで通常サイズのb-mobile SIMを加工してMicro SIMサイズにしてしまう方もいらっしゃった様ですが、今度は何も手を加えずにそのままSIM Free iPhone 4を日本国内で手軽に使う事が出来ます。

ウチは既にSoftBankのiPhone 4を購入しましたがUS版iPad用に一応優先リザーブメールに申し込んでおきました。色々な意味でいよいよSIMフリー化が進みそうですね。

参考リンク: b-mobile – 日本通信