シンガポール: 自動車事情 その3

先週から悩み、そして実は週末に売買契約を済ませていた自動車を受け取ってきました。

先日のこちらのエントリーと同じ写真ですが、これが購入した車。SuzukiのSwiftです。まるっこくて、シンガポールのドキドキする道を運転するにはちょうど良い大きさです。

何よりも購入の決め手はその価格でしたが…。

受け取ったのが仕事帰りの夜間だったので、まだ自分のデジカメで写真を撮れていませんが、週末に時間があったら色々撮影してみようと思います。

さて、日本と違ってシンガポールでの中古車売買は次の様な流れになっています。

  • ディーラーとの売買契約締結
  • ローンを組む場合はローン会社の審査、承認を待つ
  • シンガポールの場合、自賠責保険は無い代わりに、任意保険への加入が必須なので任意保険の価格を確認

これらの手続きは全てディーラーが実行してくれます。そして、これらが完了次第ディーラーと引き渡し日を決めて、任意保険に加入します。これもディーラーが手続き。

この時点でまだ車の所有権は自分に移っていないのですが、この時点でディーラーから車を引き取ります。基本的にディーラーは車を引き渡してからLTA (Land Transport Authority) で所有権の変更手続きを行います。よって、一時的にディーラーもしくは前のオーナーが所有している状態の車を運転している事になりますが、万が一事故や違反があっても揉めない様に引き渡し時の書類にその日時を記録してお互いがサインをします。

保険やローン、所有権変更手続きなどディーラーが一手に引き受けてくれるのですが、それらの手続きの書類へのサインがかなりグレーです。過去2度中古車を購入し、今回が3回目ですが、全てにおいてまだ記入されていない用紙に署名をする為、ちょっとドキドキします。

いつも中古車を購入する時は1時間、2時間程度世間話をしながら価格交渉を行ったりしているので、お互いに信頼出来るとは思っていますが、日本では未記入の用紙にサインというのはかなり不自然なので慣れないうちは不安もありますね。

ということで、いつでも、何処にでも行ける様になったので、日本から輸送中のカメラが届き次第早朝の公園で写真撮影や、夜景の撮影も楽しみたいと思います。

 

 

iPhone: シンガポールでSpeedtestしてみました。

2011年7月10日、昼過ぎ頃に久しぶりのSPEEDTEST.NET iPhone Appを用いてネットワーク回線速度のテストをしてみました。

もちろん場所はシンガポール。キャリアはM1 です。

日頃使っている限りは日本のSoftBankと同程度のスピードが出ている印象があるのですが、電波の弱い場所が多々あり、そういった場所ではとてつもなく遅いのを感じています。最悪な事は住んでいる部屋で3G電波が弱く、気が付くと3Gマークの部分が○印のEdge通信になっていたりするので困ります。もうしばらくすると日本からの荷物が届き、その中にWiFiアクセスポイントが入っているので快適になるのですが…。

さて、今日のスピードテストは部屋からではなく、出掛けるときに外のバス停で行いました。電波状況としてはアンテナ3本ですね。

数値結果は見ての通りで、下り0.23Mbps、上り0.32Mbpsと、カタログ値の7.2Mbpsからはほど遠い結果となりました。

まあ、それなりに使えているので不自由はありませんが数字を見てしまうとちょっと物足りないかな。

 

Singapore: 永住権 (PR) の IC 住所変更完了

先日ICA (Immigration & Checkpoints Authority) で手続きを済ませたICの住所変更が完了した旨を通知する封書が届きました。

右の様な書面で郵送で送られてきます。送付先はもちろん変更後の住所へ、住所と郵便番号、そして変更対象の人の名前が表示されています。

シンガポールの場合、OSCARS (One-Stop Change of Address Reporting Service) によって、主な政府関係機関が国民や永住権所有者の住所等の情報を共有している為、OSCARSの対象となっている期間への住所変更届けは必要ありません。例えばウチの場合は運転免許証。日本の場合は住民票を移すと、警察署で免許証の現住所が変更になった事を届けなければなりませんが、シンガポールの場合はICの住所変更を届ければ運転免許証の住所も自動的に変わる事になります。それゆえ、運転免許証には住所がそもそも記載されていませんし、番号も永住権と同じ番号になっています。

ひとまずこれで住所変更の完了も確認出来て一安心。携帯電話やクレジットカードなどの住所は個別に届け出る必要がありますが、いずれもオンラインで済ませているので殆ど郵送物が送られる事はないのでゆっくり進めようと思います。

参考リンク:

Singapore: 永住権 (PR) の IC 住所変更について – Logon Blog

Change of Address in IC – ICA, Singapore Gov.

シンガポール: 自動車事情 その2

先週末、こちらのエントリーでシンガポールでの中古車探しに関する記事を書きましたが、その続編です。

先週末に見ていた1500ccのスイフトは初回登録2008年の車で状態も悪くなかったのですが、やっぱり価格が4万シンガポールドル (約260万円) を越えると何となく抵抗があり、その後も色々とネットで探していました。

そうしたところ、1300ccで初回登録2007年ですが3万ドル台半ばの車を発見。ネットに登録されたのが7月5日で、見かけたのが6日だったのでナイスタイミングでした。

まだ日本円で200万円を下回らないのですが、それでも何となく4万ドルを下回ると興味がわいてきます。というわけで、平日の会社帰りに中古車ディーラーに待ってもらって見せてもらいました。

先週末の車と比べると年式が古いのでデザインも若干古く感じてしまいますが、傷やへこみは殆どなく良い状態でした。流石にエンジンや中身までは実際にある程度の時間乗ってみないと分からないでしょうが、エンジンをかけたり、短距離を運転してみた限りでは問題なさそうでした。

新車の価格は前回のエントリーで紹介したCOEの価格に左右されてかなり変化する事は分かっていたのですが、今回のこの車のディーラーと話をしていたところ中古車の価格も新車のCOE価格に合わせて変化しているそうです。本来であればCOEは10年有効で新車を購入するタイミングの価格で売買される為、一度登録された車のCOEは毎年その価値が下がる事はあっても上がる事はありません。しかし、中古車を手放して新車を購入する人にとっては、次の新車を購入する時のCOE価格に合わせて、下取りの車を高く売りたい為それに合わせて中古車ディーラーも高く買い取る動きになるそうです。すると、ディーラーが抱えている在庫も高く売る様になり、中古車の価格が新車のCOE価格に左右されているとの事でした。まあCOEが下がればその分中古車も安くなるはずではありますが。

そんな事を色々と考えていると、おそらく3ヶ月、6ヶ月後に購入するとしても今と同じ思考を繰り返す事になるだろうと結論に至りました。であれば、既に日本でレガシィを手放してから2ヶ月経っていて、そろそろ車のある生活を再び楽しみたいと思っていたので、この週末にもう一度見に行って気に入れば購入を決めてしまおうかなと思っています。

ちょっと1300ccではマレーシアのKLやマラッカ、Gentingまで行くには非力ですが、そういった旅行の時は以前の様にバスを使っても良いかなと考えています。東京23区程度の広さのシンガポール国内で乗るには十分なランクの車ですかね。

 

シンガポール: 自動車事情

この週末は中古車ディーラーが沢山集まっている2つの場所に行ってきました。一カ所目はUbi Ave 2とEunos Linkの交差点にある Automobile Megamart。もう一カ所はBukit Timah Rd / Dunearn RdとSixth Aveの交差点から少し入ったところにあるTurf City。

2006年に初めて運転免許を取得したとき、Turf CityでOPELを購入したのを覚えています。残念ながらあのOPELには色々と苦労をさせられ、それ以降「やっぱり車は日本車かな」という事に落ち着いています。

これまでOpel、Mitsubishi、Subaruと乗り継いできたので、次は別のブランドで且つ手の届く範囲でSuzuki Swiftにターゲットを絞って見てきました。

初回登録が2007年もしくは2008年の中古車が多く出回っており、マニュアル車の価格レンジは1.5Lのノーマル・スイフトから1.6Lのスイフト・スポーツで大体45,000〜55,000シンガポールドル。SGD1 = JPY65と仮定して日本円で2,925,000円〜3,575,000円というレンジです。日本であれば同じ車を3台は購入出来る価格ですが、シンガポールは国土の小ささから自動車の価格は非常に高く、COEといういわゆる自動車所有権の価格が毎月変動しています。このCOEは車の種類によって、その時に国内で登録されている車の総数によって左右され、10年間有効というもの。つまり、中古車もこのCOEの残額が含まれるため非常に高くなっています。

昨日、今日で色々と見てきて2、3台興味を引かれる車がありましたが、じっくり検討するため連絡先を伝えずに帰ってきました。どの中古車ディーラーでも交渉は立ち話から始まり、車をじろじろ見て、運転席に座って、エンジンをかけて、値段や年数、走行距離数を話して…という、何とも普通のショッピングセンターでの買い物の様な流れです。最初に椅子に腰掛けてどのような車を探しているか、連絡先を用紙に記入といった手続きはまずありません。気に入って買う気があれば試乗や価格交渉となるのですが、別のディーラーを見たいと思えば普通にその場を去って次に進みます。ディーラーによって連絡先を聞いてきますが、教えると何かと面倒な事があるので、逆に名刺を貰って「気に入ったら連絡する」と伝えて対応しています。

自動車の価格が高く、国土の狭いシンガポールではバスやMRTといった公共の交通機関がとても便利に発達しており、タクシーも日本に比べればそれほど高くはありません。実際、この二日間も中古車を見に行く為にバスを利用している程です。そう考えると自動車無しでも十分生活は便利なのですが…。

しかし、ウチの一つの趣味である早朝の公園散策や写真撮影、マレーシアへの日帰りや週末旅行を考えると車を所有していた方がとても便利。その為に以前シンガポールにいた頃は生まれて初めて自動車の免許をシンガポールで取得して、車を購入したほど。今回はより長い期間シンガポールで生活する事を想定しているので、より長い間便利で楽しい時を過ごせる様に早い時期に車も手に入れたいと感じています。

参考リンク:

sgCarMart – シンガポール自動車オンライン・マーケット

シンガポール: 部屋のLANケーブルを整理整頓

シンガポールに移住して二週間が経過。今日、土曜日は住んでいる場所から直ぐとなりのMRT駅であるブギスへ行き、SIM LIM TOWERでケーブルモールを入手してきました。

というのも、上の右側の写真の様に家の共有スペースにあるADSLモデムから自分の部屋に延びているLANケーブルが、部屋のドアの淵から引き込まれて床を這った状態になっていたからです。写真の右側にパソコンを置いたテーブルがあり、そこまでLANケーブルを引き延ばしてインターネットを使っています。

ドアを入って直ぐにケーブルが這っているため、部屋の出入りの度に踏んでしまいいずれ断線してしまいそうでした。と言う事で、ケーブルモールを使って部屋の隅に沿って配線してみました。2 [m]のモールはシム・リム・タワーで一本100円程度で手に入りました。全部で3本購入して、お店の工具を借りて予め測っておいた長さに切って持ち帰ってきました。

一緒に両面テープも購入して床に計画通り貼り付ける事が出来ました。これで少し床がスッキリし、踏んでしまってもモールが支えになるので断線の原因になる事も無くなりそうです。

次は日本から届く荷物を整理整頓する為のメタルラックを探そうと思います。

 

Singapore: 永住権 (PR) の IC 住所変更について

シンガポールの永住権を所持している場合、住所が変更になった場合はICに記載されている住所を変更する必要があります。

日本での住民票の様な仕組みに似ていますが、転出・転入というわけではなく、新しい住所に移った事を示す書類とICカードをICA (Immigration & Checkpoints Authority – 入国管理局) か警察署に持って行って届け出る必要があります。

新しい住所に移った事を示す書類は こちら のページに記載されている12種類のうちのいずれか、宛先がフルネームで表示されていて、記載されている期限内のものである必要があります。

例えば3ヶ月以内に送付された電話やインターネットの請求書、光熱費の請求書、クレジットカードの請求書など。これらを用意しても良いのですが、住所変更を届けてから請求書が届くまで最大1ヶ月程度掛かる為、忘れてしまいそうで心配です。

ということで、そんな場合にはインターネットでICAから新しい住所へ書面を送ってもらう事が出来ます。Online Pre-Notification of Change of Addressというサービスで、こちらのリンクから申し込む事が出来ます。

 

オンラインで送付を依頼してから1週間以内で届きました。後はこの書類と自分の身分証明書であるICをICAか警察署に持って行けば、ICの裏に表示されている住所を訂正してくれます。

以前も一度住所が変わったときにこの方法で書類を受け取ってICAで住所変更をしたのですが、日本の転出・転入届けと違って必要な書類とICを提出すれば直ぐに対応してくれるのでとても楽です。

なお自分自身でICAないしは警察署へ行けない場合は代理人がその本人の身分証明書と、住所が変更となった本人のIC、必要書類を持って行く事で代理申請する事も出来ます。