愛車を手放して2週間…

シンガポールで自動車を所有するドライバーは新車購入時に取得するCOE (Certificate of Entitlement) の有効期限である10年後、COEを延長するか、廃車するかの判断に迫られます。もちろん、10年の有効期限が切れる前に別の車に乗り換えれば話は別。

ウチは2011年に転職して来星してすぐに4年落ちのSUZUKIのSWIFT 1.3Mを中古車として購入。元のCOE価格が比較的低く当時としてもかなりリーズナブルな価格で購入する事ができました。日本での同じ条件の車と比較すれば雲泥の差ですが。COEは新車販売時から起算して10年間有効の為、ウチが購入した時点での残りは6年間。つまり今年2017年がCOE切れの年となりました。

この数年間、COEの価格はシンガポールドルで5万ドル前後(400万円前後)を推移しており自動車の本体価格、諸経費を含めると新車購入には最低でも600万円を下る事はありません。さすがに運転好きとはいえ東京23区の大きさの国で便利だけを求めて乗る為の車に600万円を超える金額を掛ける気にはなれず、買い替えは控え、愛車を手放して公共交通を利用する事にしました。

6年間大きなトラブルもなく様々な所をドライブしたスイフト。COE期限の1週間前に手放したわけですが愛着がありとても悲しい気持ちでした。たかが移動手段の道具と捉える事もできますが、安全に便利に移動を手助けしてくれた愛車にありがとうの気持ちです。

 

 

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください