Mac: 画面共有をもうちょっと便利に利用する方法

一つのMacからネットワークに接続されている別のMacを操作する為に「画面共有」を頻繁に使っています。

ネットワーク上のMacに接続する一般的な方法は、Finderで新しいウィンドウを開いて左側に表示される対象のMacをクリック、そして画面共有のボタンをクリックする方法だと思います。

ウチは日本の実家に設置しているMacもVPN接続経由で操作する事がある為、この方法ではVPN先のMacが表示されずに煩わしい場合があります。そんな場合はFinderの「別のサーバーへ接続」メニューを用い、VPN://<IP address>として接続しています。

さらにこれを便利にする方法はないだろうか…と考え、試した結果を共有してみたいと思います。

  1. まず、対象のサーバーに画面共有で接続します。
  2. 接続されている状態で、画面共有のメニュー [Connection] – [Save As…] をクリック。
    ([Save As…] はサーバーに接続している状態であれば選択できます)
  3. ファイルを保存するダイアログが表示されるので、フォルダを選び、ファイル名を決めて保存します。
  4. 次回からはこの保存したファイルを実行するだけでそのサーバーへ接続できる様になります。
    ウチの場合はそのファイルを保存したフォルダをDockに登録しておき、デスクトップ画面からすぐに起動できる様にしてみました。

ごく一般的な画面共有の使い方なのかもしれませんが、今までの使い方と比べて圧倒的に便利になりました。参考になれば幸いです。

Mac, iPad: いつからAirPortの新規セットアップがOSレベルに統合されたのでしょう…

今まで全く気が付いていなかったのですが、Mac OS XとiOSがセットアップされていない(工場出荷時設定)のAirPort (AirMac) を検出すると、設定するかどうか選ぶメニューが表示される事に一昨日初めて知りました。

iOSの場合は、設定アプリ上でWiFi設定画面を表示していると、存在するWiFiネットワークに並んで初期設定状態のAirPortが別のカテゴリとして表示されています。そのAirPortをタップすると、デバイスから設定状況を読み込んで設定画面に遷移する様なのですが、残念ながらウチが所有しているiEEE802.11n未対応の古いAirPort Expressの場合はそれを済ませる事が出来ませんでした。おそらく最新のiEEE802.11n対応AirMac Express with Air Tunes (MB321J/A)の場合はiPadから設定が出来たのでしょうね…。

 

そしてMac OS Xも同様で、メニューバーのWiFiアンテナをクリックすると現れるワイヤレスネットワークリストに初期設定状態のAirPort Expressが表示され、それをクリックするとAirPortユーティリティが起動して設定画面へ遷移します。しかし、iOSの場合同様、ウチの古いAirMac Expressの場合は最新のAirMacユーティリティ 6.0 では設定出来ず、一つ古い Version 5.6 をダウンロードする様に促されました。結果、AirMacユーティリティ 5.6を使って設定しました。

しかし、最新のAirPortデバイスであれば、MacがなくてもiOSからセットアップ出来る状況が準備されている様で、MacユーザーでなくてもAppleのワイヤレスデバイスを導入する敷居が低くなっていると感じました。そして、将来的にはMac OS XとiOSが統合されるのかもしれません。その為に徐々に双方のOSレベルでの機能が向上しているのではないかと感じました。

Win: Adobe Flash Player 11.2

昨日 (2012年4月1日) はMac OS X、今日 (2012年4月2日) はWindowsでAdobe Flash Playerのバージョン11.2へのアップグレードを促され、いずれも適用しました。

Mac OS Xの場合は特にインストール後に質問はなかったのですが、Windowsの場合はスクリーンショットの様な質問が表示されました。

Adobe Flashのアップデートは不定期に突然適用を促されるメッセージが表示されて面倒だったので、今後は自動的に適用されるのであれば楽になりそうですね。

Mac: Safari – Version 5.1.5 Release

AppleよりSafariのバージョン5.1.5がリリースされています。

Mac OS X Lion上での変更内容は以下のとおり。

Safari 5.1.5 では、Safari を 32 ビットモードで実行している場合に Web サイトの操作性に影響を及ぼす可能性がある問題が修正されています。

また、Snow Leopard上では次の問題も修正されています。

Mac OS X Server v10.6.8 のソフトウェア・アップデートの安定性に影響を及ぼす可能性がある問題を修正

ダウンロード及びインストールはソフトウェア・アップデートから。適用に際してSafariを終了しておく必要がありますが、Mac OS Xの再起動は不要です。

アップル・サポート・サイトからの個別ダウンロードはこちらから。

Mac: AirPort Base Station and Time Capsule Firmware Update 7.6.1

AirMacユーティリティの新バージョンと同時にAirPort / AirMac Base StationとTime Capsuleのファームウェアバージョン7.6.1が、2012年1月30日にAppleよりリリースされています。

変更内容は以下のとおり。

This update is for all 802.11n AirPort Express, 802.11n AirPort Extreme and Time Capsule models.

It fixes an issue with wireless performance and provides support for remote access to an AirPort disk or a Time Capsule hard drive with an iCloud account.

中略

It is recommended that AirPort Utility 5.5.3 or later be installed before updating to Firmware version 7.6.1. iCloud setup requires AirPort Utility 6.0 and Mac OS X Lion v10.7.2 or later.

Wirelessのパフォーマンス改善、USBポートに接続されているハードディスクやTime Capsule内のディスクへのリモートからのアクセスにiCloudアカウントが使用出来る様になる改善がされています。

そして、このファームウェアへアップグレードする前に、AirPort Utility 5.5.3以降を用いている事が推奨され、iCloudアカウントに関連する設定にはLion V.10.7.2以降とAirPort Utility 6.0が必要との事です。

これで以前こちらの記事で紹介したMobileMeからiCloudへの移行で発生した課題の一つが解決した気がします。

アップデートはAirMacユーティリティ上でターゲットのBase StationもしくはTime Capsuleをクリックすると表示されるバルーンで「アップデート」のボタンをクリックします。アップデート中、一時的にネットワークが利用出来なくなるので注意が必要です。

参考リンクAirPort Base Station and Time Capsule Firmware Update 7.6.1 – Apple

Mac: 「ペーストしてスタイルを合わせる」について

Mac OS XでもWindowsでも、テキストを一つのアプリケーションから別のアプリケーションにコピー&ペーストする操作は一般的と思います。

ところがMac OS Xの色々なアプリ間でテキストのコピー&ペーストしていると、時々コピーした元のスタイル(書式)までペーストされてしまって不便な事があります。例えば、YourSingapore.comのページから適当なテキストをコピーしてペーストしてみるとこんな感じになります。

Singapore Visitors Centres

意図して元の書式を保ったままコピー&ペーストしたい場合もありますが、ペーストした先の書式に合わせたい場合は次の二つの方法があります。

  1. 編集メニューから「ペーストしてスタイルを合わせる」を選択
  2. shift + option を押したまま command + v でペーストする

ということで、 shift + option + command + v ペーストするとこんな感じ。

Singapore Visitors Centres

とまあ、普通ですが。効率よくマックで「ペーストしてスタイルを合わせる」操作をしたい方の参考になればと思い書いてみました。

参考リンク:MAC OS X 10.6.3 SNOW LEOPARD – Amazon.co.jp

Windows Phone: Microsoft Office Outlook Hotmail Connector について

Windows Phone 7.5 OSを搭載したHTC Radarを入手してしばらく経過するのですが、いまだにiCloudに保存されている連絡先を上手く同期出来ずにいます。

プライベートで持っているガジェット類はMac, iPhone, iPadなどApple製品が多く、手元にあるものは最新のOSで動作しているためiCloudで管理している連絡先とカレンダーがシームレスに同期出来ています。

しかし、HTC RadarはWindows Phone 7.5の為、メールは通常のIMAPサーバーとしてiCloudをセットアップ出来るものの、連絡先とカレンダーは上手くiCloudと同期出来ません。Windows LiveやGoogleアカウントとは連絡先、カレンダーが出来るのに残念な感じです。

更にMac OS XでWindows Phone 7.5デバイスをUSBで接続して同期する “Windows Phone 7 Connector” もミュージック、ムービー、写真の同期は出来るものの、連絡先とカレンダーは同期出来ず。(これについては今度別の投稿で紹介してみたいと思います)

そこで見つけたのが「Microsoft Office Outlook Hotmail Connector」。まだ試していないのですが、Windows向けのMicrosoft Outlook 2003, 2007, 2010とWindows Live Hotmailの電子メール、連絡先、カレンダーを同期出来るとの事。すなわち、1台Windowsマシンがあれば、そのマシンにiCloudコントロールパネルと「Microsoft Office Outlook Hotmail Connector」の両方をインストールして設定すればOutlook経由でiCloudとWindows Liveのアカウントの連絡先の同期は出来る気がしてきました。

果たして本当に来んな面倒な事をしなければならないのか…と気になりますが、とりあえずHTC Radarに全く連絡先が入っていないのは若干不便なので試してみようと思います。

もう一つの手段はiCloudを中心とした情報の同期を止め、iOS、Mac OS XそしてWindows Phoneの全てで同期可能なGoogleでの情報管理に移行する方法なのですが、Googleの連絡先はMac OS Xのアドレス帳と項目等が異なり、過去に失敗した事があるのでどうしても抵抗があります。

まずは「Microsoft Office Outlook Hotmail Connector」を試して、このブログで結果を紹介してみたいと思います。

参考リンク: